コラム

夫婦げんかを引きずらない！「仲直り」するための５つのテク

更新日：2017.10.28

「夫婦げんかは犬も食わない」とはいえ、けんかをしたなら早めに収束させたほうがいいにきまっています。そこで、夫婦の荒波を乗り越えてきた既婚女性100人に、「我が家の夫婦げんか仲直り法」を聞いてみました。その結果判明した、「夫婦げんかをひきずらない」4つの傾向とテクニックをここに公開します！

仲直りテク①「なしくずし」

もっとも多かった回答は「ひたすら時が経つのを待つ。そのうちいつのまにか元に戻っている」という“いつのまにか”パターン。きっかけについては「趣味が一緒なので、好きな映画とかドラマをつけたり、美味しいものを作っていっしょに食べたらすぐ仲直り」「どんなに怒っていてもおはよう&いってらっしゃいを必ず言えば夜にはけんかを忘れている」「とにかく笑ってあげる」など、なしくずすための妻のちょっとした歩みよりがポイントになっているよう。

仲直りテク②「メール」

気持ちを文字で伝える手法は、一昔前なら手紙、今はメールが役に立ちます。「冷静になって、その場で言い合わず、あとでメールで思いを伝えるとわかってくれることが多い」「意見の食い違いなどでけんかになったときなど、口にすると話がそれたり全て聞き入れてもらえないので、翌日メールなどの文章で思っていること、それに関してどう思うかということを長文で送りつけ、納得させる」とメールは夫婦仲をとりもつ重要なツールに。

仲直りテク③「根回し」

そもそも大きなけんかにならないよう、最初に根回しをするという高等テクもあり。「どんなに腹が立ってもワンクッションおき『話があるんだけど時間をとって』と夫に聞いてから開戦する。それもいきなりトップスピードにしてしまうとあとあと仲直りしにくいので、最初は夫に気を遣っている態度を見せながら、だんだんと主張したいことを織り込んでゆく」と、経営者なみの人心掌握術を披露する妻も。マネできる方はぜひ！

仲直りテク④「謝る」

“負けるが勝ち”と言いますが、自分に非はないと思っても謝ることでその場を収め、最終的に望みの結果を手中におさめる手法を使いこなす妻たちは高い仲直り成功率のよう。
「自分の意見をぶつけたら、あとは反撃されても自分が悪いと思ってなくても、とりあえず先に折れる。そうすると夫も聞く耳を持ち、結果的に夫婦げんかでなく意味のある話し合いに昇華する」「夫婦げんかをした翌日は、気にしていないふりをしてサラッと謝る。そうすると旦那も悪いと思うのか謝ってくるのでそこは恩着せがましく許し、交換条件として食事とか記念日プレゼントとか物をねだり、それをもって終了とする。夫はイヤと言えません」。そう、つまりは負けるが勝ちなんですね。

仲直りテク⑤「許す」

寛大な気持ちを持って夫を許す。実はこれ、「謝る」と共通するテク。
「夫が反省しているようなら、向こうが謝りやすいように『これをしたら許してもらえる』と思わせるものを用意します。たとえば私は食べることが大好きなので、美味しいものを買って帰ったり作ってくれたら諦めて許す、というふうに。決まりがつきやすいですよ」。
つまりは、どちらが悪いとか謝るかなどはもはや問題ではなく、夫婦なりのけんか→仲直りのパターンを用意しておき、いざ事が起きたらそれにそって解決する、これぞ本当の仲良し夫婦なのかもしれません。

文／和田玲子
写真© drubig-photo - Fotolia.com
※20～40代の既婚女性100人に暮らしニスタ編集部が実施したアンケートより。

Profile和田玲子

女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。

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