コラム

家事も育児も妻任せ！「ゼロメン夫」はどのくらいいる？

更新日：2017.10.27

最近では家事をこなす男性も増え、育児に積極的な「イクメン」も珍しくないご時世ですが、その一方で、家事や育児に完全ノータッチな「ゼロメン」もまだまだいるようです。そこで、全国の既婚女性100人に夫がゼロメンかどうかについてアンケートを取ってみました。すると、ゼロメン夫の実態が明らかに…。

質問：あなたの旦那さんは、ゼロメン（家事や育児を全く手伝わない夫）ですか？
回答：YES／22人
　　　 NO／78人

まずは、ゼロメン夫に物申したい！という妻の声をお聞き下さい。

みごとにな～んにもやってくれません！

・「家事も何もせず、子どもの遊び相手もせず、正直腹が立ちます。いないものと考えれば少しは落ち着きますが…」(40代／専業主婦)

・「ゴミ出し以外は手伝わないほぼゼロメンですが、夫の実家に行くと、さも自分が家事をやっているような言い方をするのがムカつきます」(20代／アルバイト)

・「腹が立つほどに何もしてくれません。子どもの運動会もゴルフに行ってしまうし！」(50代／専業主婦)

・「共働きの夫婦ですが、家事は全て私です。私の体調が悪い時、どうしても動けず、洗い物をお願いしたところ、『後でやる』と言ったまま１日放置。結局私が洗ったら、『やろうと思ったのに』と。手伝ってもらうことはもう諦めています」(20代／派遣社員)

・「私がパートをしているときは、たまに掃除機がけやお皿洗いをしてくれましたが、専業主婦になった今ではゼロメンです。『それが主婦の仕事だから』だそうです」(30代／専業主婦)

・「子どもがオムツが気持ち悪くて泣いているのはわかっていても手が離せない時ってありますよね？　なのに、『おーいオムツ替えてって泣いてるよ〜』って言うだけ。子ども3人の育児にすべてそんな感じで、一切手伝ってもらってません」(40代／専業主婦)

・「休日出勤から帰ってきたときに、一日ゴロゴロしていた夫から、『今日の夕飯何？お腹すいたから早く作って』と言われ、蹴飛ばしたくなった」(30代／契約社員)

・「全く何もしません。しかも本人はそれが当たり前だと思っています。車の運転すらせず、出かけるときも、さっさと助手席に乗り込み、私が運転席に乗るのを待っています。心底腹が立ちます」(40代／自営業)

・「夫に子どもの面倒を見るように頼んで買い物に行き、帰宅すると、夫は大泣きしている子どもの横でスマホゲームをしていました。『何をしても泣き止まなかったから』という言い訳にイラッ」(50代／専業主婦)

22人の家庭では、夫は家事や育児にノータッチやそれに近い状態のようです。奥様たちの声からは、家庭内のことを妻に丸投げする夫への不満が積もっている様子がうかがえました。

次は、家事や育児をやってくれる夫のエピソードをご紹介します。それぞれ度合いは異なりますが、たまにでもやってもらえると嬉しいものですよね。

困ったときには助けてくれる！

・「私が乳腺炎で熱を出していた時に、子供をあやしてくれて、ご飯も作ってくれた」(20代／パート)

・「たまには気分転換にと、友達と飲みに行かせてくれて、子供をみていてくれる」(30代／専業主婦)

・「現在妊娠中なのですが、料理中のにおいは全く気にならなかったものの、食器洗いの際にとても気分が悪くなってしまいます。そんなとき夫が進んで食器洗いをしてくれたことがとても嬉しかったです」(20代／専業主婦)

・「私がしんどかったら、掃除機をかけてくれたり、洗濯物を取り込んでくれたり、買い物に行ったりしてくれます」(30代／専業主婦)

・「妊娠中、つわりで全然動けなかった時に、家事を全部してくれて、わたしのお世話まで面倒がらずやってくれたこと」(20代／専業主婦)

毎日じゃなくても困っているときに助けてくれると、ふだんの家事も頑張れちゃいますよね。気分転換の飲み会も快く送り出してくれるのは嬉しい！

言えばやってくれる！

・「日常生活で助けてほしい時に、言えばやってくれるので大体助かっている」(30代／専業主婦)

・「皿洗いは毎日で、あとは休日に洗濯物や掃除をしてくれたり。育児に関しては頼めばしてくれるので、夫は重要な戦力です」(20代／専業主婦)

・「うちは、やって欲しいと思ったら口に出してお願いする決まりになっています。逆に言うとお願いすれば断られないので育児はたびたび手伝ってもらっています」(20代／専業主婦)

積極的にはやってくれないけど、頼めばやってくれるという声も上がりました。頼んだら断らないという家庭のルールを作ればストレスも溜まらないし、助かりますよね。忙しい時には遠慮なく夫の手を借りちゃいましょう！

夫が自分からしてくれる！

・「ダンナは料理がうまく、よくごはんを作ってくれます。子供たちもパパの料理が好きです。後片付けでも、鍋など大物の調理器具を洗ってくれます。子供が小さいときは離乳食作りも。野菜をつぶしたりするのが結構大変だったのでとても助かりました」(30代／専業主婦)

・「ゴミ出しや洗濯ものの取り込みなど、力仕事は積極的に引き受けてくれるのでありがたいです」(20代／専業主婦)

・「夫はむしろ私より率先して家事をやっています。私の仕事が忙しいときは自分が早めに帰り、料理をしてくれたり、掃除をしてくれたり。夫のほうが主婦力高いです！」(40代／契約社員)

・「共働きのため、当たり前のようにゴミ捨てやお風呂掃除などやってくれる」(40代／専業主婦)

・「休みの日は子供達を色々な所へ連れて行ってくれます。映画やプールなど子供達も大喜びですし、私もその間に家事がはかどり、助かります」。(30代／専業主婦)

・「私の行動を見ているのか、いつの間にか私が次にやりそうな家事を黙ってやってくれるようになりました。ホント専業主婦なのに申し訳ないです。でも小さい子供が2人いるから許して～」(30代／専業主婦)

・「換気扇やベランダ、玄関など、高い場所や虫がいる場所、力のいる場所は自分がやるべきだから、と頼まずとも掃除をしてくれます。おかげで普段の掃除は簡単に済みますし、料理などもしやすくて快適。感謝しています」(20代／専業主婦)

何も言わなくても自分から率先して、家事・育児をやってくれる理想の夫をもつ妻も結構多いようです。夫も嫌々やっているわけではないので、お互い気持ちよく生活できて、うらやましいかぎりですね！

アンケートの結果、ゼロメンは約2割と少数派で、8割近くの家庭では夫が家事や育児をやってくれることがわかりました。
ゼロメンをカジメンやイクメンに教育し直したいところですが、期待できないようなら、適度に手抜きして、ストレスをためないようにしたいですね。
いずれにせよ家庭内での仕事分担はお互いに不満がたまらないようにしたいものです。

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

写真© Andrey Popov - Fotolia.com

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