コラム

あなたも要注意！「海外旅行のトラブル体験」あれこれ

更新日：2017.10.28

世界でも有数の治安のよさを誇る日本。
それだけに、海外旅行に出かけた際に受けるカルチャーショックは大きなものですよね。
スリや詐欺、事故など、思わぬトラブルに遭遇した人も多いのではないでしょうか？
一歩間違えば命に関わる危険なことから、笑いとばせるトホホな思い出まで、海外旅行でのあれこれを20代～40代男女が大告白です！

日本が平和すぎる？・・・「スリ、ぼったくり」

・「ベトナムの現地交通機関でボッタくられました。トゥクトゥクという乗り物で空港からホテルに移動したところ、タクシーを使った同僚の倍近い金額を請求されていたと後で知った」（29歳／男性）

・「韓国旅行中にスリにあった。盗られたのは、一見するとお金が入っているとは思えない小さなポーチ。ある雑誌で『“レスポ”のポーチが財布代わりに便利』と書かれていたのを見て実行したのですが、その認識が韓国まで届いていたのかも…」（28歳／女性）

・「チェコで観光中、子どもを数人近づかせてきて注意を引き、その隙にバックを開けられるというスリに遭遇…。悲しくなった」（33歳／女性）

・「スペイン広場でイタリア人男性が『ナカータ、ナカータ』と言いながら片言の日本語で話しかけてきた。去り際に『友情の証』と色付き紐を三つ編みしながら手首に巻かれたが、これが失敗。数分後に仲間を連れて登場し、『さっきのミサンガ代を払え』と1万円を要求してきた。結局3000円にまけさせたけど、ただの紐3本に数千円って…。いい勉強になりました」（32歳／女）

国を問わず、いちばん多い被害がスリやぼったくり。いずれも抵抗しすぎると逆に怖い目にあうことも。
ブランドもののバッグを持つのは控えたり、多額の現金は持ち歩かないようにするなど、細心の注意をはらいましょう。

リゾート地でつい開放的に・・・「南国でのハプニング」

・「バリ島へ女子2人旅に行き、夜中にオカマクラブに出かけました。楽しすぎて気づけば夜中の2時。ホテルまでの徒歩5分の道のりの間に、次々と危ない感じの人に追いかけられて怖かった」（28歳／女性）

・「セブ島旅行に行った際、美しく広い海を目の前に気分が上がり、一目散に海へドボン。ラッシュガードも着ず、ビキニで入った私を待ち受けていたのはクラゲの大群…。体中をくらげに刺され、船に上がったときには全身ミミズ腫れ…。それ以来、たとえ国内でも海に入るときの警戒心は尋常ではありません」（25歳／女性）

・「サイパンに行ったときにパラセーリングのツアーに申し込んだのですが、桟橋に着いて代金を払おうとポケットからお金を出したら突風が吹いてお金が海に舞い散っていった…。即座に海に飛び込み、お金を拾ってくれた現地スタッフの若者に本気で惚れそうになった」（40歳／女性）

温かい気候に癒され、心も身体も気が緩みがちな南国旅行。なかには、本人は解放したつもりはなかったのに、なぜか勘違いされて「普通のマッサージ屋に行ったのに、性サービスを施されそうになってびっくりした（33歳／男性）」なんてケースも…。

英語ぺらぺらならこんなことには・・・「言葉の壁」

・「韓国から帰国する日、ホテルから空港までのタクシーを手配し、搭乗ゲートまで伝えてあったにも関わらず、別のターミナルで降ろされ顔面蒼白に」（27歳／女性）

・「コーヒーが大好きな私ですが、海外では紅茶かジュースばかり飲んでいる。なぜなら『coffee』の発音が難しすぎて通じないことが多いから（泣）」（37歳／女性）

海外でのトラブルは、言葉さえ通じれば解決することも多くあるもの。旅行に行くたびに「ちゃんと英語を勉強しよう！」と決意するものの、一週間もするとテキストを放り出しているのは私だけではないはず…。

受けるショックは意外と大きめ・・・「文化の違い」

・「グアムで実弾射撃をやったときのこと。ホテルから射撃場までに向かう車の運転が荒すぎて死ぬかと思った。マジで150キロぐらい出てた。もちろん一般道」（37歳／男性）

・「中国に行くたびに起きるのですが、僕がマフィア役の映画俳優に似ているらしく、関税で必ず私だけカバンを開けられ厳重に調べられる」（40歳／男性）

・「中国出張中、現地のキレイな女性スタッフに食事に誘われました。ウキウキで向かった高級料理店で、肉の骨をペッペッとテーブルに吐く姿に驚愕。中国では普通のことらしいですが、千年の恋も一気に冷めます（泣）」（29歳／男性）

他にも、「事件が多いからか、基本的に街中にトイレがないニューヨークで、やっと見つけたスタバのトイレは長蛇の列。並ぶこと1時間弱、自分の番がまわってきたときには、旅行一の喜びを味わった（40歳／女性）」など、日本では当たり前のものでも、海外ではないことが多くあります。

いかがでしたか？　悔しい思いや、怖い思いをしても、それを“思い出話”と捉えられるうちはまだ大丈夫。日本では味わえない貴重な体験ができるのも海外旅行ならではですからね。

＜プロフィール＞
安野チズル
1児のママ兼コピーライター／エディター
美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーとしてデビュー。大手出版社に転職後は、雑誌編集者として大物作家や俳優を相手に年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのちは「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスでの仕事に注力。嫁姑同居や幼稚園・保育園問題、育児と仕事の両立など“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムでコンテンツへとアウトプットしている。

写真© Sejism - Fotolia.com

Profile安野チズル

1児のママ兼コピーライター／エディター。美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーを経て、大手出版社で年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのち「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスで、“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムにアウトプットしている。

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