こんにちは!
暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
大阪のソウルフードと言えば「たこ焼き」。
今では全国各地にたこ焼き屋さんがある上に、家庭用に“冷凍たこ焼き”も販売されていて、手軽に食べられるようになりました。
ただ、冷凍たこ焼きって、イマイチおいしくない、と思うのは私だけでしょうか?
電子レンジでチンすると、べちゃっとつぶれて水っぽくなってしまい、お店で食べる出来立てとは似ても似つかないシロモノになりがちです。
ところが、そんな冷凍たこやきが見違えるほどおいしくなる方法があるんです。
大阪でたこ焼き店などを展開している、まさにたこ焼きのプロの「くれおーる」が、ブログで紹介していた「正しい解凍方法」2つを試してみました。
【1】レンチンに〇〇をプラス
最初の方法は、電子レンジを使って解凍する方法。
え?それっていつもやってる方法だよ、なんて声が聞こえてきそうですね。
ただ、レンジだけじゃなく、あることをプラスするとおいしくなるんです!
【やり方】
1.お皿に少しずつ隙間をあけながら冷凍たこ焼きを並べます。
くっつけたまま並べてしまうと、火の入り方がまばらになってしまったりするので、一度にたくさんのたこ焼きを並べるのではなく、ここは少し面倒でも少量ずつ解凍するようにしましょう。
なお、ターンテーブル型のレンジの場合は、外側のみに並べるようにしてください。
2.1のお皿をラップをかけずに電子レンジに入れ、5個なら600Wで3~4分ほど加熱します。
電子レンジを使うときってついついラップをかけたくなりますが、べちゃっとする原因にもなりますので、ここではラップなしでOKです。
レンチン後のたこ焼きがこちら。
3.その後、アルミを敷いたトレーに2の解凍したたこ焼きをのせ、オーブントースターで2分ほど焼けば完成です。
もちろんレンチンのみでもいいのですが、最後にオーブントースターで軽く焼くことで余分な水分が飛ぶのでおすすめです。
♦出来上がりはこんな感じに
レンチン&オーブントースターで少し焼いたたこ焼きがこちら。
トースターで焼くことで、確かにレンチンだけではつかない焼き目が少しあったりして、おいしそうですよね。
食べてみると、焼き目の部分はカリッとした食感がありつつ、噛むと全体的にはふわっとしていて、まんべんなく火が通っていて熱々でおいしかったです。
【2】フライパンで焼いて解凍
次はちょっと変わった解凍方法を紹介します。
それはズバリ「フライパンで焼く」方法です。
【やり方】
1.加熱したフライパンに大さじ1/2ほどの油を入れ、全体にうすく広げます。
2.1のフライパンに凍ったままのたこ焼きを並べます。
この時も一度に大量に焼かず1つ1つの間隔をあけて置くようにしましょう。
3.2のフライパンに少量の水を入れます。
その後蓋をして、弱火で水分が蒸発するまでじっくり蒸し焼きにします。
なるほど、こうやって中までじっくり火を通すんですね。
4.水分がなくなったら蓋を外し、お箸で転がしながら全体表面に焼き色を付ければ完成です。
♦出来上がりはこんな感じに
フライパンで焼いて解凍したたこ焼きがこちらです。
見た目は、レンチンのとき以上に全体的に焼き目がついていて、いい感じになっていますね。
ちなみに左側がレンチン&トースター、右側がフライパンで焼いたものですが、こうやって比べてみると一目瞭然ですね。
フライパンの方が全体的に焼けているのがわかります。
せっかくなので、フライパンの方も食べてみると、外はカリっ、中はふわっという食感がより感じられ、店で食べるたこ焼きに近い感じがしました。
フライパンで焼く方がより全体的に焼けるので、余分な水分が飛びやすく、冷凍たこ焼きの悩みのタネである「べちゃっとなってしまう」失敗が少なくなる気がしました。
レンチン&トースターに比べれば、多少手間はかかるかもしれませんが、個人的には断然フライパン派です☆
冷凍たこ焼きは家食の強い味方!
このコロナ禍では家でご飯を食べる機会がとても増えたと思います。
だからと言って毎食作るのは本当に大変。
そんなときに大活躍してくれる「冷凍たこ焼き」ですが、ちょっとしたひと工夫で、家でもお店に近い味が味わえるのは嬉しいですよね。
ぜひ今回紹介した大阪のプロが教える解凍方法で、さらにおいしいたこ焼きをご家庭でも楽しんでください!
取材・文/JUNKO
【参考サイト】大阪・道頓堀 くれおーる
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