こんにちは!家事コツ研究員のコンドウです。
ツナ缶やトマトホール缶など、日々の料理に重宝する「缶詰」。長期保存がきくのでストックに欠かせないですよね。一回で使い切れるときはいいのですが、缶詰の中身が余ったらどうしてますか?
「どうせすぐ食べるし…」とか「洗いモノ増えるのイヤだな」と、缶にラップをして冷蔵庫に入れてるという人もいますよね(はい…私です)。
今回は、缶詰の基礎知識と、一度開けた缶詰の保存について改めて調べてみました。
缶詰の特長
改めて「缶詰」についておさらい!
缶詰は、食品を缶に詰めて密閉し、高温で加熱・殺菌したもの。常温で長期保存がきくのが最大の特長です。
缶詰の「缶」には種類がある
そして、缶詰は入れる食材によって缶の材質やつくりが違います。
アルミ缶
ツナのオイル漬けやサンマの蒲焼き、サバ水煮など調理品の缶詰で多く使われます。中身の食品と容器の金属が接触しないよう缶の内側にポリエステルフィルムがラミネートされています。
スチール(ブリキ)缶
果物のシロップ漬けやトマトの水煮などに使われるのはスチール製で、スズメッキされたブリキ缶が主流です。
アルミ缶とは違い、缶の内側のコーティングされていませんが、これは、スズが果物などに含まれている酸素を吸収して中身の食品が変化することを防ぐため。世界中で一般的に使用されています。
ブリキ缶はすぐに保存容器に移し替えを
内面を塗装してないブリキ缶は、開けてから缶のまま置いておくと空気に触れてスズが溶けやすくなるそうです。
缶から溶け出した微量のスズは身体から排泄されるので、食べても安全性に問題はありませんが、缶詰開封後は必ず容器に移し替えれて冷蔵庫に入れ、なるべく早めに食べ切りましょう。
調理品の缶詰なら、缶のまま2~3日の冷蔵保存が可能
ツナやサバ水煮など調理品の缶詰は、缶の内面にコーティングされているので基本的には2~3日ならそのまま冷蔵庫で保存しても問題ないようです。
ただし、長期間そのまま冷蔵庫に入れておくと普通の食品同様、傷んでしまいますので、なるべく早く使い切るのが安全です。
ズボラはやめて保存容器に移し替えを!
缶詰は“空気に触れない” のが衛生上のポイントなので、開封したらその限りではありません。たとえアルミ缶でも、つねに保存容器に移し替えることを習慣にしたいですね♪
オマケ:ツナよりあっさり♡サバマヨサンド
撮影に使ったサバ水煮缶で、ツナマヨならぬ「サバマヨサンド」を作ってみました。ツナよりもあっさりして食べやすいですよ。
▼レシピ
サバの水煮は汁気をキッチンペーパーで取り、みじん切りの玉ねぎ、マヨネーズとよく和えて、きゅうりやトマトと一緒にパンにはさみます。オーブントースターでパンの表面に焦げ目がつくまで焼き、食べやすい大きさにカットします。
香ばしく焼いたパンと、サバマヨやフレッシュトマトがよく合います。よかったらお試しを♡
文・写真/暮らしニスタ編集部 近藤
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