こんにちは!
暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
毎日ごはんを炊くご家庭が多いと思いますが、ごはんを炊くときに必ず出る「米のとぎ汁」をみなさんはそのまま捨てたりしていませんか?
それはあまりにももったいない!!
実はこのとぎ汁はキッチン周りで大活躍してくれるんですよ。
この方法を知ったら明日からでもすぐに活用したくなるはず。
今回は「米のとぎ汁」活用法3つをご紹介します。
とぎ汁はペットボトルで保管
とぎ汁活用法を紹介する前に、今回はできるだけ白いものが残っているものを使いたかったので、最初と2回目に出てきたとぎ汁を使用しました。
ちなみに、こうやってペットボトルに入れて保管しておくと活用するときに便利ですよ♪
①お皿に残った油汚れがすっきり♪
サラダにたっぷりのドレッシングをかけて食べ終わったあとのお皿って、ドレッシングの油でベトベトして洗うのが大変だったりしませんか?
そんなときにとぎ汁が使えるんです。
まず油でベトベトになったお皿を2枚準備します。
軽く汚れをふき取ったあと、
1枚をとぎ汁に、もう1枚を水に10分ほど浸けておきました。
左側がとぎ汁、右側が水に浸けています。
その後、水で洗い流した結果はご覧の通り。
一見見た限りでは、どちらもすっきり汚れが取れているように見えますよね。
でも1枚ずつよく見てみると、水に浸けたお皿にはまだ油が残っていて、指で触ってみるとベタベタしているのに対し、
とぎ汁に浸けたお皿はもうこのまま片づけられるくらい、ベトベト感がなくすっきりきれいになっていました!
ごしごし洗うことなく、本当に浸けただけでここまでキレイにできるのはビックリ☆
米のとぎ汁には油分やでんぷんのほか、界面活性剤と同様の働きがあるたんぱく質が含まれているからなのだとか。
カレーやハンバーグのソースなど、もっと濃厚で油ギッシュなものだと、もう少し油分は残るものの、洗い物がラクになることは確かです。
②水あかで汚れた蛇口もピカピカ♪
とぎ汁はお皿だけでなく、キッチン掃除にも使えるんです。
例えばこんな蛇口周りの水アカにも。
ただ、こういった水アカ掃除に使うときには少し下準備が必要です。
まず、少し深さのある容器にとぎ汁を入れます。
この状態で1時間ほど放置しておくと…
白濁した液とは別に何か白い沈殿物が溜まっていますね。
今回はこの沈殿物を使います。
上澄み液を捨てて残った沈殿物はこんな感じです。
少し手に取ってみると、ぬるっとしていて練乳っぽいものでした。
この沈殿物をいらない布などにつけて気になる水アカに塗りつけます。
塗り終わった蛇口がこちら。
全体的にくもったような感じになりましたね。
あとは水で洗い流すだけ。
結果はご覧の通り、水アカがびっちりついていた蛇口がピッカピカになりました!!
力もいらず、ただ沈殿物を塗りつけただけで新品同様の輝きを取り戻し、思わず見とれてしまいました(笑)。
この効果、すごくないですか!?
③プラスチック容器についた臭いも除去♪
とってもキムチが好きなので、冷蔵庫にはいつもプラスチック容器に入れ替えて常備しています。
そして、食べ終わったあとに丁寧に洗剤で洗うんですが、汚れは落ちてもあの「キムチ臭」は容器にすっかりしみついてしまい、もう臭いを取ることは諦めてしまっていました。
そんなプラスチック容器についてしまった臭いにもとぎ汁が効果を発揮するんだとか!
食べ終わった容器を洗剤できれいに洗ったものがこちらなんですが、やはりキムチ臭だけはそのまま残っています。
そこで、容器にとぎ汁を入れます。
このまま一晩置きます。
一晩置いて、もう一度洗剤で洗った容器がこちらなんですが、なんとあれだけしっかり残っていたキムチ臭が一切しなくなっているではありませんか!!
ただ置いておいただけなのに、まったく臭いが残っていません。
もちろんとぎ汁の臭いなどもせず、ただただ無臭の容器になりました。
とぎ汁には消臭効果もあるんですね。
これもとっても嬉しい効果♪
捨ててしまっていた「米のとぎ汁」はぜひ有効活用を!
毎日必ず出ていた米のとぎ汁はいらないものとしてすぐに捨ててしまっていたんですが、こんなにもキッチン周りをスッキリきれいにしてくれる働きがあるとは思ってもいませんでした。
今まで捨ててしまっていたことを後悔です><。
しかも米から出るものなので、変な物質も含まれておらず、素材を傷めることなくエコな活用法ができるのがまた嬉しいですよね。
これからは米のとぎ汁は捨ててしまわずに、ぜひキッチン周りの掃除に有効活用してください!
取材・文/JUNKO
※暮らしニスタの過去の人気記事を再編集して配信しています。
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