中学生の約半数、高校生の9割以上がスマホでネットをする時代(※内閣府平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査)。
スマホを持たせる側の親としては、「使い方は?」「料金は?」と悩みはつきません。
そこで今回は、小学生~高校生のお子さんを持つママたちの座談会を決行!
中高生スマホ事情の「ホントのところ」と「ママの本音」を語っていただきました。
参加者は、ヨーコリンさん(小4女子のママ)、のぶりんさん(小6男子、小4女子のママ)、丸 マイさん(中3男子のママ)、AMTAs mamさん(中3女子、中1男子、他小学生2人のママ)、K-mamaさん(高1女子のママ)の5名。
子どものスマホ、いつから持たせた?どんなプランを利用している?
”スマホまだ派”のヨーコリンさん(手前)とのぶりんさん(奥)。
集まった5人のうち“スマホはまだ派”は2人。
小4女子のママ、ヨーコリンさんは「女の子なのでネットにつながるのが心配。スマホを持たせるのは早くても中学生からかな」と言います。
小6男子のママ、のぶりんさんも「『スマホは高校から』と思っているのですが…。でも息子の周りが中学入学を前に一斉に持ち出して……実は今、揺れてます」とのこと。
今どきのスマホ適齢期「中学入学」を控えたふたりは「持ったらどうなる?」「持つならどう持たせる?」が大きな関心事です。
”持たせている派”の丸 マイさん(左)、AMTAs mamさん(中)、K-mamaさん(右)。
一方、“持たせている派”のママ3人に、お子さんにスマホを持たせた時期や現状を聞いてみると…、
高1女子のママ、K-mamaさんは、「我が家は中1で長女にスマホデビューさせました。最初は控えめに使っていましたけど、高校生の今はSNS、ゲーム、動画にイラストアプリまで、私以上に使いこなしてますね」とJKらしいスマホライフを満喫中の様子。
そのぶん「データ量多め」の契約で「スマホ代が月1万円以上かかっちゃうのは頭の痛いところ」だそう。
AMTAs mamさんは、中3の長女には海外ホームステイを機に中2から、中1の長男は中学入学前の小6からスマホを持たせているそう。
「この2台のスマホは格安SIM。でも、『高校に無事合格したら』という約束で、上の子はキャリア契約に変更予定です」。
中3男子のママ、丸 マイさんの場合は、「うちは中3になってガラケーからスマホに移行しました。その際、『初めてだから』とデータ容量は最低の1GB契約に。でもやっぱり何だかんだとたくさん使うから、毎月末は速度低下に苦労してましたね」と苦笑。
子どもにスマホを「持たせるか否か」はもちろん、持たせてからも「料金」「容量」「速度」とママの悩みどころはやっぱり多め。では肝心の使い方はどうなのか、子どもたちの普段の様子を3人に教えてもらうことに!
ママもびっくり!今どき中高生のスマホの使い方とは?
今どきの中高生はスマホをどう使っている?“持たせている派”3人のママによると、かなり多様な活用実態が!
K-mamaさんは「娘は高校生なのでSNSはひと通り、それと大好きなゲームや動画、マンガアプリもよく見ています。
熱中しすぎはダメだけど、大好きなゲームきっかけでさまざまな歴史や地理を調べ始め、詳しくなったのは思わぬ収穫かも。
あと模試の時など、車で送っていたところを地図アプリで迷わず到着できるようになるなど、行動範囲の広がりとともにスマホに助けられる部分は大きいです」。
部活男子ママの丸 マイさんは
「地方大会の様子をYouTubeで確認する、フォームを撮影してチェックする、移動中に音楽を聞く、などSNSやLINEをやらない息子でもスマホは必携。塾とのやりとりも専用アプリですし」
と便利に使っている様子を教えてくれました。
受験生を持つAMTAs mamさんも
「そう、持たせてみたらスマホって意外と勉強にも使うんですよね。わからないことがあるとすぐ調べられるし、英語のリスニングの過去問をYouTubeで探して移動中に聞いたり。
他にもWEBの通信講座や、高校ではタブレットを使う授業もあったりするので、もうそういう時代なんだな、としみじみ思います」
とはいえ、やっぱり困ったこともあるわけで…
意外にも? 勉強や部活、塾などにスマホを役立てている中高生たち。とはいえ、ママにとっては困ったこともあるようです。
「最初は『SNSはしない』『ゲームしない』約束だったのに、いつのまにか娘のスマホは関連アプリで容量パンパン。
今や私のスマホにゲームアプリをダウンロードして『ログインしておいて』『進めておいて』という状況。
あまり締め付けすぎるのも、と思ってやらせていますが」と困り顔のK-mamaさん。
AMTAs mamさんは「我が家は長女が高校受験中。『信じてるからね』と伝えて使い方はまかせています。
ただ、通信会社側のサービス変更まで把握できず、通話定額の終了を知らずに通話代が膨大になっていたことが。焦りました」と言います。
また、女の子ママのヨーコリンさんからは「女子はLINEにずっと時間をとられちゃうんじゃ…」という心配の声が。
「うちの娘もスマホを持ち始めたころは、LINEにかなり時間を割いている感じでしたが、それはだんだん落ち着いてきますよ。今は、勉強中はLINEを見ないし、やりとりも頻発していないみたい」とAMTAs mamさん。
高1女子のママ、K-mamaさんも同意見でした。
「学校からも、スマホの使い方やトラブルについて何かあればすぐ全体指導のお知らせがきますし、そのたび親子で話し合っています。大事なのはスマホを“持つ前”に、使い方のルールを親子で決めておくことでしょうね」とAMTAs mamさん。
スマホ使用のルールを決めることで子どもも親も安心できる
好奇心いっぱいの子どもたちに、「スマホ使用のルール」をどう決め、どう守らせるか、は“持たせていない派”ママたちの最も知りたいところ。
「返信に明け暮れ、学生生活に支障が出ないか、有害サイトを見たりしないか、などは女子だけでなく男子ママも心配するところです」とのぶりんさん。
丸 マイさんの場合は、スマホを欲しがる中3 の息子に「親が何を心配しているか」を明確に伝え、自分で「どうすればいいか」を考えさせたそう。
「そしたら『受験が終わるまでLINEはダウンロードしない』などの誓約書を書いて私たちに持ってきました。『自分で決めた』から納得して守れたようですし、その他メールやゲームも使いすぎることなく、志望校にも無事合格できました」。
AMTAs mamさんからは、「『SNSには個人情報はあげない』『自分が読んで嫌な気持ちになる内容は書かない』とか、SNSの使い方については最初に約束しました。
スマホは社会とつながるもの。まだ、使い方がわかっていない子どもたちには、親がしっかり教えることが大切だと思っています」という声も。
やっぱりスマホを持たせてよかった!その理由とは?
いろんなことがあるけれど「やっぱり子どもがスマホを持ってよかった」と3人。
「連絡がつきやすい、という通信機器としての利便性はもちろんですが、友人同士のコミュニケーションツールとしての優秀さはやはりすごい」とAMTAs mamさん。
「ちょっと前まで昼休みはTikTok一色だったみたいですし、メイクやダイエット動画は鉄板で盛り上がれる。心配な部分ももちろんあるけど、『だから持たせない』選択はデメリットのほうが大きいように感じます」。
K-mamaさんはペイントアプリを使いこなすわが子の一面にビックリしたそう。
「私たちの時代は本を買って勉強したり、学校でテクニックを習って描くもの、でしたが、娘はアプリひとつでなかなか上手な絵を描いている。今の子はスゴイなぁ思います」。
丸 マイさんの息子さんは動画プレゼンで家族をアッと言わせたとか。
「ご褒美旅行を計画したら、スマホで自分の『行きたい場所』動画を作り、TVで再生してプレゼンしてくれました。内容もとても面白く、こんな使い方もできるんだな、と親の方が勉強になりました」と嬉しそうです。
子どもの好奇心を刺激するスマホ。使い方次第で子どもの可能性を大きく広げてくれそうです。
ママたちの声から見えてきた!子どものスマホは大容量が正解!?
「子どものスマホの使い方」から見えてくるのは、行動範囲がぐっと広がる中学生から高校生になるタイミングには、外出先でスマホを使いデータ通信を行う機会が増えるため、大容量プランのスマホが必要になるシーンが多いということ。
「高校に進学すると、電車通学中にスマホを見たり、友達と少し遠くまで遊びに行ったり、自分の興味のあるジャンルのアプリをダウンロードしたり…。行動の幅が広がるので、もっとギガが必要かも、と思うことは多々あります」とK-mamaさん。
丸 マイさんも「うちも今後は部活の遠征が多くなるため、地図アプリや乗り換えアプリをよく使うようになるので、もっとギガ数を増やしたいと思っています」とのこと。
「とはいえ、ギガが足りなくなくなった子どもたちがフリーWi-Fi目当てにコンビニやカフェ前にたたずみ、スマホを見ている姿をよく目にします。でも、通信内容が外から丸見えになる危険性もあるので、娘には絶対つながないようにと教えているんです」とK-mama。
となると、スマホそのものが大容量タイプのものがママとしては安心と言えそう。
丸 マイさんは「制限すべきは、ギガでなく有害サイトやダラダラ使用」との意見。
「スマホの安心機能を利用すると、今何分くらい使っていますよ、というお知らせがもらえたり、時間制限や閲覧制限、履歴把握もできるみたいなので、話し合って利用するといいかも」。
「大容量になっても、安心機能で年齢にあった制限ができるならいいよね」と“持たせる派”のママ3人。
ヨーコリンさん、のぶりんさんからは「スマホにそういうサポートがあると心強い」「子どもに危険性教えるのは早いほど効果が高いと思うので、スマホを前向きに考えようかな」という声が聞かれました。
大容量でおトク!しかも安心といえばソフトバンクの「学割放題」
コミュニケーションから勉強、部活、塾などなど、今どきの中高生に欠かせないスマホ。有効活用に必要なのは、親のサポートと大容量ギガ! ソフトバンクは「学割放題」で応援します。
今年の学割は2つの選べるプランを用意。5月31日までの学割キャンペーンで、データ定額 50GBプラスの「ウルトラギガモンスター+」なら、対象サービスの動画、アプリ、SNSがギガノーカウント(※1)。
家族4人ご加入で、学生は3カ月間基本料0円で(※2)で使うことが可能です。
また、最初のスマホは小容量でという方には1GBから使った分だけの「ミニモンスター」もあり、お子さんの利用状況に応じて選べますよ。
また、「あんしんフィルター」サービスを提供し、閲覧制限、利用時間の制御、発着信や閲覧履歴の監視などを「親のスマホから」子どものスマホに設定し、管理することができます。
家族で乗り換えると、学生だけでなく家族も「みんな家族割+」でおトクに!
子どもの初スマホを機会に家族全員で乗り換えるのもアリですね!
※1 対象サービス内の一部機能については、データ通信量を消費します。有料サービスをご利用の際は、別途各社へお支払いください。
※2 新規・機種変更・USIM単体契約の25歳以下の方対象
翌月から適用 2年契約(中途解除料9,500円税抜)
提供/SoftBank
撮影/対馬綾乃 取材、文/和田玲子