こんにちは! いつもは「家事コツ」研究しているメガネKです。
みなさんは献立のメニューに迷ったら何を参考にされていますか? メガネKはとりあえず手元のスマートフォンで料理サイトにアクセスして、今ある食材で作れるメニューを検索していたのですが、出てくる量が多すぎて逆に迷ってしまうこともしばしば…。お気に入りをブックマークしていても、それさえ探すのが手間でした。
厳選されたレシピだけピックアップされた「料理本」がいかに便利か再認識していた今日このごろ、ベストな一冊を見つけました!
ほしいレシピがギュッと詰まったレシピ本は最強!
近ごろTwitterでよく見かけるリュウジさんの簡単レシピ。見たときは「あとで絶対に作ろう!」と思っていても、あとあと探すとなるとひと手間で流してしまうことも多々。ササッと作れるおつまみレシピだけまとめて見られたらいいなと思っていたら、出ましたよ!
『あきれるほど簡単でうまい つまみメシ』。今日は家飲みと決めた日は、まっ先に手にとる本になりそうです。
慢性的に貧血症なメガネK。そういえば去年の冬は鉄分豊富な豚肉とほうれん草がとれる常夜鍋をよく食べていました。基本は水+こんぶのだしで作っていましたが、この本に載っている「無水常夜蒸し」は酒と白だしで蒸すだけでOKの超簡単レシピです。
リュウジさんの「無水常夜蒸し」を作ってみた!
こちらがお手本の「無水常夜蒸し」(p.56)。この出来上がりを目指して、さっそく作ってまいります。
【材料】メイン材料は豚肉とほうれん草のみ! 豚肉はバラ肉でもこま切れ肉でもよいそう。写真はちょうどしゃぶしゃぶ用の薄切り肉があったので、それを使いました(白だしは撮り忘れました)。
①ざく切りにしたほうれん草1束と豚肉160gを鍋に入れ、酒大さじ4+白だし大さじ1を回しかけてふたをかぶせます。
②弱火で15分蒸せばもう完成! 白ごまを散らして、ポン酢か塩をかけていただきます。火加減が強いと豚肉に火が通る前にほうれん草がクタクタになってしまうので、弱火がおすすめ。
【〆のアレンジ】無水でも食材からそこそこの量の水分が出てきます。うまみたっぷりのだしとなれば、やっぱり〆が欲しくなりますよね。しかしうどんや雑炊にするには水分が少ない。
余ったワンタンの皮があったので、〆代わりに加えてみたところこれが大正解! だしのうまみが皮にからんで、するする食べられちゃいます。
栄養のバランスがいいからか、ヘルシーなのに満足感もたっぷりでした。あまりの簡単さとおいしさにはあきれるほど!
リュウジさんはTwitterフォロワー数が96万人超!TLに流れてくるレシピに空腹を直撃されることもしばしば。
リユウジさんのレシピは、とにかく洗い物が少ないのがうれしい! そして、ご本人は野菜ギライだと公言していますが、だからこそでしょうか、野菜を上手にとるテクが満載です。
「ブロッコリーのレンジタルタル」(p.59)は、ゆでたまごを使わず電子レンジで作ったタルタルソースをかけた1品。このソースはほかの温野菜とも相性◎です。
「さんまのアヒージョ」(p.86)(もフライパンひとつで簡単に作れます。旬のさんまが早く出回らないか今から楽しみです。
糖質オフを意識したメニューが多く、糖質を控えている人にもおすすめ。もちろん、おつまみになるちょっと濃い目のおかずは、ごはんやめん類とも相性ぴったり。ぜひともお試しあれ!
『あきれるほど簡単でうまい つまみメシ』
リュウジ著(主婦の友社)
Contents
PART1 低糖質のつまみ
PART2 肉で飲む
PART3 野菜で飲む
PART4 飲みながら作る
PART5 麺でも飲む
PART6 シメのスープと炭水化物
取材・文/久賀友美
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