自分では昔と変わっていないつもりでも、ふとした時に訪れる、「加齢」を感じる瞬間…ありますよね。理屈では仕方ない事だとわかっているけれど、いざとなるとやっぱり戸惑ってしまうもの。今回は「主婦100人!アンケート隊」に、そんな気づきの実体験を聞いてみました。
体力の衰え・体の変化
「家族で休日に出かけ、帰宅すると私と夫は倒れ込み即・寝落ち。子どもたちはまだまだ元気が有り余っていて、遊んでいる…この差を思い知らされる!」(ははは・38才)
「いつも疲れている。たいしたことをしていなくても『はぁ~疲れた』が口癖になってしまった」(コタツ・38才)
「もう焼肉は食べられない体(胃)になってしまった。サシの入った牛肉も、もつ鍋も。大好きなのに、いつも脂に負けてしまう…」(匿名・38才)
「三人目を出産後、上の2人同様にエルゴで抱っこしたら、まさかの赤ちゃんの顔がぼやけて見えない!そこで初めて老眼が始まっていることに気づき大ショック」(RAY*mama・46才)
目にはっきり見えるものではないけれど、日常の中でふと「あれっ?」と気づく体の衰え。いざ現実を突きつけられると、急に運動を始めたり、健康志向になったりする人も。
こんなはずじゃ…運動能力の低下
「足が上がらない(笑)。何もないところで何度も転びそうになる」(SHIMA・45才)
「子どもの付き添いから始まった、ママさんラグビー。やる気満々で挑んだものの、翌日は股関節が痛くて一歩も歩けなかった」(COUCOU・48才)
「ドッヂボールで子どもの相手をしただけでひどい筋肉痛になった時はビックリした」(まゆ・48才)
「筋肉痛が来るのも、とれるのも遅くなった」(ゆっきー・38才)
「家族で小学校の校庭で遊んでいた時、『うんていできる?』と聞かれ、昔は得意だったので『もちろん!』とやってみたところ、上の方で全く動けなくなり無様な姿を息子に見せてしまった」(らんらんらっきー・36才)
久しぶりに運動したら、昔のようにはいかないというあるあるパターン。体が気持ちに追いつかず、戸惑ってしまうという声はかなり多くみられました。くれぐれもケガにはご注意を!
いつの間に!体型・容姿の崩れ
「たまに写真を撮ると、自分の顔に愕然とする」(hknr・48才)
「気づけば、持っているボトムスほとんどがゴムウエスト!もうゴムのものしか選べない!」(Maki・44才)
「シミ・シワが増えたし、髪も傷みやすい。さらに先日久しぶりに走ったら、背中の肉がブルンブルン揺れるのを初体感…背中って揺れるんだね…」(匿名・38才)
「食が細くなったのに体重は増える。そしてそれを『まぁ、もういいか』と諦める自分…歳だなぁ~」(はな・46才)
「ダイエットすると顔ばかりやつれた感じになり、法令線が目立つ。そして二の腕お肉はまったく落ちない。世のオバサン達がなぜああいう姿でいるのかわかった気がする」(匿名希望・36才)
自分の外見が「THE・おばさん」になるなんて、若い頃は考えもしませんでした。そして年を取るとなかなか意識をキープするのも難しいんですよね…。
頭ボンヤリ…、物忘れもひどい!
「何をしに2階に来たんだっけ?と思うことはザラ。メガネを探して頭の上にある、というマンガみたいなこと、実際にあるんだなぁ…とちょっと感動した」(みぽりん・49才)
「リモコンが家計簿の間に挟まってたり、爪切りがお菓子箱に入っていたり…全然記憶にないから、いちいち探すのが本当に疲れる」(y_kc・34才)
「子どもの入学式、コートの下にスーツの上着を着忘れた!トップスはヒートテック(笑)。ずっとコートを着たまま過ごした」(なおとも・47才)
「水道の水を止めようとしていたはずが、食器洗剤のポンプを躍起になって押していた」(Reeeee・34才)
「マヨネーズを買いにスーパーへ行き、違うものだけ買ってマヨネーズを忘れて帰ってきた。さらに引き出しを見たらマヨネーズの買い置きがあった…」(mamama・46才)
「とにかく固有名詞が出てこない。あれさーこれさーと会話するのに慣れた子ども達は、あれこれだけで取ってきてくれたりする。夫には通じないけど」(ハナ・39才)
「同じ年齢のママと、あの人・あの歌・昔行ったあそこ、など、名前が思い出せないままでもちゃんと会話が進むようになった」(たっきー19・44才)
自分が心配になるレベルの忘れっぽさを挙げる人が多数!筆者もこれはかなり共感でき、皆さんの声を聞いて少しホッとしてしまいました(笑)。
嗚呼、ジェネレーションギャップ
「娘とジャニーズトークをしていて、誰が好きだったか聞かれ『光GENJI』と答えたらキョトンとされた」(ぐりこ・43才)
「パート先のiPadレジの操作に苦戦中。20代前半のパート仲間はサクサク使えていて、いつも笑われてしまう。オバサンになったな…と痛感」(匿名希望・34才)
「若いママ友とサッカー日本代表の話をしていて、誰のファンだったかという話題に。皆『ウッチー』とか『柴崎』というなか、私は『前園』と胸を張って発言。すると『前園はタレントでしょ~!笑』という驚愕の答えが返ってきた!」(匿名希望・39才)
え…前園さんが元サッカー選手なのは常識ですよね!?(笑)ママ友や職場などでふとした会話から思い知る歳の差…意外とショックが大きいんです、これが。
「おばさん」を自らエンジョイ!
「子どもが小さかった頃は『おばちゃん』と呼ばれると衝撃を受けていたが、最近ではみずから『おばちゃんはね』と話しかけていることに気付いた」(きりん・33才)
「小さい頃、母が懐メロ番組を見ながら熱唱し当時の話をするのがオバサンぽくて嫌だった。しかし今ならその気持ちがわかる。懐メロ番組すごく楽しい」(へちまエンジン・34才)
「幼稚園の若いママ友と年齢を言い合って『見えなーい、若ーい』という会話が繰り広げられる中、私が年を言ったら『そうなんですね~』と微笑まれて終了。見た目も話す内容も年相応だと思われていたよう(笑)。その時何かがふっきれた!」(匿名・37才)
「誰かのウワサや他人からの評価が気にならなくなった。若い頃は人の目ばかり気にしていたけど、30代になったら自信がついたのか開き直ったのか、本当に楽!生きやすい。おばさんで全然結構でーす!」(匿名希望・36才)
年を取ることは切ないことばかりじゃない!10代20代の頃より自然体でいられる、という意見も。“いま”の自分をきちんと受け入れられ楽しめるって素晴らしいこと!
切ないものからポジティブなものまで、さまざまなエピソードをご紹介しました。加齢は皆に平等に訪れるもの。年を取っていく自分をしっかり見つめて、日々健やかに穏やかに暮らせたら一番幸せですよね。
文/小林みほ
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