タデ科イヌタデ属の一年草で、日本をはじめ、東アジアなどに分布し、日当たりの良い道端や畑の周辺、空き地などに自生しています。
草丈は20〜50cmほどになり、夏から秋にかけて、茎の先に小さな赤紫色の花を穂のようにつけます。
別名は「アカマンマ(赤まんま)」。赤い小さな花を赤飯に見立てた名前で、昔は子どもたちがおままごとのご飯に見立てて遊んだことでも知られています。
一見すると目立たない小さな雑草ですが、よく見ると赤紫色の花がかわいらしく、秋の道端を彩ってくれています。
昔は、よく似た植物と比べて、食用や薬用などの役に立たないものや、本来の植物とは違うものに「イヌ」という名前がつけられることがありました。
イヌタデもその一つです。葉に辛みがあり、薬味に使われるヤナギタデに対して、イヌタデは辛みがなく、食用としての利用価値が低いとされたことが、名前の由来といわれています。
「役に立たない」とレッテルを貼られた、ヘクソカズラと同じ、なんだか気の毒な名前!
でも、イヌタデは「赤まんま」という別名で親しまれ、昔の子どもたちのおままごとにも使われてきました。本当によく見ると、かわいい植物なんですよね〜!
「役に立たないタデ」という名前の由来と、「あなたのお役に立ちたい」という花言葉を並べると、ちょっと考えさせられますね。
目立たなくても、誰かの心を和ませたり、小さな楽しみを届けたりすることも、立派な役割なのかもしれませんね。
アカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草で、日本をはじめ、東アジアなどに分布する雑草(植物)です。
つるを長く伸ばし、ほかの草木やフェンスなどに絡みつきながら成長します。花期は主に7〜9月で、葉の付け根から伸びた茎に、長さ1cmほどの白い筒状の花を咲かせます。
私、この植物が大好きで、見かけたら観察しちゃうんですよね。花も葉も大きくは変わりませんが、環境によって少しずつ違っているので、見応えがあるんですよ。
つぼみのでき始めや、つぼみも、よく見てみると個性的で面白いですね!
実は、葉やつるをもんだり傷つけたりすると、独特の嫌なにおいがすることが名前の由来なのです。秋になると、つるには丸い実ができ、熟すと黄褐色になります。
画像は、実ができ始めた頃ですね。
どちらも身近な場所で見かける植物ですが、名前の由来を知ると、それぞれに面白い秘密が隠されていることが分かります。
画像には、ヘクソカズラの葉とイヌタデの葉が一緒に写っていますよ。同じ場所で仲良く共存していた2つの植物。道端の草花にも、知れば知るほど興味深い発見があるものです。
こちらの情報が、誰かの発見や楽しみにつながりますように…。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
イヌタデもヘクソカズラも身近な植物ですが、観察するときは、むやみに口に入れたりせず、触ったあとは手を洗いましょう。
身近な場所で見つけやすいので、子どもと一緒に植物の名前や花の形を観察するのにも良さそうですね。
ただし、草むらにはハチや毛虫などの虫が潜んでいることもあるので、虫刺されに気を付けて、安全に観察を楽しんでください。
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