コラム

んっ…臭う？？“加齢臭”を発生させないためにできること

更新日：2017.10.28

なんだか最近、旦那が臭う気がする…。これってまさか加齢臭？　でも、ニオイってデリケートな問題だから夫婦でも指摘しにくいし、しかもニオイが気になって少し旦那のことが苦手になってきたかも…、なんて、こんな悩みを抱えていませんか？
でも大丈夫！　加齢臭で悩んでいるのはあなただけではありません！
加齢臭対策をして、夫婦円満を目指しましょう！　ということで、今回は加齢臭について詳しく解説したいと思います。

加齢臭を防ぐには知ることから！？　加齢臭の正体とは？

加齢臭って何ともいえない独特なニオイがしますよね…。そのニオイの表現方法は人それぞれですが、「古くなった油のニオイ」に似ていると思う人が多いようです。
加齢臭の正体は「ノネナール」という成分で、皮脂腺から分泌された脂肪酸が酸化したもの。このノネナールは、中高年になると発生しやすくなるため、加齢臭と呼ばれるようになりました。

ところで、加齢臭は男性だけのものだと思っていませんか？
けれど、加齢臭が気になりだすタイミングが男性の方が早いだけで、女性にも加齢臭は発生します。女性の場合は、ホルモンバランスが変化する更年期以降に気になりだすと言われています。
何より、自分のニオイというのは自分ではわかりにくいもの…。過剰にニオイを気にしすぎるのもNGですが、「あの人、最近臭い…」などと思われないように、加齢臭対策をしていきましょう！

洗い方にもコツがあった！　加齢臭が出にくい体の洗い方

ニオイが気になるからといって、お風呂でゴシゴシ洗いすぎていませんか？　でも、洗いすぎは肌を乾燥させてしまい、肌トラブルの原因になってしまいます。

加齢臭を出しにくくする洗い方のコツは、加齢臭の元になる皮脂の分泌が多い部分を泡で優しく洗うこと。皮脂の分泌が多い部分とは、「頭皮」「背中」「胸」す。
また、加齢臭ではありませんが、汗腺の多い耳の裏が汚れていると汗臭く感じるので、耳の裏も泡で優しく洗いましょう。
それでもまだ、きちんと洗っているのに加齢臭が気になる場合には、加齢臭対策のボディソープなどを使いましょう。泡立ててから洗うことを忘れずに！です。

健康のためにも、ニオイのためにも、お酒はほどほどに！

今日も一日がんばった自分にささやかなご褒美…と、晩酌を楽しみに頑張っている人は多いですよね。
「酒は百薬の長」、されど「万病の元。」アルコールを摂りすぎると加齢臭もきつくなります。

なぜ加齢臭がきつくなるのかというと、アルコールは活性酸素を増加させるからです。
活性酸素が増えると加齢臭の原因のノネナールが発生しやすくなり、また、アルコールは体内でアセトアルデヒドという成分に変化します。
「お酒臭い」と言われるのはアセトアルデヒドが原因なのですが、お酒臭さに加齢臭が混ざると体臭はさらにきつくなってしまいます…。
だからこそ、お酒は夫婦で楽しく飲み、適量を心がけましょう。

加齢臭を染みつかせない！　ニオイが気になる洗濯ものにひと手間プラス

加齢臭が強くなってくると、衣類などにもニオイが染みついてしまいます。とくに、枕カバーのニオイの染みつきは深刻で、普通に洗濯しただけではニオイはとれません。
洗ったばかりなのに、フワッと香るのは加齢臭には何だか泣きたくなってしまいますよね。

とはいうものの、加齢臭が気になるからといって新品を買っていてはお金がいくらあっても足りません。
ならば、洗濯にひと手間プラスして、衣類への加齢臭の染みつきを防ぎましょう！

まず、いつもの洗濯の前にお湯に酵素系漂白剤を溶かして、ニオイが気になるものを漬け置きします。
酵素系漂白剤は水よりもお湯で使ったほうがより効果的なので、40度前後のお湯がおすすめですよ。お湯の温度が高すぎると繊維を痛める可能性があるので気をつけてくださいね。
また、漬け置きする時間は2時間以内にし、漬け置き後はいつものように洗濯すればOKです。
衣類の汚れやニオイは、時間が経つほど落ちにくくなります。加齢臭が気になりだしたら、洗濯物をためずにこまめに洗いましょう！

デリケートなニオイ問題ですから、もし旦那から加齢臭がしても、「臭い！」ときつく指摘するのはできるだけ避けましょう。夫婦の信頼関係にひびが入る可能性がありますよ。いつまでも夫婦円満でいるためにも、できることから対策をして加齢臭を防ぎましょう！

＜プロフィール＞
おがわゆずき
webライター。大学を卒業後、金融機関に就職し金融の基礎を学ぶ。
結婚を機に退職し、現在は主婦として6歳と3歳の子育てに追われる毎日。金融や子育てテーマだけでなく幅広いジャンルの記事をWEB媒体に発信中。

写真© kei907 - Fotolia.com

Profileおがわゆずき

webライター
大学を卒業後、金融機関に就職し金融の基礎を学ぶ。結婚を機に退職し、現在は主婦として6歳と3歳の子育てに追われる毎日。
金融や子育てのテーマだけでなく、幅広いジャンルの記事をWEB媒体に発信中。

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