コラム

教育関係者が暴露…私が見た“教育現場の闇”

更新日：2017.10.28

子どもたちが通う学校や塾の中で何が起こっているのかを親が知ることは、なかなかに難しいものですよね。けれど、カワイイ我が子を巻き込むような事件が起こってからでは遅いんです！！
ということで、教育関係の仕事を経験したことがある100人に「職場で遭遇＆目撃した、教育現場にあるまじき怖い現実」を聞いてみましたところ、驚愕の回答が続々と……！　
「こんなところに子どもを通わせたくない！」と背筋が寒くなる回答の数々をどうぞ。

先生同士のいじめ

・「両親は有名教師なのにご本人はあまり教育熱心ではなく、生徒からの評判もよくない2世教師がいました。ご両親のことがあって誰も強く言えないでいたのですが、徐々に無視をしたり仕事を回さなかったりするベテラン先生がいて、2世教師はその圧力に耐えられずやめていかれました。こういった先生のいじめは結構あります」

・「生徒たちには『いじめはしてはいけません。仲良くしなさいね』と言っていた先生が、同僚の先生に陰湿ないじめをしていました」

・「“その先生の言うことを同僚は一切聞かない”というイジメがありました。子どもたちのいじめとまるで同じやり口に、思わずゾゾッ！」

・「教職は女性が多い職場なので、陰口を言われていたり、気が合わない人同士で担任を持つと本当に大変です」

「陰湿ないじめで職員室の人間関係がギスギスしている」「児童の前で堂々と教師同士のいじめが行われていて恐ろしい」など、先生同士のいじめ報告は多数ありました。先生がこの調子じゃあ、子ども同士のいじめがなくならないのもうなずけます……。

生徒への暴力

・「小学1年生を担当していた女性教師。そのクラスの子で水泳の授業を何回も休む生徒がいたのですが、体調不良ではなく泳ぐのが嫌いだったのが理由と判明。すると『担当である私に嘘をつくなんて許せない』と言い出し、昼休みにその子だけプールに連れ出して、頭をつかんで水面に顔を突っ込み、髪を引っ張って水面から出すということを数十回繰り返していた。ゾッとしたけど、面倒なことに関わりたくないので口出しも口外もしなかった」

・「保育園で、1歳児がおやつの時間に立ち歩いている姿を見て、怒って何度も子どもの頭を叩いている保育士の姿を見て思わず引いてしまった。小さい子どもの頭を叩くなんて本当に恐ろしいです」

・「家庭教師派遣会社に勤めていたときの同僚の話なのですが。知的障害が若干ある生徒を担当したものの、何度教えてもできるようにならないし、会社からのプレッシャーはあるしでとうとうキレてしまい、その生徒に手を上げて母親にも暴言を吐いていた。もちろん解雇されていましたが」

・「生徒をボコボコに殴ったあとに、それを見ていた生徒に口止めをしている教師がいました」

・「先生も人間だから、好きな子どもと嫌いな子どもがいるのだとは思いますが、好きな子と嫌いな子がしゃべりながら教室に入ってきたときに、嫌いな子にだけ『挨拶もまともにできないのか！』と怒鳴っていた。かわいそう」

暴力から暴言まで、何とも残酷な、百害あって一利なしな教師たち。表ざたにならないまま消えない心の傷をかかえて生きていく子どもを思うと、なんともやりきれません。

いいかげん教師

・「学級崩壊が起きているクラスには補助教員として臨時職員が雇われるのですが、臨時職員が『もっとこうした方がいい』と提言しても無視され、あくまでも、学級崩壊を起こしている担任に従わなければならない。結果、臨時職員はすぐ辞める」

・「教育は基礎から学ぶことが大切ですが、基礎の要を教えずに進めていく教員は普通にいます。しかも、新人ではなく中堅からベテラン教師の手抜きが多い」

・「教育関係のテキストを校正するバイトをしていました。指示を出す正社員が単語を間違って覚えていて、テキストに間違った単語を書き込んでいて驚きました」

・「かなり言動が暴力的な男の子がいて、先生達も困り果てていたのですが、学年が上がるときのクラス替え会議で『この子の担任にだけはなりたくない！』とその子の押し付け合いになってしまいました。『自分が何とかしたい』という気持ちがない先生ばかりで、教育に携わる者らしくない出来事でした」

・「同僚の先生は、生徒の家庭のプライバシーを簡単に平気で部外者に漏らしていました」

・「昔、臨時職員として小学校に勤めていたのですが、そこの校長がオッチョコチョイの児童に対して『障害者』と陰で言っていたのを聞いたときは耳を疑いました」

授業は適当、職員室ではいじめ、生徒には暴力をふるう……、何ともひどい教育現場の報告が続々。一部の特殊な教師による、ごくごくまれな事例……ですよね？！　そう願います。

文／和田玲子
※教育関係者100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© maroke - Fotolia.com

Profile和田玲子

女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。

編集部ピックアップ

「なにこれ、指が痛いんだけど…」40歳を目前にして訪れた不調。原因はまさかの…！？〈マンガ・4人目が欲しい〉

【大人の動物占い®】それぞれの動物の「基本性格＆カラーごとの特徴」をチェック

お母さんごめんなさい、私の口座残高これしかありません…【お金ビギナーの貯蓄マンガ】

【数量限定】「美味しい」を作る人のこだわりエプロン発売。｜暮らし二スタ10周年【コラボ企画】

とうとう汚部屋の限界突破…！3LDK家族暮らしの悲劇【片づけマンガ#1】