こんにちは!家事コツ研究員のAです。シンクって小まめに掃除をしていても、気付いたら汚れていることが多いですよね。油のベタつきや白い水垢など、しつこい汚れがたまりやすい場所でもあります。
そんなシンクの掃除方法として人気なのが「シンクのつけ置き洗い」。でも、みなさんは普段、どうやって水をためていますか?今回は「シンクに水をためたいのに、栓(フタ)がない…」というときに役立つ小ワザをご紹介します。
ビニール袋でシンクに水を溜める方法。便利だけど…
よく知られているのは、ビニール袋に水をたっぷり入れてしっかり縛り、その袋を排水口に押し当ててフタ代わりにする方法。
こうすると排水口をふさげるので、シンクに水をためることができます。シンクに水がたまったら、そこに洗剤を溶かして“シンク全体を丸ごとつけ置き洗い”できる、というわけです。
ただこの方法、ビニール袋がやぶれてしまったり、サイズが合わず排水口にうまくフィットしないことも。そこで今回は、新たにSNSなどでも話題になっている、シンクの栓として代用できるものを3つご紹介します。
①飲み終えたペットボトルを“即席シンク栓”に
使うものは、飲み終わったペットボトル。まずは、写真のように上の三角部分をハサミなどでカットします。キャップはそのままつけておいてOK。
あとは、そのままキャップが下になるように排水口にセットすると…良い感じに排水口にフィット!シンクに水を溜められました。
本来ゴミになるはずだった空のペットボトルを代用できるのは嬉しいですね。
②ヨーグルト・ゼリーのフタをシンクの栓代わりに
次は、ヨーグルトやゼリーなどのプラスチック容器を使う方法。これも「ゴミになるはずだったものを再利用」できるアイデアです。
プラスチック容器は水に浮いてしまうので、水の溜め始めは手で押さえておく必要がありますが…
水が溜まってくると、その重さで容器が浮かなくなり栓として使えました。ペットボトルと比べると少し不安定ですが、加工いらず、捨てるはずのものをそのまま代用できるのが便利なところです。
③キッチンハイターのキャップがシンデレラフィット!?
最後にご紹介するのは、キッチンお掃除のお役立ちアイテムであるキッチンハイター。
なんとこのキッチンハイターのキャップが、シンクの栓として代用できるとSNSで話題になっているんです!
SNSで紹介されているのは、キャップを写真のように中に埋め込むようにセットする方法。
排水口のサイズによってはシンデレラフィットするそうなのですが、残念ながら我が家ではサイズが合いませんでした…。
ただ、逆向きにして排水口の穴に被せるようにキャップをセットしてみると、意外とこれがフィット!
このまま安定して水を溜めることができました。ハイターのキャップなら使い終わったあとも何度でも使えますね!
ご家庭によってシンクの排水口もサイズが色々なので、上記で紹介した方法でフィットするものを探してみてください。
このままつけ置き洗い。放置するだけでピカピカに!
シンクに水を溜められたら、いよいよシンク全体を丸ごとつけ置き洗いします。溜めた水に、表示どおりの量のキッチンハイターを入れるだけでOK。シンクや排水口まわりの汚れ、イヤなニオイまでスッキリさせることができますよ。
塩素系漂白剤が気になる場合は、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使うのもおすすめ。どちらも消臭・除菌に役立ちます。
※掃除をする際は必ず換気し、ほかの洗剤とは絶対に混ぜないでください。
さらに効率よくきれいにするなら、“ついで漬け”が便利。排水口カバー、ガスコンロの五徳など、汚れがたまりやすいパーツもいっしょにドボンと入れておきます。
キッチンハイターまたは、酸素系漂白剤を薄めた液に10分~20分ほどつけ置きし、洗い流すだけでお掃除完了です。
汚かった排水口まわりですが…
漬けておくだけで、溝や裏側など細かいところまでピカピカに。イヤなニオイもおさえられて、シンクまわり全体がサッパリします。
一緒に入れておいた排水口フィルターや五徳なども、こびりついた油汚れがゆるんで落としやすく。残った汚れも、最後にスポンジでサッとこすればOK。
漬けて放置しておくだけで、キッチン特有の頑固な汚れがスッキリ取れる「シンクのつけ置き」。シンクに水を溜める際の栓も、今回ご紹介したように色々なもので代用できるので、皆さんもぜひ試してみてくださいね。
写真・文/あるぱか
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