最近では先生同士のいじめニュースがありましたが、先生や教師の信じられない犯罪が多い印象です。
「主婦100人!アンケート隊」に、先生の“ひどいエピソード”を聞いてみました。
体罰・暴言
「昔の教師はパワハラ当たり前。部活の顧問から平手打ちや水を飲ませてもらえないなんて日常茶飯事。そんな先生がいま教頭をしているんだから、下が育つわけない」(もんちゃま・44才)
「小学2年生の時、問題がわからないからと、長い髪の毛が自慢だった女子の頭~髪の毛を白いチョークでグリグリして怒っていた。その女子はしばらく不登校に。後からその先生は精神病だったと聞かされた」(匿名・38才)
「竹刀や棒でたたく先生は、昔はザラにいた」(匿名希望・45才)
「小学校1年生の息子。落ち着きがないと皆の前で『目障り!』と言われたり、絶対に手を使って計算してはダメと言われたりした。息子は自信がなくなってふさぎがちになってしまった」(naoco・43才)
「小学校の運動会で、各家庭で衣装を手作りした。母が作った鬼のお面が、パーツがとれてしまった時、『アンタの母親ほんっと不器用ね!最悪』と言われて直された。母をディスられたのは生まれて初めてで、大泣きした」(匿名・38才)
昔は先生の体罰はわりと一般的なものだったかもしれません。
子どもの心にピリッと教訓として残るくらいならまだしも、心身に傷を負ってしまうようなものは、本当にやめてもらいたいです。
怒り方がひどい
「小学校の担任がプロ野球の中日ファンで、敗けるときまって翌日は八つ当たりされる。特に私はジャイアンツファンだったから、理不尽なことでよく怒られた」(たっきー019・44才)
「小学1年の担任が、怒った時に窓ガラスを素手で思い切り殴り割った。入学直後だったので、それから学校が怖くて仕方なかった。翌年その先生は他校に異動した」(匿名希望・36才)
「弟の担任の先生は、気に入らないことがあると生徒の前で泣きわめき『もう授業しない!』と職員室に逃げていく。しょっちゅうで、生徒は『またか…』とあきれていた」(すず・33才)
「朝から機嫌が悪かったようで、朝から午後までず~っと怒られていた。授業は止まったまま…」(しいちゃん・34才)
先生が怒るのは当然のことですし、“怒る”のって結構難しいもの。
でもやっぱり教育者なんだから、効果的に理性的に、怒ってもらいたいんですけどねぇ…。
デリカシーがない
「『美馬』という苗字が珍しかったのか、高校の先生が『ビバ』と読み間違え、『いえ、“みま”です』否定したのに黒板に大きく『VIVA!』と書かれて恥かしかった」(ぐりこ・43才)
「20代の女の先生(平成生まれ)が、元号が変わるタイミングの保護者会で『平成が終わりますね、私もしみじみ歳を取ったと強く思います!』と、昭和生まれの保護者たちに向かって力説していた。全員、失笑」(RAYmama・41才)
「子どもの担任が、個人面談で話している時に小指で耳をほじりながら話を聞いていた。人としてどうなの?」(naiki・42才)
先生側はいじめたりバカにしたりしたつもりはなくっても、受け手側は多いこともあるし、どう捉えられるかは三者三様。昨今は特に言動には気を付けたいもの。
先生も学んでいってもらえたらいいですね。
仕事を全うしない
「雨が降ると休む先生がいた」(うつぼ母・48才)
「小学校の担任は算数が不得意だったようで、算数の授業はほぼなかった。次の年違う担任に変わると、先生が『このクラス、算数どうしたの?』と驚いていた。2年分の算数を一生懸命教えてくれた」(ゆきだるま・32才)
「竹刀を振り回して、授業時間のほとんどが説教で終わるという担任のもとで過ごした私の小学3,4年生。勉強した思い出がない!」(欲張り母さん・47才)
「小学校の担任だった新卒の先生は、ことあるごとに授業中でもすぐドッジボールをやらせてくれた。子ども的にはラッキーだったけど、いまのご時世だと問題かも…」(コタツ・38才)
授業をしないのは、子どもは嬉しい…かもしれないけど、後々困ったことになります。
仕事はきちんとやってほしいですね~。
キモイ!セクハラ教師
「部活の顧問だった独身の先生が、合宿の時に自分のパンツまで生徒に洗わせていた。当時は皆で『キモッ』という態度でいたけど、今だったら問題だよなぁ」(へちまエンジン・35才)
「小学校の時、お気に入りの女子を一番前の中央の席にして、そこに自分の机をくっつけて授業していた担任がいた。足も絡ませたりしていた。当時はわからなかったけど、今考えるとゾッとする」(匿名希望・42才)
「体操服を忘れた女子が、スカートをめくられてブルマを履いていないことを確認されていた。キモチワル!」(MRT・41才)
教師のセクハラ事件も後を絶ちません。
女の子のみならず、子どもを持つ親御さんは本当に注意しておいて、未然に防ぎたいものです。
陰湿なしつけ
「部活の女性顧問が、レギュラーになれない生徒を的にしてサーブの練習をさせたり、怒る時は子どもの喉を突いたり靴を投げつけたりしていた」(匿名希望・46才)
「忘れ物をよくする子には『私は○○を忘れました』と書かれた大きな紙を首から掲げさせて1日過ごさせていた」(たっきー019・44愛)
「誤って校庭の芝生を土足で踏んでしまった何人かの生徒が、『芝生の気持ちになれ』と言われてその場にうつぶせにされ、先生の靴で体を踏まれていた。芝生がそんなに大事?規則だから?いったい何を教えたいのか意味不明。今なら通報もの」(Coucou・49才)
子ども達をしっかりした大人に育てるため、“しつけ”は大切。
だけどそのレベルや定義は難しいものです。
体罰が伴ったものや、あまりにも非道なものは、今なら通報されてもおかしくないかも。
頼りないまさかの対応
「中学で軽いいじめにあって、思い切って担任に相談したら『そうですか…うん、○○さん、がんばりましょう!』と親指を立ててグーサインしてきて面談が終了。絶望した」(匿名希望・39才)
「容姿が可愛い同級生が、クラスの女子にものを隠されることを担任に相談すると『自分にも問題があるんじゃないか?』と取り合ってくれなかった」(Reeeee・34才)
辛いことがあって藁をもつかむ思いで相談したのに、何の解決にもならず“逃げ”を見せられたら大人への信頼は消え去りますよね。
その先生のキャパが無いだけとはいえ、子どもからしたら絶望してしまいかねません。
先生の裏側を知ってゾッ
「教育実習に行ったことで、裏口・陰口あたりまえの先生達の裏側を知ってしまい、思っていた“先生”像との落差に失望した。未だに子どもの先生とかも目が見られない、教師恐怖症になった」(MYRIAD・39才)
「優しい笑顔の先生が、職員室でたばこ吸いながら親の文句を言っていて、次の日から慕うのをやめた。『こういう大人がいるんだ』といい勉強になった」(匿名希望・33才)
先生だって人間…でも、子どもからしたらやっぱり“先生”って絶対的な存在ですよね。
取り繕ったり、偉ぶったりしないで、ただ等身大の大人でいて向き合ってくれればいいのに…。
学校ってある意味、治外法権。
“世の中にはいろんな大人がいる”ということを学んでいる…といえば聞こえはいいけど、
それが“先生”じゃなくてもいいのではと思わざるにはいられません。
子どもの大切な成長の場に、素敵な先生が増えてくれることを願うばかりです。
文/小林みほ
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