「新婚」と聞くと、ラブラブで楽しい期間というイメージを持つ人も多いと思いますが、一方で苦労したという人も結構いるようです。中には新婚一年目で離婚に至ったという人も…。
今回、新婚当時のエピソードを一般女性100人に振り返っていただきました!
家事は妻がやって当然という態度に耐えられず…
「家事分担ルールが守られていない時、よくぶつかっていました。今はお互い手抜きを覚えたので、当時の苦労は乗り越えました」(正社員/29歳)
「新婚当時は二人とも、別の企業の正社員で共働きをしていました。私が残業で遅くなった時、家に戻ると夫が早く帰って来ておりテレビを寝転んでみていた。洗濯物の取り込みも食事もなにもできておらず、疲れてかえってきて何もできていない家の状態に涙が出てしまった」(個人事業主・フリーランス/49歳)
「夫が家事を一切しない人だった。頼めばやるが、頼まなければ私がどんなに疲れていようとやらない。残業続きで疲弊して夜遅くに帰った時に、『飯は?』と言われて激怒してしまった。それから少しずつ味噌汁を作ったりサラダを用意するなど、料理の手伝いをするようになった。まだまだ料理自体は作れないので、鍛えている最中」(正社員/29歳)
「イクメン」という言葉も市民権を得て、家事に協力的な夫も多くなってきたように思われますが、家事を全くやる気のない人もいるようです。家事の分担はしっかり決めて、守ってもらいところですよね。
生活リズムの違いにもやもや
「当時は1LDKに住んでいて、就寝時間が違うことでよくケンカした。私は11時には寝たいのに、夫はリビングで深夜2時まで平気で起きている。寝室に漏れる明かりが気になって眠れなかった。睡眠不足になると仕事に悪影響が出るからと言って根拠とともに説明したところ、0時には就寝という案で折り合いが付いた」(専業主婦/30歳)
「結婚してまず苦労したことは休日の起きる時間の違いです。私はお昼近くまでゆっくり寝てブランチ派なのですが、夫は休日でも遅くとも8時過ぎには朝ごはんを食べたい派でした。まだ寝ていたい時間に夫から朝食を要求されて、疲れているときなどは離婚も考えましたが、だんだんと体が慣れていきました」(正社員/49歳)
「一人寝の睡眠環境から、旦那との二人寝の睡眠環境になり、もともと寝つきが悪かったけど、旦那のいびきでますます寝つきが悪くなった。枕を変えたり、頭をつついたりして、いびきを止めようと頑張ったが改善せず、諦めた。今は、安眠、健康のために別々の部屋で寝ています」(正社員/43歳)
生活リズムの違いはどちらかが片方に合わせるか、妥協点を探していかないとお互いもやもやを抱えたままに。うまく話し合いの機会を設けて解決していきたいですね。
食の違いでケンカに
「一緒に住まねばわからない、とはよく言いますが本当にその通りで、味噌汁一つ挙げても、私の家族はあまり薬味にこだわらない家庭でしたが相手は絶対にこだわる派。また食事のたびにマヨネーズ、ケチャップ、醤油などの調味料が並んでいないと気が済まず、頑なに譲らない。妥協したのは私。結婚とは忍耐と妥協です」(専業主婦/49歳)
「料理は割と得意だったのですが、味付けは薄味でした。でも、主人は濃い味付けが好きだったため、よくケンカになりました。出した料理にいきなり醤油をかけられたときはキレました。最終的に味付けは自己責任ということで落ち着きました」(専業主婦/61歳)
食事は毎日のことですし、せっかく作った料理を美味しくて食べてくれないのではつまらないですよね。結局、食の趣味が近い人と結婚するのが一番なのかも…。
親族との付き合いに疲れて…
「夫の両親、祖母と同居していましたが、新婚一ヶ月で夫と家を出ました。理由は、祖母の世話や家事を完全に私に任せると言い出したからです。夫に私ひとりで出て行くと言ったら、夫も一緒に出てマンションを借りて暮し始めました」(専業主婦/55歳)
「姑の干渉がすごかったです。家が近かったので毎日のように訪ねてきました。家を買い遠くに引っ越したので逃れることができました」(専業主婦/44歳)
「結婚したのは夫であって、夫の家ではない…」と言いたくなるような経験をした人も。夫の親族に悪い印象を与えたくはないですが、我慢してばかりだと結婚生活も苦痛に感じてしまうかもしれません。親族についても、気になるようならしっかり話し合っておきたいですね。
金銭面は結婚前に必ず話し合うべき
「金銭感覚は普通だと自分では思っていたのに主人が私以上に節約家で驚いた。婚約指輪は節約せず人並みにもらいたかった。ただ主婦感覚かと思うほど10円、20円にこだわる様子を見ていると、お金をたくさん使う人よりはいいと思っている」(学生/36歳)
「お金の管理の仕方で夫とぶつかりました。最終的に私が折れましたが、結婚する前に話し合っておくべきだと思いました。お金のことは大切なので、合わないなら結婚するべきではないと思います」(専業主婦/39歳)
「私はおめでた結婚だったので、貯金などが一切なくお金の面で主人ともめることが多かった。もともと主人は金遣いが荒く、借金癖もあったので結婚する前にそういった面で話し合って借金はもうしていないと言っていたのに、結婚してからも借金をし続けていた。その返済に今も困っている」(学生/21歳)
お金の感覚は人によってかなりズレがある場合もあります。結婚して一緒に生活するのであれば、必ず相手の金銭感覚について見極めておきたいところ。結婚した後、相手の借金が発覚して自分が困ったり、節約家すぎてうざったく感じてしまって愛が冷めたなんてことがないようにしたいですね。
保険金目当てに浮気発覚?こんなエピソードも
「子供も出来たことだし生命保険に入る話をしたら、保険金目当てだと思われました。あきれてものも言えなかった」(無職/39歳)
「新婚1年目で旦那の浮気が発覚したので、翌年離婚しました。バレなければいいやという考えが理解できないです」(専業主婦/36歳)
「夫の転勤が多く、苦労しました。隣県に来週転居、などということが多かったため、銀行口座などは無理に移動しないで済むよう、ゆうちょを利用したりしました」(専業主婦/49歳)
新婚といえど、いいことばかりではありませんが、こういったことを乗り越えたり、折り合いをつけていくことで夫婦の絆は強くなるのかも。もちろん、夫婦でいることが本当に辛くなったのなら、早く別れてしまうのも一つの手段です。お互いを嫌いになる前に、無理のない選択をしていきたいですね。
※暮らしニスタ編集部が一般女性100人を対象に行ったアンケート調査より
名前によって損したり得したりしているアラサーフリーライターです。昨年突然の湿疹を伴うアレルギー症状に見舞われ、食事や生活習慣を改善したことで克服した経験から、オーガニック食品や漢方などに興味があります。
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