大切な友人や家族の結婚式に参列するのは、とても嬉しいもの。でも、いろんな人が集まり、さまざまな思惑が飛び交うため、「まさか!」という出来事に遭遇しやすい場でもあります。今回は、暮らしニスタの「主婦100人!アンケート隊」に、結婚式で思わずドン引きしたエピソードを教えてもらいました。
こだわり炸裂!スゴイ演出
「新郎がお神輿に乗って入場してきた。かついだ男性の友人たちが盛り上がりすぎて、降りるときに新郎は足を捻挫したらしい」(ここしんママ・43才)
「新郎新婦のプロポーズの話を、2人自ら出演しドラマを作成。延々と披露宴で皆にお披露目していた」(へちまエンジン・34才)
「若い新婦の希望で、当時流行っていた『Happy』という曲にのせ自分たちが歌い踊るMVを流した。新郎はかなり年上でキャラじゃなかったらしく、新郎側友人はみんな声を殺して笑っていた」(もけちゃん・36才)
「舞台やコンサートのように、新郎新婦がステージにせり上がってきた」(chiro・46才)
「会場や料理に完璧にこだわった素敵な式だったのに、フレンチのお皿に唐突に漬物が添えられていた。すると司会者が『新郎のお母様の手作りお漬物です』と。お義母様が自信のあるお漬物だったらしく、皆さんに食べてもらいたかったとのこと。新婦はそれを知らなかったらしい。怖!」(みぽりん・48才)
一生の思い出だし、皆のやりたいことを実現できるのは素晴らしいこと。でもこだわりが強すぎて、自己満足になってしまうと残念ですね。
思わず目を疑った花嫁姿
「メイク代を節約したらしく、新婦が自前でメイクしていた」(ちっぷすたー・36才)
「花嫁のお色直しが4回!常に花嫁は不在で、披露宴も長かった。しかも和装2種類は、傍目から見たら違いが全くわからなかった…」(匿名希望・45才)
「美女と野獣をイメージし、コテコテの黄色にグリーンのリボンのドレス、薔薇の花でプロポーズ。配られた写真はお姫様抱っこ。ちなみにイケメンと不美人のカップルです」(なおぷ・34才)
「直前にリバウンドしたという従妹。ウェディングドレスの背中の編み上げ紐が足りていなくて、クリップで留めていてヒヤヒヤした」(匿名・38才)
「ぽっちゃり体型の新婦がかなり露出度高めのウェディングドレスを着ていた。胸の谷間をガッツリ出し、巨乳アピールがすごすぎて、キャンドルサービスのときの親族席は微妙な雰囲気だった」(みち・44才)
「義妹が、義弟の結婚式を丸々真似した。式場のみならず、ドレスまで全部一緒!新婦の体格が全く違ったのでそこまで気づかれなかったみたいだけど、親族じゅう、『なんで?』という顔をしていた」(ななはち・45才)
花嫁姿は、ゲストの最大の楽しみ!この世に美しくない花嫁さんは1人もいないけれど、思わずギョッとしちゃったお話を伺いました。
うんざり…非常識すぎる余興
「新婦の友人が、某有名な不倫の歌を熱唱していた」(はな・46才)
「新郎側友人の余興がふんどしで踊るというもの。食事中におっさんの尻なんか見たくなかった。しかも酔った1人が、後から披露する予定だった新婦友人側のサプライズをばらした!」(もち草・43才)
「披露宴で、新郎側の余興がかなり下品だったこと。本人たちは酔っぱらって楽しそうだったけど、仕事関係や親戚もいることをお忘れなく…」(みのむし・34才)
「ウェディングケーキ作りで友だち同士が対戦する余興(式中リアルタイムで作る)。結果、ぐちゃぐちゃのケーキが出来あがった。悪ふざけが過ぎて、最悪だった」(まぬみ・32才)
「ブーケトスで、30代の独身女性に限定して、名前をいちいち読み上げて前に立たせていたのが、えげつなかった」(さやか・37才)
親族・友人・仕事関係と、ゲスト間にテンションの違いはつきもの。楽しむのはいいけれど、せめて場の空気やモラルは守ってほしいものです。
思わず耳を塞ぐ!ひどいスピーチ
「友人の結婚式で、最後に踊りの家元である新郎の父親が、自分の事ばかりを話し、舞い、式を締めくくった。会場の全員が引いていた」(ちえぞう・49才)
「40代のお嫁さんに、職場の人がスピーチで『早く子どもを産んでください』と言った。デリケートな話題だし、ここであえて言わなくても…と気まずい空気に」(しいこ・33才)
「新婦の上司が、入社してすぐのできちゃった婚をスピーチで揶揄していた。入社して期待していたのに残念だと繰り返しており、新婦の親御さんはずっとうつむいていた」(うつぼ母・48才)
「両家の親族が挨拶で、新郎新婦それぞれの自虐ネタばかり言っていた。『こんな娘よくもらえる』とか、『新郎新婦バカでお似合い』とかひどい悪口で、かわいそうになった」(匿名希望・41才)
結婚式のスピーチは、話す方も聞く方も緊張感が漂うもの。悪意の有無にかかわらず、ただただ平和に済ませてほしいですね。
他の参列者にビックリ!
「参列者のなかに、かなり肌の露出が高いセクシーなドレスを着た女性がいてドン引き。式場でも浮いていた」(saori・29才)
「私のテーブルの女の子が、ほぼ新郎と過去に関係があったという話を、披露宴中に聞いた。もうそのテーブルは飲み会状態でした」(りえ・39才)
「新郎側の友人が全員金髪だった。まじめな新婦に『本当に大丈夫?』と忠告したい衝動に駆られた」(こゆき・34才)
「幼稚園ぐらいの子どもを連れてきた人がいたが、子どもは普段着で、披露宴中ずっとベビーカーでスマホ動画を見ていた(音あり)。なんで連れてきたの?」(よもぎ・33才)
「私を含め、彼氏無しメンバーのテーブルには、新郎側の彼女無しメンバーが同席。新婦である友達から『合コン席にしといたよ!』と言われ、期待はしていたけれど、いざとなると式に全然集中できず、気疲れしただけだった」(ハピママ・36才)
せっかくの晴れ舞台、ゲストが台無しにしてしまってはいけません!いくらめでたい席でも、最低限のマナーは守ってほしいところです。
結婚式は主役・ゲスト側どちらにとっても大切なイベント。嫌な思いをしたり、苦々しい記憶として残ってしまうのは残念すぎます。双方がマナーと節度をもって、楽しく幸せな時間を過ごしたいものですね。
文/小林みほ
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