結婚することによって避けられないのが、夫の実家との付き合い。好きな人と家族になれることへの嬉しさ反面、義理の関係が生まれることで初めて面倒に感じることが多々あるのも事実です。
今回は一般女性100人に、夫との実家の付き合いで苦労したエピソードを聞いてみました。
やっぱり避けられない?姑・舅付き合い
姑・舅と結婚したわけじゃないのに!
「事前の日程確認などは一切なく、姑から『明日、行きます!』と夜にメールがきて、翌日訪問してきます」(専業主婦/29歳)
「結婚後の新居を構える時も、結婚式のことも全て義両親主導でやったので、意見が合わず苦労しました。結婚式で着るドレスの色や新居のカーテンのデザインにまで、口を挟んできた時には、少し引いてしまいました」(専業主婦/31歳)
「結婚して間もなく、義母が還暦を迎えて勝手にホテルで食事会を企画され、ランチだけで4万払わされた」(個人事業主・フリーランス/38歳)
「姑は借家を転々としているため郵便物などの受取先が私と夫の住所になっているのが面倒くさい。本人宛の郵便物を勝手に開封できないため、毎回電話で手紙が届いたと知らせなくてはいけないのがストレス」(個人事業主・フリーランス/29歳)
「夫の家族が週末のランチに参加するよう強いてきます。身支度を整え、急いで夫の実家を訪問した時に、日にちの変更を平然と告げてきたときは、もっと早く伝えて欲しいと思った。誘ってくる割には姑の都合で突然キャンセルや変更をしてきます」(専業主婦/48歳)
子離れしてほしい…息子ラブな姑
「自分の息子が原因で問題が発生しても絶対に姑は息子を責めたり叱ったりせず、『あなたはそのままでいいのよ。何も悪くない』と言います。それが嫁である私を苦しめることになっても絶対的に息子は悪くない対応」(専業主婦/44歳)
「とにかく、息子から子離れできていない姑は未だに『○○ちゃん』と呼び中学時代まで自分がご飯を口まで運び食べさせていたと自慢してくる」(正社員/49歳)
子どもができてからも、ひと苦労…
「子供が産まれてから、『写真を送ってくれ』と言ってくるわりには、送っても特に感謝の言葉があるわけでもないし、その上写真を見て「子供が手に持っているものが危ないのではないか」など気になったことを指摘してくるので面倒になって送るのをやめました」(専業主婦/41歳)
「出産時、陣痛が来たことを伝えると、実母より先に、姑が産婦人科病院に来たこと。初めてのお産で自分がどのようになるのかわからず不安な中、気を使う相手が来るというのは辛い。来ていただくようお願いはしていなかったので、看護師さんが取り計らってくれて実母の到着を待ってからお会いした」(正社員/39歳)
一般的に考えたら「非常識では?」「自慢することか?」と思えることも、姑や舅を前にすると、ぐっとこらえなくてはいけないのが辛いところ。夫婦として歩む姿を、温かく見守ってほしいものですね。
姑より要注意?小舅・小姑付き合い
「結婚が決まった途端に、夫の姉に保険を勧誘された。遠方にいるため流していたがわざわざ説明に来て、加入せざるを得なくなった」(専業主婦/37歳)
「夫の実家には出戻り子連れの姉がいます。その姉はいつどこに行くにも弟である夫にお金を出させます」(パート・アルバイト/33歳)
「私の主人は次男なのですが、長男夫婦が義実家からかなり離れた土地に家を建てたのには驚きました。義理の両親の老後は結局近くに住んでいる私たち夫婦がみることになりそうで、私もひとり娘で両親をみなければならない立場なのでいまだに納得できません」(パート・アルバイト/38歳)
「夫の実家に帰省して私が料理をつくった時、義理の姉夫婦にも食べていただいたのですが、義理の兄が『おいしい』と言ったとたん、義理の姉が『無理せんでもいいでっ!』と、きつい口調で言われ、唖然としました」(専業主婦/43歳)
他人同士が突然、兄弟になるからこそやっぱり意見が対立してしまう場面があるよう。そんな時こそ、夫にフォローしてもらいたいところですが、なかなか思い通りにはいかないことも…。
私が非常識なの…?家族イベント付き合い
「姑から夫の実家や親戚関係に冠婚葬祭その他何かあったときに一番に知らせてきて、包む金額を指定されたことにとても驚きました」(個人事業主・フリーランス/51歳)
「夫の実家は田舎です。私たちは少し離れた場所に家を構えていますが、家族や親戚付き合いは何より優先されます。私は妊娠中に切迫流産などで絶対安静の指示が出ていました。しかし、お盆は親戚みんなが集まり本家の嫁である私が応対をしなければ恥だからと言われ、無理矢理参加させられました」(パート・アルバイト/38歳)
「行事ごとに前の日から泊まり込みで準備を手伝うことが当たり前だと教えられたこと」(パート・アルバイト/36歳)
「乳児連れでカラオケ大会が行われます。年に2回、親族が集まってパーティルームでカラオケをします。ほぼ強制参加の為、生後数カ月の乳児含む小さな子どもたちもいます。その間、ヘビースモーカーの義父母は煙草を吸い続けている為、室内は真っ白。音ががんがん鳴り響く3時間を過ごして、翌日は頭痛でフラフラです」(専業主婦/32歳)
「夫の実家は夫婦仲が悪く、別居しているため行事などでお互い合わないように予定を調整するのが面倒です。また夫の家族はみんな連絡などがルーズでなかなか予定など重要な連絡をしてくれないのでぎりぎりまで予定が決まらないなどということも面倒です」(個人事業主・フリーランス/32歳)
非常識と思えることでも、夫の実家からしてみれば常識で、嫁の立場上従わなければならないというエピソードも。「郷に入れば郷に従え」と言いますが、抵抗があるものもやっぱりありますよね。
間に入る自分の身にもなって!両家付き合い
「結婚した後、実家の母は式を挙げるように催促してきましたが、義実家が式を挙げなくてもいいのではないかというスタイルで、両家で揉めて大変でした。両家の折り合いをつけることが面倒だと感じました」(専業主婦/36歳)
「結婚前、釣書を書けと言われたことに驚きました。その他、どんなことに対しても両家で考え方が正反対だったので間に入って理解を得るように進めていくのが大変でした」(無職/39歳)
「子供の初節句祝いのことです。我が家は一太郎二姫。息子の時は主人の実家が兜を購入し、娘のお雛様は女親の実家が用意するのが主流と思い私の両親と購入の話をしていました。でも勝手に夫の実家が購入してしまい、せっかくのお祝いなのに実両親の出番がありませんでした」(派遣社員/39歳)
夫の実家を立てなければならないのはわかっているけれど、自分の両親の意見だってないがしろにはできないですよね。ほかにも、「義母が不倫している」といった驚きエピソードも。大小あれど、夫の実家との付き合いに何かしらの悩みを抱えているよう。
もともと他人同士ですし、お互いに無理のない距離感を保って付き合っていきたいところ。くれぐれも自分ばかりが負担を背負って大変な思いをしないよう、夫など周りの人に相談して抱え込まないようにしましょう。
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
名前によって損したり得したりしているアラサーフリーライターです。昨年突然の湿疹を伴うアレルギー症状に見舞われ、食事や生活習慣を改善したことで克服した経験から、オーガニック食品や漢方などに興味があります。
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