コラム

思わずイラッ！ママたちがキレた夫の家事＆育児

更新日：2017.10.27

最近は家事・育児を手伝ってくれるダンナさんたちも増えましたが、まだまだ奥様に任せっぱなしというご家庭も多いのでは？　今回は主婦のみなさんに「ありえない！と思った夫の家事や育児の残念エピソード」を教えてもらいました。もちろん、全くやらないよりはチャレンジしてくれるだけありがたいのですが、そこにはあまりに残念な結果が！

ウンチは断固拒否！　残念なオムツ替え

・「子どもが産まれてオムツ交換の際、うんちは絶対やりませんでした。うんちの時だけは絶対に何があっても私の出番です」（41歳・無職）

・「日頃から色々と家事や育児を手伝ってくれていた夫だけれど、オムツ交換だけは絶対に拒否！　私が仕事から帰るまで、子どもがウンチをしていたのにオムツをそのままにしていた」（35歳・専業主婦）

・「うんちがついたおむつを替えることができずに私が帰宅するまで泣かせていたときはさすがにキレました」（48歳・自営業）

おむつ替えを手伝ってくれるお父さんたちは増えましたが、まだまだウンチは想定外のようです。「それだけはダメ！」って言ってるけれど、毎日やってる私は何？

「子どもを見ていて」＝ただ見ているだけのシンプル思考

・「子どもを少しの間見ていて欲しいと頼んだら、本当に目で見ているだけだったという残念エピソードがあります」（34歳・専業主婦）

・「『見てて！』と言ったら本当に見ているだけだった。『ミルクをあげて！』と言ったら、湯沸かしポット・哺乳瓶を割ること各１回。外出時に子どもとの遊び方が分からない（知らない）ので、よそのお父さんが世話をしている、インフルエンザになった私に子どもの世話を平気でさせるetc…数え切れません」（45歳・専業主婦）

・「『子どものこと見ててね』とお願いすると本当に見てるだけなところです。危ないときに守ってくれたりとか、オムツが汚れたら変えてくれるとか、お茶を飲ませてあげるとか何もなく、ただ見ているだけ。ぶつけて頭を打ったときに、『どうしてちゃんと見てなかったの？』と怒ったら、『見てたけどぶつかった』と防ぐ意識すらなし」（41歳・専業主婦）

「子どもを見ていて」とお願いして、ただ目で見ているだけだったと気づいたときの残念さは言いようがありませんよね。何が起きても動かず騒がずのその態度に、「なんの修業ですか？」と問いかけたくなります。

「ありがとう」と、とても言えない育児クオリティ

・「寒い冬に子どもをお風呂に入れてもらったら、自分が先に体や髪を洗って、その間、裸のまま子どもを待たせているので、ひどいと思った」（40歳・会社員）

・「一日育児を任せていたらご飯は3食パンとカップヌードル！ありえない」（55歳・専業主婦）

・「外出先で、子どもを置いたまま、車のロックをかけずにコンビニに行ったこと。車ごと誘拐されたらどうするの？とけんかになった」（38歳・専業主婦）

・「夜、幼稚園の用事があり育児をお願いした際、21時前に帰宅したのにお風呂も入っていない、ご飯も食べていないでひたすら遊んでいただけ。部屋はおもちゃが散乱して足の踏み場がなく、玄関を開けた時『ありがとう』と言えませんでした。『言ってもらえたらやっておいたのに』と言われましたが言葉が出ませんでした」（37歳・専業主婦）

たまに子守りを任せてみたら、「育児放棄案件？」と思うほどのダメっぷり。申し訳ないけれど「ありがとう」の言葉が出てこない、サプライズです。

洗い物に洗濯、掃除etc。いちから教えないとダメですか？

・「夫に掃除機がけをお願いしたら隅っこはかけないで部屋を丸く掃除されたこと」（33歳・専業主婦）

・「食事などで汚れた食器を洗ってくれたのですが、油ものを洗ったままのスポンジでガラスのコップを洗い、がっちり油膜が張ってしまっていた」（38歳・会社員）

・「夫婦２人で大掃除をした時。カーテンを洗濯したので夫にカーテンをつけるのを任せたら、すべて裏向きにつけていた。カーテンなんて毎日見ているのに、違和感はなかったのか……」（33歳・専業主婦）
・「料理が好きで、味もなかなかなのですが、片付けが出来ない夫。シンクには鍋やらフライパンやら調理器具がてんこ盛り。味見をするたびに一回一回新しいスプーンを使い、来客用を含め20本近くスプーンを洗ったことがあります」（31歳・専業主婦）

・「たまにお皿洗いをしてくれてもご飯粒はつきっぱなしだし、お皿の裏はべたべたのままだし、洗濯物を干してもらってもしわしわだし、やり直す方が大変でした」（23歳・専業主婦）

お願いしても、必ずもう一度自分でやり直さなくてはいけない、夫の家事。基本のキから教えないとダメ？と思うと、力が抜けますね。

お義母さん、立派な箱入り息子に育ちました……

・「里帰りする際に、『ご飯の炊き方がわからないから教えて』と言われた時は、どれだけおぼっちゃんなんだと呆れました」（30歳・専業主婦）

・「共働きのため、夫が冷凍食品やレトルトの買いだめを要求してきたが、夫は電子レンジの使い方を知らなかった」（37歳・公務員）

・「洗濯機の使い方がわからなかった。電源を入れてスタートを押すだけなのに、水も入れずにどうやって洗濯できるのかと言って大騒ぎでした」（37歳・公務員）

家事や育児の分担以前に、家電の使い方がわからないパパたちもいるようです。どれだけ大事に育てられたんでしょう？　最低限の身の回りのことはマスターしてからお婿に来て欲しい……。

以上、夫たちの残念な家事・育児オンパレードでした。「男は仕事」なんて育てられた時代はともかく、今の時代、育児や家事がまったくできない男性はなかなか厳しいですよね。あまりダメ出しをしてもカドが立ちますから、なだめすかしながら導いてあげるしかないのかも!

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

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Profile吉田直子

元・フリー編集者。出産後は２人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる！　登場人物で読む源氏物語』（KADOKAWA / 富士見書房）。

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