たとえふだんは仲良しの夫婦でも、相手のことが面倒に思える瞬間ってあるものなんですね。夫側から見た「妻の面倒なところ」ってどんなところなんでしょうか? ごもっとも!なご意見&意外な不満、いろいろ集まりました。
ちゃんと聞いてよ系
・「話をうわの空で聞いていて気に入らない返事をしたときに『今の話聞いてた? 何て言った 』と詰め寄る」(38歳・自営業)
・「どうでもいいような愚痴をずっと話してきて、きちんと聞かないと怒る」(40才・会社員)
・「妻の仕事の愚痴は聞いているだけで疲れます。客観的に判断すると、妻のほうが悪いような気がしますが口が裂けても言いません」(54歳・公務員)
・「家に帰ると1日に起きたことを長々と報告してくれるのですが、こちらは疲れて帰ってきて、どうでも良いことなので、正直言って勘弁してほしい」(52歳・会社員)
・「仕事の愚痴が多い、しかも解決策を提示してもまた同じ愚痴を延々とループさせる。共感してほしいだけなんだとは分かっているが、男には向いてない話題なので面倒」(34才・会社員)
このテのご意見たっくさん届きました。でも!妻側も決して「どうでもいい話」をしてるわけじゃないんですよね〜。あいづちを打ちながら真剣な表情で聞いてくれたら、それで気がすむことも多いんですけどね… 男性にとってはそんなに面倒なことなんでしょうか?
疑惑、ヤキモチ系
・「会社から急な要請の出張に出かける時に行先や用件を聞いてくることです。忙しいときに迷惑」(69歳・無職)
・「テレビを見ていて、実際に会うことのない芸能人や有名人のことを可愛いと言っただけでやきもちを焼いたり不機嫌になられると、いつも面倒だと思う」(31才・会社員)
・「嫉妬深いことです。電車に乗っているときなどに綺麗な女性を見ているとすぐに焼きもちをやく」(33才・会社員)
・「友だちと楽しく飲みに行くときに限って機嫌が悪く、何度も電話をしてくるところです。飲み屋くらいゆっくり行かせてほしいです」(37歳・会社員)
・「束縛が激しく、休憩に入る度に電話をかけないといけない。出勤時にも会社に着くまで電話しないといけない」(39歳・契約社員)
やましいことがない場合「誰と行くの?」「どこに行くの?」「いつ帰ってくるの?」この辺は業務連絡と思ってシンプルに回答していただければ… まあ夫婦も長くなれば、お互いの行動にはほとんど無関心、なんていう居心地良い状態に到達する場合が多いのでは。
突然キバをむく妻
・「機嫌が悪いときなど、こちらの言うことにいちいち文句を付けてきて、反論するとさらに文句を言って来てヒートアップ!」(52歳・専業主夫)
・「自分はフリーランスなので収入が一定してません。月末になると入金の具合によって機嫌が悪くなり気を使います」(58歳・自由業)
・「酔っぱらって帰って来ると次の日にネチネチ言ってくるし、献立が梅干しと米だけになります」(32歳・無職)
・「ちょっとしたことでカッとなり、いつまでも愚痴を言われたり攻撃してくることです。人格を否定するようなことまで言ってくるときには、逆にこの人の人格がどうなっているのか疑いたくなるような言動が続くので病気かと思います」(53歳・公務員)
日頃やさしい奥さんが、何かのきっかけでキレる、泣く、威嚇する! これは男性にしてみると、対処がかなり面倒臭い案件のよう。人格攻撃までは避けたいものですが、最終的な大噴火で致命傷を追うよりは、たまの小噴火でガス抜きするくらいでちょうど良いのかもしれません。
面倒な性格&行動
・「こっちが仕事で地方などへ行くときについて来たがる。でもすぐに疲れるので休憩を頻繁に取らなければならず、口には出せないが面倒だなと思うことがある」(52歳・自営業)
・「神経質な妻は、年一回健康診断の結果を見て少しでも心配ない程度の検査結果に過剰に反応し、医者に行ったり薬を買ったり。健診の後はいつも面倒」(66歳・契約社員)
・「こだわりが強いとこです。たとえば僕が洗濯物を干しても、干し方を変えられたり、食器を洗ったあとの並べ方も変えられたりします。物の置き方等もこだわりがあり、大変です」(47歳・会社役員)
・「一緒に洋服を買いに行った時が面倒です。カワイイとほめないといけないのが、面倒です」(39歳・自営業)
・「まわりに影響されて気持ちがコロコロ変わります。友達が妊娠すれば子供が欲しいと言ってきて。そのコが流産してしまった途端にどうでもよくなったみたいで。また違う友だちの旦那さんが車を買い替えたらウチも変えたいとねだってくる。またどうせすぐ気持ちが変わるのでいちいち付き合うのが面倒」(32歳・自由業)
・「プレゼントをしてもあまり嬉しそうでないが、しないと愚痴る。いるのかいらんのか、どっちやねん」(61歳・契約社員)
・「夜遅く帰宅しても殆どいつも起きて待っているので、酔っ払って帰る時は非常に恐縮する。お願いだから寝ていてほしい」(38才・会社員)
いやいや、確かに面倒くさいですね。でもたぶんこの面倒くささは、愛情の裏返し♡ 旦那様の健康を心配したり、試着をすればほめてもらいたかったり。そんなところがかわいくて結婚にまで至ったのでは… 初心に帰ってみれば、そんな面倒くささもスルーできるというもの!
気ままな独身時代を思えば、正直言って結婚生活自体相当面倒くさいもの。でもそんな面倒をひとつひとつクリア、もしくはやり過ごしていくことで、だんだんと、角のとれたステキな夫婦になれるっていうもんなんじゃないでしょうか? たぶん、この世に面倒くさくない女なんていません。あなたの奥さんだけじゃありませんからっ。というわけで、あきらめも肝心ですよ!
※暮らしニスタ編集部が既婚男性100名を対象に行なったアンケート調査より
月刊誌の編集者からフリーライターに。分野はインテリア、料理、家事全般、美容など。
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