こんにちは。
隙あらばゲームしたくてイラストレーターになった、かわぐちまさみです。
息子のそーちゃんは、とっても元気で明るい…
フェミニストな男の子(5歳)です。
例えば、どんなところがフェミニストかと言うと…
「そーちゃん、お菓子食べ過ぎ!」
「かーちゃんは笑ってる方が可愛い」
「ドッキュン…♥♥♥」
乙女心を思い切り、わし掴んできます。
スーパーに買い物に行ったら…
「重たいでしょ?荷物持つで?
お菓子の袋だけ持つで?」
髪型を変えたら…
「かーちゃん可愛い。
ラムネ食べていい?」
体調が悪いときは…
「かーちゃん大丈夫?お熱はかろうね~」
ゴスッ!!!(オデコに頭突き)
親バカでゴメンなさい。
でも、こんなふうになったのは最近のことです。
そう…
遡ること4年前…
そーちゃん1歳半、イヤイヤ期真っ盛り。
視界に入るもの全てに喧嘩を売りまくっていました(遠い目)
この頃の私は
無意識に語尾に「ゴメンナサイ」をつけるくらい参ってました…
「かわぐちですゴメンナサイ」
「隙あらばゲームしてますゴメンナサイ」
「今晩のご飯はカレーですゴメンナサイ」
夫はブラック業界勤務で、ほぼ家におらず
仕事も復帰していたので(家事は放棄してたけど)
毎日、本当に忙しくて、大変で、辛かったです。。。(遠い遠い目)
でも、そんな私と息子を支えてくれた人(?)がいました…
あの人(?)がいなかったら、私、ダメだったかもしれない…
その彼とは………………
アンパンマン!!!
荒くれそーちゃんも、「アンパンマン」に接しているときは心穏やかに過ごすことがありました。
周りのお友達を見ても、
アンパンマンにハマる時期があるみたいですね!
私の母いわく、私も例外ではなかったそうです。
「あんたも好きやったで、特に食パンマン」
食パンマンは元祖、二次元イケメンですね!
私、昔から二次元イケメンが好きだったみたいです(照)
アンパンマン、そして彼の産みの親である偉大なる、やなせたかし先生、
世代を超えて、全国のお母さんたちを助けてくれてありがとう…
ありがとう!!!
そんな感謝の気持ちを込めて…
「そーちゃんが2歳の誕生日はアンパンマンの料理を作ろう!」
と決めました。
ということで、第3回「それゆけ!テケトーめし」は…
子どもが喜ぶ!炊飯器で簡単♪「アンパンマン」オムライス!
◎レシピ
【材料】(3~4人分)
・米…2合
(A)
・ソーセージやシーフードなどのお好きな具…(食べやすいサイズに切る)
・バター…適量
・塩胡椒…適量
・卵…2個
・マヨネーズ…大さじ1
・海苔…適量(目、眉毛、口の形にカット)
・ニンジン…輪切り3枚(ほっぺた部分に使う。太い部分を使うのがオススメ)
【つくり方】
① 炊飯器の釜に、といだ米と(A)を入れ、水を加える。
その上に輪切りにしたニンジンを乗せて、一緒に炊く。
一番上にフワっと置くのがポイント!
② 溶き卵にマヨネーズを加え、しっかり混ぜ、フライパンで薄く焼く。
マヨネーズを入れることでふわふわになるよ♪
③ 丸い底の器に②で焼いた卵をひいて、その上に炊き上がったごはんを詰める。
もう一つお皿を用意してひっくり返したらアンパンマンの土台が完成!
④ 炊飯器で一緒に炊いたニンジン3枚を中央に並べ、海苔で目、眉毛、口を作ったら完成!
炊飯器でオムライスの中身を作る間に、
フライパンで卵を焼く…!
あとはアンパンマンの顔にデコレーションするだけの簡単!時短料理!!
これぞ…テケトーめし!!!
「どや??そーちゃんの大好きなアンパンマンやで~!」
「な、な、なんで!?」
「そーちゃん、ドキンちゃんが好きやから…」
「……………………………………………………
……………………………………………………
……………………………………………………。」
「ドキンちゃんは…………………………………
……………………………………………………。」
「難しいやろ、いろいろと」
この頃から、そーちゃんはフェミニストの素質があったのかもしれません。
ドキンちゃん可愛いよね。
でも、三次元不器用のかーちゃんには作れません★
これが、2歳の誕生日の様子。
アンパンマンを見ながら、アンパンマンを食べるという、アンパンマンに染められた世界。
ホットケーキミックスでケーキも作りました!
ドキンちゃんじゃなくてごめん。
息子のイヤイヤ期を振り返って思うことがあります。
そーちゃんは、周りの子より言葉を話すのも、歩くのも遅かったから
余計にもどかしい気持ちだったのかもしれません。
大人の私たちには、わかりにくいけど、
気持ちを伝えられないって、とても辛いことです。
言葉のわからない国に、たった一人で放り込まれたようなものです。
私も外国に行ったとき、言葉が通じなくてイライラしたことがあります。
そう考えたら、荒れ狂うのも納得できます。
言葉も個人のペースがあって当たり前なんですよね。
ほかの子と比べず、彼の成長を見守ろうと決めました。
そして現在…
リア充園児になりました。
子どもの成長って凄まじいですよね。
見ていて飽きません★
この先もそーちゃんのペースに合わせて、成長を見守っていきたいと思います!
つづく
作者:かわぐちまさみ
隙あらばゲームばかりしている漫画イラストレーター。リア充の息子と影の薄い夫と暮らしている。
2014年に苦手な料理を克服するコミックエッセイ「新米かーちゃんがテケトー料理をはじめたら、どエライことになりました。」出版。
現在はブログにて「隙あらばゲームしたくてイラストレーターになりました。」を連載中。
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