原産地は、南アメリカでオシロイバナ科オシロイバナ属。
花名を和名で漢字で書くと「白粉花」と書き、真っ黒いタネを割ると、中の胚乳が真っ白い粉状で、まるで白粉のように見えることから付いた名前だそうです。
午後4時ごろから芳香を放つ花を咲かせることから、「ユウゲショウ」(夕化粧)とも呼ばれているそうですよ。
英名は「ペルーの不思議」「午後4時」と呼ばれます。
開花時期は、6月又は7月~10月まで、花からは強めの甘い香りが漂います。
撮影したのは、5月の最終日です。気の早い「オシロイバナ」さんですね♪
花言葉がどれも奥ゆかしいというか、内向的な花言葉がずらりと並んでいますが。
それは「オシロイバナ」が、日射しがいっぱいの昼間には咲かず、夕暮れを待って花を咲かせることが由来なのだそうです。
花は一夜かぎりで枯れてしまいますが、次の日にはまた、新しい花を沢山咲かせます。
私の街では、こちらの濃いピンク色のお花を咲かせているのを見ることが多いのですが、中には、同じ株から異なる色の花を咲かせることもあるのだとか。
昔の女の子は、おしろいとして、黒い種を割って顔につけて遊んだこともあるということですが、それは実は危険で、悲報を呼ぶ事にもつながることなのです!
根や黒い種(白い粉も含めて)が口に入ると、嘔吐や下痢、腹痛などの中毒症状が出る危険性があるそうです。
お外遊びが楽しい夏の時期にひときわ目立つ鮮やかなお花の色は、お子様の好奇心がそそられます。
子供やペットが触れやすい背丈ですし、ごく普通に道端で出会う植物なので、気をつけてあげてくだいね。
怖い事をお知らせしてしまいましたが、口にしなければ、大丈夫です!
「オシロイバナ」さん達は、花数が少なくなる夏場にたくさん花を夕暮れに開花させてくれます。
楽しませてくれて、ありがとう~!ですね。
今日はひと足早く、子供の頃の記憶が蘇る、懐かしい香りを楽しめました。
素敵なひと時でした~♪
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
〇「トリゴネリン」という毒はオシロイバナ全体に含まれています。根っこやタネに多く含まれるそうです。怖いことをお知らせもしましたが、口にしなければ大丈夫です。
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