大切な衣服は長くきれいに着用したいもの。そうなると、お家の洗濯だけでなく、クリーニング店の活用は欠かせませんよね。でも、みんな一体何をクリーニングに出しているの?毎月の予算や、頻度は? 気になるけれど、なかなかご近所に詳しくは聞けません。 そこで、暮らしニスタ100人アンケート隊に、「クリーニング事情」を聞いちゃいました!また、クリーニングに出さなかったがゆえの、「お家洗濯での失敗エピソード」も、あわせてご紹介します。
みんなが「必ずクリーニングに出す」アイテムは?
それぞれのご家庭で、「これは絶対クリーニング!」と決まっているアイテムを、意見が多かった順にご紹介します。
1位:コートやジャケットなどのアウター 83.6%
堂々1位は…やはり、お家で洗濯するにはハードルの高いアウター類。「お家では洗えないよね?」と共通認識のアイテムかもしれません。最近ではクリーニング後に保管してくれるサービスも増えており、活用すれば衣替え・収納的にも大助かりですよね。
2位:スーツ 78.7%
1位から僅差で2位だったのは、ビジネスやきちんとしたシーンで欠かせないスーツ。水洗い不可の生地が多かったり、お家で洗うとなると型崩れやほつれも気になります。アイロンがけも難しそう…。やっぱりプロにお任せが安心!です。
3位:制服 24.6%
型がかっちりしている学ランやジャケットタイプ、プリーツいっぱいのスカートなど、お家で洗うには難易度が高い…。毎日、さんざん着てもらって、長期休暇の間にプロによってメンテナンスという方が多いようでした。
4位:ワイシャツ 18%
旦那さんには、いつ真っ白くてパリッとしたシャツを着ていてほしいもの。お家で洗ってもいいけれど、やっぱりクリーニングに任せるのが確実&楽チンです。旦那さん自身が「シャツは絶対クリーニング派!」という意見も多くみられました。
次点:ワンピース、、冠婚葬祭の服。。。
皆さん、やはりピシッとキレイに保ちたい衣服をクリーニングに出す傾向に。お家の洗濯とは仕上がりと長持ち具合が違いますし、他の家事や育児・仕事もあるなか、丁寧でこまめな洗濯・アイロンがけを毎日するのは正直ハードルが高いです。多少出費がかさんでも、プロにお任せするのが賢い選択かも。
月々のクリーニング代、みんなどれだけかかってる?
地域や店舗によって価格に差はありますが、大体の予算相場を聞いてみました!
1位:1,000円以下 45.9%
2位:2,000円以下 24.6%
3位:3,000円以下 9.8%
「子どもの制服は長期休暇中に」「季節の変わりめにアウター類をどっさりと」など、毎月決まった予算があるわけではないという意見もありましたが、大体毎月にのべると、上記のような結果となりました。皆さんのご家庭と照らし合わせてみて、いかがでしょう?
クリーニングに出せばよかった…!お家洗濯のかなしき失敗談
今や洗濯機の機能はかなり向上し、大体は問題なく洗濯ができる昨今。でも、やっぱり失敗はつきものなんです…。皆さんの、お家洗濯での涙が出ちゃいそうな失敗エピソードを聞きました!
ダウンは鬼門!
「ダウンを家で洗ったら、溶けて穴が開いた!」(ここしんママ・42才)
「ダウンコートを洗濯機で洗い、フタをあけたらすっかり薄手のコートになり果てていた。あのフカフカはどこへ!?」(へちまエンジン・34才)
「雑誌の記事を見ながら洗ってみたが、ダウンコートのふくらみが減ってみすぼらしくなった。白いものだったけど、色もなんだかくすんでしまった」(はな・46才)
「家でダウンジャケット洗ってみたら、見た目は問題なく仕上がったけれど、羽毛がよく飛び出るようになり、着ると中のセーターにビッシリ羽毛がつくようになってしまった。特に黒いセーターだと羽毛が目立つので、着られなくなった」(あくび・46才)
やってしまった…縮んだニット
「お気に入りのニットを、デリケート用洗剤を使って、洗濯機の手洗いコースで洗ったのに縮んだ…面倒でもちゃんと手で洗うべきだったのか」(ちっぷすたー・36才)
「礼服のスカートを洗濯機でデリケート洗いしたら、生地が縮み、裏地の方が長くとびでていた。しばらく状況が飲み込みませんでした」(匿名希望・45才)
「セーターを洗う際、洗濯表示をチラッと見たものの、よくわからないものがあって、『まあいっか!』と何となく予想して洗ったら見事に縮んでしまった。ちゃんと確認すればよかった!」(匿名希望・29才)
「ボーっとしていて、絶対ダメなのにニットを洗濯~乾燥モードで洗ってしまった。まだ1回しか着ていなかったニットが、お人形用ぐらいのサイズに縮んでいて、泣き笑い…」(匿名希望・37才)
一帳羅がシワシワに…
「クッシャクシャになってしまい、いくらアイロンをかけても取れなかった」(まぬみ・32才)
「パーティードレスを洗ったらまるでシワシワ加工のようになってしまい、形も変になってしまった」(匿名希望・34才)
「シルクのブラウス。何度かクリーニングに出したことがあり、大丈夫かな?と手洗いしたら、質感が変わり、変なシワができて縮んでしまった…後悔」(atsuko・48才)
「セーターを洗ったら、モロモロにけば立ってしまった。毛玉取りでとってもどうにもならず、泣く泣く捨てました」(くり・38才)
「カシミアのセーターをうっかり他の服と一緒に洗濯したら、ボサボサのモジャモジャに!」
油染み・色落ち
「レストランで食べこぼした油汚れを家で石鹸で洗ったら、一気に油シミが広がって、汚れは落ちたものの油染みの輪みたいなものができてしまい、全然落ちませんでした」(たっきー919・43才)
「洗濯時に、うっかり水洗い不可のアイテムがあったみたいで、見事に色落ち!タオルやシャツ、下着など、家じゅうのすべての白いものがピンクに染まったことがあった」(manky・40才)
皆さん、エピソードの最後には「ケチらずに、クリーニングにだせばよかった」というコメントが多くみられました。やっぱり難易度の高いものはプロに任せた方が無難ですね。
文・まとめ/小林みほ
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