コラム

夫が●●する家庭ほど円満!?今すぐ実行したい夫操縦法

更新日：2017.10.28

主婦の頭を悩ます毎日の夕食作り。「料理なんて、チャチャッと作るだけじゃん！」と思っている男性もいるかもしれませんが、家族のことを思って献立を考え、買い物に行き、片付けを毎日毎日繰り返すのは容易なことではありません。
ましてや、共働きの家庭ならばなおさらのこと。
そこで今回は、共働きを悩ませる“家事分担”から、円満家庭の実情を探ってみたいと思います。

家庭円満のポイントは夫の料理！

夕食材料宅配サービスのヨシケイが20～49歳の共働き男女1200人を対象に「夫の夕食作り参加に関する意識・実態調査」を実施したところ、「夫が料理をする家庭は、夫が料理をしない家庭より円満である」ということが明らかになったそう。

「夫婦円満度が高いと感じる」という質問に対して「とても思う」「まあまあ思う」とポジティブな回答をした夫たちの割合をみると、“平日に料理をするパパ”が57％、“休日だけ料理をするパパ”が51％、“全く料理をしないパパ”が45％という結果でした。
料理をする・しないに関わらず、それぞれに約半数くらいの夫が夫婦の円満度が高いと感じているようです。

一方、同じ質問に対する妻の回答は、“夫が平日に料理をしてくれる家庭”で59％、“休日に料理をしてくれる家庭”で57.5％、“全く料理をしてくれない家庭”で36％という結果に…。
この結果を見ると、夫が料理をしない家庭より、夫が料理をする家庭のほうが、夫婦円満度が高いということが分かりますね。

夫が料理をするモチベーションとは？

料理をする夫に対して「あなたが夕食を作るモチベーションは何ですか」という質問をしたところ、一番多かった回答は「妻の負担を減らしたいから」というものでした。また、2番目に多かったのは「妻や家族が喜ぶから。食べてもらうのが嬉しいから」という回答となり、料理をする夫が“妻や家族のため”に料理をしていることが分かります。

このように夫が料理をする家庭では、夫が妻を思いやり、また、妻も夫の協力に感謝しているという図式が成り立っているといえますね。さらに、夫が料理をする家庭では、子どもも家の仕事をよく手伝うという結果も出ています。

夫に料理などの家事を手伝わせるには？

夫が家事を手伝わない家庭の場合、男性が亭主関白の傾向にあると考えられます。そのため、「あれやって！」「これもやって！」と指示を出すような方法では、夫婦関係が悪化するばかり…。
そこで、夫のプライドを傷つけずに家事を手伝わせるための秘訣をご紹介します！

▼家事分担に関して相談しない
「ねえ、家事のことで相談したいんだけど…」などと改まって言うと、夫という生き物は警戒するもの。なので、夫の機嫌がいいときを見計らって「●●してくれると助かるな」と、あえて家事分担の話はせず、お願いベースで言うことが大切です。

▼批判しない
不慣れな夫が家事をすれば、妻にはあらばかり見えてしまうかもしれませんが、そこはグッと堪えましょう。夕食作りをしてくれたなら、決して「マズイ！」などとは言わないこと。おいしくなくても、作ってくれたことに感謝しましょう。女優気分で大袈裟に振る舞ってみるのもいいかもしれませんよ！

▼口を挟まない
夫が家事をしているときに「あっ！それ違う！」「それとそれ混ぜたら…」など、口を挟まないこと。プライドの高い夫なら怒りだしてしまうかもしれません。なので、見ているとどうしても気になってしまうという方は見ないことです！　せっかく夫が与えてくれた時間なのですから、ゆっくり過ごすことが正解です！

▼必要ならリストアップする
夫の中には「手伝いたくても何をしたらいいのか分からない」という人も多々いるようです。そこで、具体的に手伝ってほしいことをリストアップすれば、夫にとっても分かりやすく、また、できることとできないことの区別もできるため効率的。「それがムリならこれはどう？」と夫の意見を聞いて、顔を立てることも忘れずに！

男性は女性が思っているほど料理が苦手なわけではありませんし、仕事と全く違うことをするとストレス発散になるという意見も聞きます。家事が苦手な夫なら、最初は一緒にやってみるのもいいかもしれませんね。夫が何かを手伝ってくれたら、子どもと一緒に「パパすごいね～！上手だね～！」と褒めることを忘れずに！　「なんで、当たり前のことなのに褒めなきゃいけないの？」となんて言わずに、家庭円満のためには少しの演技も必要かもしれませんよ。

＜プロフィール＞
ナツキレイ
フリーライター/日本語家庭教師
タイ在住を経てオーストラリアへ。現在はオーストラリアの田舎で日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。

写真© kazoka303030 - Fotolia.com

Profileナツキレイ

フリーライター/日本語家庭教師。タイ在住を経て、オーストラリアで日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。

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