日々の家事をする中で、欠かせないものの1つが洗濯ですよね。しかし、梅雨や冬の時期には洗濯物がなかなか乾かなかったり、干す時間が面倒だったりと、悩みが尽きない方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みを解決してくれるおすすめの「衣類乾燥機」をご紹介します。国内はもちろん、世界中の家電を取材し、役立つ情報を発信している「生活家電com.」主宰の多賀一晃さんに、選び方のポイントや注意点などをお聞きしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
衣類乾燥機のメリットとは?
衣類乾燥機のメリットは大きく分けて3つあります。
1つ目は洗濯機とは別に衣類乾燥機を設置することで、洗濯しながらでも衣類乾燥機を使用できること。
家族の人数が多かったり、何かと洗い物が多い子育て世帯では1日に何度か洗濯をする家庭もあるかと思います。乾燥機が一体型になった洗濯機の場合は洗濯が終わらないと乾燥機能を使えませんが、衣類乾燥機があれば洗濯と並行して乾燥ができるので、効率よく家事を進めることが可能です。
2つ目は乾燥機能付きの洗濯機に買い替えるよりも、衣類乾燥機を別で購入する方が安くなる場合があること。
家庭によっては工事不要で安く衣類乾燥機を設置できます。「選び方のポイント」で詳しく説明していきます。
3つ目は浴室乾燥よりも短時間で服を乾かせること。
天気が悪い日には浴室乾燥を使っている方も多いと思いますが、浴室全体に空気を循環させながら衣類に風を当てるので、服を乾かすのに時間がかかります。
一方の衣類乾燥機はドラムを回転させながら直接衣類に温風を当てるので、効率よく短時間で衣類を乾燥することが可能です。
乾燥機能付き除湿機やサーキュレーターとの違いは?
「衣類乾燥」と聞くと、最近は衣類乾燥除湿機やサーキュレーターなど室内で使うものをイメージされる方もいると思います。
洗濯した衣類を入れてスイッチオンすれば、短時間で乾かすことができるのが衣類乾燥機。一方で、衣類乾燥除湿機やサーキュレーターは、どちらも部屋干しした洗濯物を乾燥させたい時に役立つアイテムとなります。
除湿機は室内全体の湿気を取る機能を利用して、衣類乾燥に使うことができます。室内の除湿と並行して洗濯物を乾かすことができるメリットがありますが、除湿した水分を小まめに捨てなければならないことや、衣類乾燥機に比べると乾かすのに時間がかかるというデメリットもあります。
この時間が遅いのは、風を使うかどうかで決まります。衣類乾燥除湿機は、洗濯物にしっかりした風を当てる機能が付いています。
また除湿機には、コンプレッサー方式・デシカント方式・ハイブリッド方式と、3種類のタイプが存在し、衣類乾燥用として選ぶ際に重要なポイントとなります。
空気中の水蒸気を結露させて水として取り出すコンプレッサー式は、エアコン同様ヒートポンプを使うため、少ない電力で除湿ができる反面、冬に室温の関係で機能が落ちてしまうといった弱点があります。
デシカント方式はシリカゲルなど乾燥剤を使うタイプ。冬でも問題なく除湿ができますが、シリカゲルを熱して中の水分を取り出すときにヒーターを使います。このため、消費電力が多く電気代がかかってしまうというデメリットも。
この2つの方式を掛け合わせたのがハイブリッド方式で、1年を通して安定して除湿を行うことができます。衣類乾燥用として選ぶ際には、このハイブリッド方式が特におすすめです。
一方、サーキュレーターは強い風を送ることに特化しているので、その風を直接送ることで衣類を乾かすことができるというシンプルなもの。しかし、ここにもポイントがあります。洗濯が乾いていく時、衣類の中の水分は重力に従い、ジワジワ移動します。このため、なるべく下から風を当てることがポイントとなります。
メーカーによってはサーキュレーターを搭載した除湿器など、衣類乾燥に特化した製品も発売されています。記事の後半で、おすすめの製品をいくつかご紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
衣類乾燥機の選び方のポイントは?
1.暮らし方に合わせて、乾燥方式を選ぶ
ここからは、衣類乾燥機の選び方のポイントをご紹介していきます。まず重要となるのが、「乾燥方式」です。乾燥方式には、ガス式・電気式の2つが存在します。
●ガス式
名前の通り、ガスを利用して熱を発生させることで衣類を乾燥する方式です。電気式よりも乾燥スピードが速く、1回あたりの光熱費が安く抑えられるのが魅力的。
一方、電気式よりも本体価格が高めでガスを利用するための設置工事も必要となるため、導入費用が高くなってしまうというデメリットも。
●電気式
電気式は、ヒーターを電気で温め洗濯物を乾燥させる方式。本体価格がガス式よりも安く、コンセントで電気を通せばすぐに使えるので工事も不要と、初期費用が抑えられて場所を選ばないのがポイント。賃貸物件で工事が難しい方やオール電化物件の方、導入コストを抑えたい方でも、購入しやすいのが魅力的です。
しかし、ガス式よりも1回の乾燥にかかる時間が長く光熱費も高くなってしまうというデメリットがあります。少しでも光熱費を抑えたい場合は、ヒーター式よりもヒートポンプ式の乾燥機がおすすめです。
2.洗濯量や頻度に合わせて乾燥容量を選ぶ
乾燥容量も重要なポイントとなります。
1日に出る1人当たりの洗濯物の量は1.5kgが平均とされているので、家族の人数に応じて十分な大きさが計算できます。4人家族なら6kg容量の乾燥機が目安です。
また、一人暮らしの方にもピッタリのコンパクトな3kgタイプの製品も販売されています。
洗濯量や頻度に合わせて、ご家庭にちょうど良い容量を選びましょう。
ちなみに洗濯機での洗濯容量と差があるのは、洗濯機は衣類を水に浸けた状態で洗うのに対し、乾燥機は熱風で乾かすからです。衣類が多くなると、空気では支えきれなくなり、ちゃんと乾かすことができなくなるからです。
3.便利な機能もチェック
その他にも、衣類乾燥機には製品によって便利な機能が付いていることも。下記にあると便利な機能を3つご紹介するので、製品選びの際に注目してみてくださいね。
●シワ取り機能
特にYシャツやTシャツを乾かすときに気になるのが、シワですよね。衣類乾燥機の中には、シワが伸びるように温風を当てながら乾燥させてくれる製品があります。アイロンがけをする時間が短縮できるので、毎日Yシャツを着るサラリーマンの方などには特におすすめの機能です。
●タイマー機能
タイマー機能が付いている製品もおすすめです。時間設定ができるので、家事の合間やお出かけの時間をうまく活用することができます。また、乾ききっていない少量の洗濯物を短時間だけ乾かすといった使い方もできるので、様々な場面で使いやすいです。
●毛布乾燥
毛布も乾燥させたい場合は、毛布乾燥機能が付いているものを選ぶ必要があります。毛布乾燥機能が付いていない製品に毛布を入れると、毛布が傷んでしまう原因になる場合も。
毛布乾燥機能が付いていても毛布の素材によっては乾燥機NGの場合があるので、お手持ちの毛布のタグも併せてチェックしましょう。
(毛布だけは、街中のランドリーで乾かすという人も多いです。業務用の場合、筐体、入口が大きく作られているため、回転がスムーズに行く上、ガスですから乾きも早いです。)
●ヒーター付き防寒着
最近はバッテリーの発達で、ヒーター付き防寒着も増えてきました。最近は、家で洗濯できるものも増えています。が、乾燥に関しては必ず確認してください。洗濯時のように水が和らげることなしに、ガンガン、周りに押し当てられます。洗濯はOK、乾燥機NGという衣類もあるのです。
人気の衣類乾燥機とは?おすすめ7機種をご紹介
ここからは、人気の衣類乾燥機とその特徴をご紹介します。ご自身のご希望や生活環境に合うものを探してみてください。
2種類の乾燥方式でふんわり仕上げ!
衣類に合わせて乾燥方式を選べる!シワを防いでふんわり仕上げの高性能乾燥機
電気式の衣類乾燥機です。特徴として、ヒーターと風の2種類の乾燥方式を衣類に合わせて選べるので、熱に弱い衣類なども優しく乾燥できます。シワになりやすい衣類をふんわり仕上げてくれるモードがあったり、毛布乾燥にも対応していたりと、色々な洗濯物に使いやすい機種です。また、フィルター掃除が簡単でお手入れがしやすいこともポイント。6kgタイプと大きめで省エネモードが搭載されているので、洗濯物の多いご家庭にピッタリの製品です。
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大風量でやさしくスピーディー!
2カ所からの風を当てふんわりスピーディーに仕上げる静音乾燥機
電気式の5kgタイプの衣類乾燥機。最大の特徴は、2カ所から温風を大量に当てることで、衣類をふんわりスピーディーに仕上げてくれる「ツイン2温風」です。また、「約75℃除菌」モードを利用することで、衣類を除菌して清潔に使うことができます。厚物布団や毛布の乾燥にも使用可能です。運転音が気にならない静音構造になっていたり、扉の開き方を左右で変えられたりと、賃貸物件やマンションで取り入れやすい設計になっているのもポイントです。
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花粉や菌を除去してすっきり乾燥!
からみ防止でふんわり!花粉や菌も除去してくれる中型乾燥機
電気式の4.5kg中型乾燥機。2人家族や洗濯物の多い一人暮らしの方などにピッタリのサイズです。特徴は、衣類のからみを自動でほぐしてくれる「からみまセンサー」!ターボ乾燥で乾燥時間を短縮しつつ、からみ知らずの仕上がりにしてくれます。また、90%以上の花粉を除去してくれる花粉フィルターを搭載。ヒートパワーで除菌もできるので、花粉や菌を除去して衣類を清潔に保つことができます。毛布やYシャツなど乾燥コースを選べるのも魅力です。
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パワフル&スピーディーな大型乾燥機
8kgの大容量!ガスならではのパワフルさでスピーディーに乾燥できる
乾太くんという可愛い名前の本製品は、最大8kgまでの洗濯物が入る大容量乾燥機。ガス式なので初期工事が必要となりますが、ガスならではのパワフル温風でたくさんの洗濯物をスピーディーにカラッと乾燥してくれます。また、強力な温風で乾かすことで、タオルの生乾き臭の原因となる菌や、ドラム内の菌も99%以上除菌し、常に清潔に乾燥機能が使えます。短時間乾燥のため、1回あたりの光熱費を抑えられるのもポイントです。
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見た目も可愛いコンパクト乾燥機
2.5kgと超コンパクトサイズ!一人暮らしにピッタリのオシャレ乾燥機
"2.5kg容量、幅49㎝と非常にコンパクトな本製品。場所を選ばず使えるので、一人暮らしや乾燥機の2台目としての利用にもピッタリです。洗濯物が乾くと自動で乾燥が終了する「自動モード」や20分刻みでのタイマー設定など、忙しい人でも使いやすい機能が充実しています。可愛いロゴが書かれた扉やタッチパネルで操作できるシンプルなデザインは、インテリアとしても楽しめます。錆やカビが発生しにくいステンレス内槽なので、メンテナンスが簡単なのも魅力です。 "
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コンパクトながらしっかり乾燥!
3.0kgのコンパクトサイズ!温度センサーで効率よく使用できる乾燥機
3.0kg容量、幅49㎝とコンパクトな乾燥機。床置き使用や壁掛けもできるので、一人暮らしや賃貸物件などの限られたスペースでも使いやすい機種です。内部に湿度センサーが搭載させており、衣類の未乾燥や乾燥しすぎを防ぎ、ふっくらと衣類を仕上げてくれます。ボディとドラム部分には錆や細菌に強いステンレスが使われており、カビなどの発生を抑えつつ長く使用できます。取り外しやすいフィルターなど、掃除やメンテナンスもしやすい設計です。
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小さなサイズでも乾燥力はパワフル!
コンパクトでしっかり乾燥!ダイヤルのシンプル操作で使いやすい
2.5kg容量で重さわずか17kgと、コンパクトな本製品。排水口が無くどこでも使えるのが特徴で、床置きもできるので一人暮らしでも場所を選ばず利用できる機種です。冷風・熱風の2種類の方式を選べるので、衣類の種類に合わせて効率よく乾燥することができます。ダイヤル操作で冷風・温風、時間設定が行えるので、どんな人でも簡単に使用できるのも魅力です。正面にあるフィルターを定期的に清掃するだけでメンテナンスできるので、お手入れも簡単。
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衣類乾燥除湿機やサーキュレーターもチェック!
衣類乾燥機よりも簡単に導入できる、衣類乾燥除湿機やサーキュレータ-。人気機種をご紹介するので併せてチェックしてみてください。
パワフルだけど静かな乾燥除湿機
サーキュレーターで風向も調整可能!静かながら強力除湿してくれます
サーキュレーターが一体型になった縦型の乾燥除湿機です。サーキュレーターの角度は最大90度までの首振り機能が付いており、ハンガー干しした洗濯物に直接強力な風を当てつつ除湿。効率的に衣類乾燥してくれます。強力な送風とデシカント方式のパワフルな除湿を同時に行えるので、衣類乾燥と部屋の除湿を並行できるのが魅力です。タイマー機能や静音設計など、忙しい方や小さなお子様のいる家庭でも使いやすいポイントも多い製品となっています。
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ハイブリッド方式で一年中強力乾燥!
パワフルな除湿が魅力のハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機
室温や季節を問わず1年中強力な除湿をしてくれるハイブリッド方式。最大の特徴として、強力な消臭・除菌効果のあるプラズマクラスター25000を搭載しているので、衣類を乾燥させながら生乾き臭や汗臭などを防止してくれます。縦型で上部の口から風が出る構造ですが、風口は上下左右にスイングするので広範囲に送風でき、効率的な衣類乾燥が可能です。その他にも4輪キャスターが付いていて持ち運びが簡単だったり、24時間排水が可能など、使いやすい機能が充実しています。
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パワフルで静かなサーキュレーター
パワフルで静かなサーキュレーター
シンプルなサーキュレーターながら、衣類乾燥機能がついた本製品。ポイントは、強力かつ遠くまで届くスパイラル気流に温風を混ぜる「スパイラルドライ気流」です。洗濯物をカラッとスピーディーに乾燥させることができます。コンパクトで軽量なので、下駄箱の靴のや浴室に干した衣類の乾燥など、家のどんな場所でも利用できるのが魅力です。他の衣類乾燥除湿機と比べて価格が安価なことや、排水の手間がない点も選ばれやすいポイントになります。
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衣類をすっぽり包んで素早く乾燥!
干した衣類を包み込むことで乾燥も消臭も!
ハンガーに干した衣類を専用のカバーに包むことで、温かい空気を循環させて素早く衣類乾燥を行う本製品。衣類にピンポイントで温風を当てることでカラッと仕上げるだけでなく、カバー内の温度を70℃まで上げることで除菌や消臭効果も期待できます。また、シワができにくいように風の向きを調整してくれるので、シャツ類にシワができにくいのも嬉しいポイント。軽量で簡単に組み立てられるので、使用する時以外は収納しておけるのも便利です。
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衣類乾燥機使用時の注意点は?
衣類乾燥機を使用する際には注意点も。しっかりチェックして、長く安全に使いましょう。
●目詰まりに気を付ける
衣類乾燥機には、乾燥中に出てしまうゴミやホコリを集めてくれるフィルターが付いています。このフィルターが目詰まりを起こすと乾燥機能の低下や故障の原因にもなるので、小まめにフィルターを掃除することが重要です。
機種によっては注意ランプが付いていて目詰まりに気付きやすくなる工夫がされたものもあります。
●火災にはくれぐれも注意を
乾燥機を使う際には、火災の原因となる油汚れに注意が必要です。食用油やガソリンなど油分が付着した衣類は、洗濯しても油分が落ちにくく、そのままの状態で乾燥機にかけると熱で発火してしまう危険性があります。
油汚れが気になる衣類は、事前にしっかりと手洗いや漬け起き洗いをし、油分を落としてから乾燥させるようにしましょう。
●換気をしっかり
室内の換気もポイントとなります。温度差で乾燥機内に結露ができてしまったり、乾燥の効率が落ちてしまう可能性があるので、乾燥機を使用する際は換気扇をつけたり窓を開けるなど、しっかり室内の換気を行いましょう。
●洗濯物は入れすぎないで
つい一度に洗濯物を乾かしたくなりますが、入れすぎは要注意。洗濯物を回転させながら乾いた風を当てる仕組みの衣類乾燥機は、詰め込みすぎてしまうと衣類の乾きに時間がかかったり偏りが出るなど、かえって効率が落ちてしまいます。
また、乾燥機には一度に入れられる許容量が決まっているので、それを超える量を入れると故障の原因にも。乾燥機の容量を確認し、小分けにして乾燥させましょう。
●取り扱い絵表示を確認
衣類の素材によっては、熱に弱いため乾燥機の使用がNGのものがあります。大事な衣類を洗濯する際は、衣類についている取り扱い絵表示を必ず確認します。
□マークの中に○が書かれているのが「タンブル乾燥」という家庭用乾燥機の使用の可否を示したものになります。このマークに×がついている場合は、乾燥機の使用ができないので自然乾燥させるようにしましょう。
衣類乾燥機に関するQ&A
Q.どこに置いたらいい?
A.洗濯機の上に置いて使用する方が多いですが、既に洗濯機の上を収納スペースなどにしていて難しい場合もありますよね。
その場合は、衣類乾燥機専用の床置きスタンドを別途購入することで、床置きで使用することも可能です。
Q.光熱費はどれくらいかかる?
A.ガスや電気契約の種類や地域によっても異なりますが、1回あたりのガス式衣類乾燥機の光熱費は約24円ほど(ガス代+電気代)。毎日使用すると、年間約8,700円ほどになります。
一方の電気式の場合、1回あたり約29円、年間約10500円ほどと、電気式の方が光熱費は高くなります。
電気式は工事が不要で本体価格が安いなど初期費用が抑えられるメリットもあるので、希望に合わせて選ぶようにしましょう。
Q.スニーカーや長靴も乾燥できる?
A.乾燥機の機種によっては、スニーカーなどの小物を乾燥させるための棚がオプションとして付属している製品も。そういった棚を使えば、靴にあまりダメージを与えずに乾燥機を使用することができます。
しかし、靴の種類によっては乾燥によって傷んでしまったり、形が崩れてしまう場合も。お気に入りのスニーカーや長靴などは、自然乾燥や靴専用乾燥機を使うほうが安心です。
自然乾燥をする際は、新聞紙を靴の中に詰めたり、ドライヤーを当てて乾かす方法などがあります。
Q.乾燥機を使うと柔軟剤の香りが消えちゃうってホント?
A.乾燥機は乾いた風を衣類に当てて乾燥させるため、その過程で衣類についた柔軟剤の香りが抜けてしまうことは起こりやすいです。
乾燥機を使用したいけど柔軟剤の香りも楽しみたい!という方には、「乾燥機用柔軟シート」がおすすめです。乾燥機に衣類を入れる際に一緒に柔軟シートを使用することで、良い香りを残しつつ、柔らかくふわふわの仕上がりにすることができますよ。
洗濯物が乾かない!というお悩みを解決してくれる「衣類乾燥機」。乾燥に特化した衣類乾燥機の他に、小型の除湿器やサーキュレーターなど、生活環境や費用に合わせて選べる多くの製品が販売されています。
ご家庭にピッタリの1台を見つけて、毎日の洗濯を快適なものにしましょう!
アドバイス/多賀一晃さん
慶應義塾大学大学院理工学部卒。大手メーカーにて商品開発、企画を担当後独立。国内はもちろん、世界最大の家電見本市「IFA」など世界中の家電を取材し、役立つ情報を「生活家電.com」から発信中。
まとめ/あるぱか
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