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更年期の始まりのサインとは?
更年期の始まりには、以下のような症状があらわれます。
・体温調節がうまくいかず、ほてる
・寝不足ではないのに眠い
・不眠
・動悸
・息切れ
・血圧の上昇
・頭痛
・めまい
・発汗
・イライラ
・やる気が出ない
「調子が悪いと思ったら更年期症状だった」ということも多いので、日々の体調に目を向けてみましょう。
更年期で心の不調も起こるのはなぜ?
更年期になると女性ホルモンの分泌量が減少します。
その変化を察知した脳が卵巣へたくさんの刺激を送ることで、自律神経のバランスが崩れ、「イライラ」「不眠」「のぼせ」などの更年期症状につながるのです。
更年期の症状を自覚したときの適切なケアは?
「この症状、更年期かも?」と感じた場合のケアを4つ紹介します。
1.ストレスの管理
更年期の症状を自覚したときは、ストレス解消による気分転換をしましょう。
とくに、40代以降は子どもの就職や進学・自身の仕事・親の介護・夫との関係などストレスがかかりやすい時期です。
趣味を見つけたり、ウォーキングなどの軽い運動をしたりしてストレスを解消していきましょう。
2.食生活の改善
大豆に多く含まれている「イソフラボン」は、女性ホルモンと類似した構造となっています。不足したエストロゲンの代わりに働いてくれるため、イソフラボンを摂ると、ほてり・のぼせなどの症状がみられにくいという報告もあります。
納豆・豆腐・豆乳などを日々の食生活にプラスしてみましょう。
3.家族に協力してもらう
更年期にはイライラしたり、やる気が出なかったりすることもあるため、家族に協力してもらうのもおすすめです。
話を聞いてもらったり、からだがつらいときは家事を分担してもらったりして、日々の生活をサポートしてもらいましょう。
自分から家族に対して「更年期症状がつらいから助けて」と声をかけておくことも大切です。
4.病院の受診
つらい症状がある方は、不調の原因を明らかにするためにも婦人科もしくは更年期外来を受診しましょう。
生理周期が乱れたり、生理の量が乱れたりしたときも婦人科で血液検査を受ければ、単なる生理不順なのか更年期によるものなのかがわかります。
更年期の場合、減少したエストロゲンを補うホルモン補充療法(HRT)が行われることもあります。
HRTは更年期障害の根本的な治療を目的としており、保険適用のため自己負担額も少なく行える治療法です。
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