ポリ袋と氷で浮いている油を取り除く方法
まず最初に試すのは、ポリ袋と氷を使って油を取り除く方法です。
豚や牛などの動物性の脂肪は常温で固まりますよね。液体化している油を、氷で冷やし固めて取り除くという作戦です!
油を取り除く前の状態です。写真では違いをわかりやすくするために、あえて多めに油を使用。
ちなみにこの方法では、鍋が熱い状態だと効果が得られにくいので、すこし冷ましておく必要があります。
用意するのは、氷を入れたポリ袋。これを表面に浮いている油に付けて冷やします。
油に付けて10秒ほどキープ、固まってるのを確認できたら、ほかの油が浮いているところへ。これを何回か繰り返すと
このような感じで油を取り除けます。なんだか写真で見るとゴッソリ感が凄いです。
ポリ袋の代わりにラップやお玉でも試しましたが、ラップだと単純にやりづらく、お玉だといまいち熱が伝わりづらいようでした。やはりポリ袋が一番適していますね。裏返せばすぐに処分できるのもポイント!
油を取り除いた状態です。見比べてみると一目瞭然!
思ったよりキレイに油を取り除けました。
ただこの方法で油を取り除く場合は、鍋の温度をある程度冷やしておかなければいけないのが、すこし手間なところ。アツアツの鍋で行なうときは、大量の氷と大きなボウルなどが必要になるかと思います。ただ大量の氷で行なうと、結局鍋の温度も下がるので…。
食べる直前に行なう方法ではなさそうですね。
ラップ1枚で浮いている油を取り除く方法
続いて試すのは、ラップ1枚で浮いている油を取り除く方法。この方法では、完全に冷まして油を固めておく必要があります。そのため、鍋を作っている最中に試すアイデアというよりも、一旦保存した鍋を温める前などに試したいアイデアです。
完全に油が冷えて固まっている状態で行います。使うのはラップ1枚だけです!
ラップを写真のように取り除きたい油全体に密着させます。写真では具材がありませんが、具材がある場合もそのまま密着させてしまってOKです。
隙間なく密着させたら、あとは冷えて固まった油を掴みながらゆっくりとラップを剥がしていくだけ。
うまく剥がせるとこんな感じに!今回のテストでは、油の膜が薄かったので割れちゃいましたが、もうすこし分厚いとほんとに丸ごと剥がせちゃいます。
取り切れずに残った油は、そのままラップでピタッとくっつければ、すんなりと取り除けますよ。
油を取り除いた状態がこちら。
もともと油が表面で固まっている状態だったので、とてもスムーズにキレイに取り除けました。
鍋を再度温める前や洗い物をする前などに試したいアイデア。鍋料理だけでなく、角煮などを作るときにもぴったりです!
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