収納に悩む主婦を救うべく、収納王子コジマジックが降臨! どんなお家も驚きの収納テクでスッキリ暮らしやすく変身させてくれる、超家庭的王子様です。とくに身近な100均アイテムを使った目からウロコのアイデアが大人気。
まずは、子どものこまごましたグッズの収納に悩む暮らしニスタ・北川知花さんのお家へGO!
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お悩み 子どものおもちゃがゴチャゴチャで遊びにくい!
北川さんのお悩みスポットは、7才の長女と3才の長男のプレイスペース。リビングからひとつづきになっているため、お客様にも惨状が丸見えです。
「一応、お姉ちゃんのものはピンクの箱、弟のものはブルーの箱とわけているのですが、遊んでいるうちに2人のおもちゃが混在しちゃうんです。しかも箱が深すぎて下に入り込んだものが発掘しづらいみたいで……。ブラックボックス化しています」と北川さん。
これがプレイスペースの現状。姉弟それぞれのおもちゃが山盛りになった収納ボックスの横にはおままごと用キッチン、手前にはミニテーブルやレゴのお城が。まさに、おもちゃがとり出しにくく、戻しにくい状態です。
この“箱に入れるだけ収納”に対してコジマジックさんは「子どもがお片づけしやすくするためには、あんまり細かくわけすぎないほうがいいんです。ただ、これは大ざっぱすぎますね(笑)。電車もミニカーもレールも全部いっしょでは、そりゃゴチャゴチャになりますよ!」と指摘。
北川さんの希望は、子どもたちが遊びやすく、かつ自分でお片づけができるような収納にすること。さて、コジマジックさんの解決法とは?
こう解決!つっぱり棒とカゴで収納スペース出現!
こちらがbefore
こちらがafter右側にある棚と壁の間につっぱり棒を2本取りつけ、フックつきのプラスチックカゴを引っかけて、こまごましたモノをしまいます。重いモノはこれまで使ってきた箱に収納。
右側は姉のゾーン、左側は弟のゾーンと、縦のラインで2人のグッズをしっかり分類することができました。これで、子どもたちも自分のおもちゃの収納場所を把握できるように♪
材料も作り方も超シンプル!
【材料】つっぱり棒…2本
フックつきプラスチックカゴ…4個
作り方は超簡単!ただし、つっぱり棒を張る時は、つっぱりたい幅よりも少し長めに伸ばし、斜めに軽く固定しましょう。太いほうをギュッと押し込んでから平行にすると、バネの力でピーンと安定し、ちょっとやそっとでは落ちません。平行につっぱってからつっぱり棒の長さを調整する方法では、壁紙が傷ついたり、ちょっとの重みでも落ちやすいので注意!
カゴにはママのイラストなどでラベリングを。ラベリングは、戻しやすい収納を作るための重要なポイント。子どものおもちゃは成長にともなってどんどんアイテムが入れ替わるので、入れ替え可能なラベルがおすすめ。かごに両面テープでカードケースを貼り、中身のラベルを交換できるようにしました。
一方、そのほかの山積みになっていたおままごと用キッチンやお城は部屋の反対側に移動。新たな収納スペースの前になにも置かないことで、格段におもちゃがとり出しやすく!
キッズアイテムの収納はわかりやすく!が基本です
「収納の基本は、モノを“出して”、用途やジャンルごとに“分けて”、決まった場所に“しまう”の3ステップなんです。ただ、小さな子どもの場合は、3ステップはまだ難しい。まずは、出したモノを戻す、これを習慣にしていくことが大切です」とコジマジックさん。
そのためには、わかりやすい収納を用意してあげることが必要。今回のお宅で提案してくださったのは、まさにそんな“ワンアクションで出して戻せる収納”でした。
悩みだったおもちゃ収納がすっきり使いやすく生まれ変わって、北川さんも大満足。
「子どもたちは、コジマジックさんが『このカゴには何を入れる?』と聞きながら収納場所を決めてくれたことがうれしかったみたい。長女は『これはよく遊ぶから、いちばん上のカゴに入れたい』なんて、早速収納のコツをつかんだようです。
遊びたいモノがすぐに取り出せて、遊び終わったらきちんと戻せる。こういうシステムを準備してあげれば、『片づけなさい!』とガミガミ怒らなくても、自然と片づけが身についていきそうです。見た目にもスッキリ片づいて、もう急にお客様が来ても慌てません♪」
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(プロフィール)
収納王子コジマジック(一般社団法人日本収納検定協会 代表理事 小島弘章)
1972年、岡山県玉野市生まれ。1994年に松竹芸能所属の漫才コンビ「オーケイ」のツッコミ担当として活動する一方、整理収納アドバイザーや住空間収納プランナーの講師資格を保有。収納に“笑い”を取り入れた収納セミナーが話題となり、年間依頼数は200本以上。著書・監修本は累計30万部を超える。著作「リバウンドしない収納の魔法」(青春出版社)が好評発売中。2014年12月には収納と育児・教育・育成を組み合わせた言葉“収育”を掲げた一般社団法人「日本収納検定協会」を設立。2015年10月から片づけを楽しむ検定「収納検定」がスタート。そのほか収納グッズ開発やモデルルームの収納コーディネートなど幅広く活躍。フジテレビ「ノンストップ!」(毎週木曜)にレギュラー出演中。
ホームページ http://shu-ken.or.jp/ ブログ http://ameblo.jp/kojimagazine/
取材・文/浦上藍子 撮影/土屋哲朗 衣装(コジマジックさん分)/大原数馬(CREATION)
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