こんにちは。ライフオーガナイザー®のとめ(伊藤智子)です。
みなさんは、日常生活でたまりがちなカード類は、いつ捨てていますか?
ポイントカード、診察券、名刺といったカード類は個人情報が入っていることも多く、捨てること自体、なかなか進まないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は「カード類の捨てどき」についてご紹介したいと思います。実は「捨てどき」って意外とたくさんあるんです!
①探しづらい・時間がかかると感じたとき
財布のカードスペースは限られているので、カードが多くなってくると1つのスペースに2枚以上いれている方もいますよね。これ、めっちゃ探しづらいと感じたことはありませんか?
「1つのカードスペースに1枚」が保てなくなったら、カード類を一度ぜんぶ出してみてください。よく使う順に並べて眺めると、毎日は持ち歩かなくても大丈夫なカードが決められると思います。
おすすめの基準は「1年以上使っていない」「お店に行っていない」「(名刺なら)その人に会っていない」など、まずは期間で区切ってみると分かりやすいです。※後半に整理方法についてもご紹介します。
②有効期限を発見したとき
ポイントカードや会員カードで多いのが「有効期限があるもの」です。発行日から1年間であったり、子どもの学年が変わる3月末までなど、表記してあるものが多く、意外とすぐに発見できます。
③カードを見て、ネガティブな気持ちになったとき
見るたびに嫌な気持ちを思い出すカードは心に負担がかかるものですよね。
お店だったらよほどのことがない限り行かないでしょうし、処分した方が思い出さなくて済みます。ネガティブな気持ちを持ったら、それは捨てどき!
個人的には…ゴリ押し気味の車のディーラー、信用ならぬ住宅関連の営業マン、叱咤が多くて怖かった小児科など…処分してスッキリしました。
④同じカードを「2枚」発見したとき
ポイントカードを忘れてお店で買い物をしたときに、新しいカードを持って帰ってきたことはありませんか?また、紛失したと思って作ってしまった場合など。
こうして溜まってしまったカードは古い物を処分します。
⑤お店が閉店している!と知ったとき
引っ越ししたり、ライフスタイルが変わると行くお店も変わりますよね。私は15年くらい前に行っていたレストランと、美容院にいつかもう一度行きたいと思って持っていたカードがあったのですが、最近調べたらいずれも閉店していました(笑)。
良い思い出がよみがえる場合は、思い出ボックスに入れるのもアリですね。
⑥ポイントカードをアプリに移行したとき
近年、ポイントカードからアプリに変わるものが増えてきました。アプリに移行するとカードの出番はなくなることがほとんど。これにより、何枚かカードを捨てることができました。
ただ、注意事項としては、iPhoneからandroid携帯に機種変更した際に、電話帳はもちろん、アプリもインストール・ログインし直しとなりました。中には引き継ぎがとても複雑というお店もありました。
OSを変える予定がある場合は、新規入会に切り替えるか、事前に引き継ぎ方法を確認しておくと良いと思います。
持っている全カードを分けてみましょう!
少しずつ捨てるよりも、一気に進めたい方におススメの方法は「2段階分け」です。
1.まずはカードをすべて集めます。
私の場合、1段階目の大分類が、①お店や施設 ②病院 ③クーポン ④その他。捨てることを考えるよりも、淡々と分けるだけです。
2.その次に、使っている頻度で分けながら取捨選択も考えていきます。
分け方は、好きな言葉・響く言葉を探してキーワードを決めます。私は頻度で分け、最終的に右下の”行かない・ダブり・期限切れなど”を捨てました。
自分がなぜカードを持つのか?を考えると、人によって価値観が違うので、しっくりくるワードが見つかると思います。
簡単に増やさないのも大事!
私はいま、カードが5枚しか入らないお財布を使っています。最初は5枚に絞ることがとても大変でしたが、使っていくうちにどれを持ち歩くかじっくり考えるようになりました。
お店でポイントカードなどの新規加入を勧められたときも、即座に断れるようになりました。
私のお決まりフレーズは「結構です、家が近所ではないので…」。月に何度も行くようなお店でしか作らないようにしています。
まとめ
カードは小さく薄いので、場所を取らない。そして小さい割にたくさんの情報が書いてあるということもあり、大事な気がしてなかなか捨てられないという話をよく伺います。
一番大事なのは、”なぜカードを持っているのか?”ということです。自分の中で納得のいく答えが見つかると、サクサク手放せるようになると思いますよ。
文・写真/ライフオーガナイザー®とめ(伊藤智子)
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