【コジマジックの100均収納術】洗面所のすき間を有効活用する方法
更新日：2021.02.19
こんにちは！ 収納王子コジマジックです。おうちの中で収納に困っている場所はありませんか？ 新たに収納用の家具を増やさずとも、100均やホームセンターで手に入るプチプラアイテムを使って、上手に収納力をアップさせることができるんです。今回は、洗面所や洗濯機周りの収納改造に着手します。
水回りの収納スペースは、家庭によって実にさまざま。空間が限られていて、棚などの収納家具を置きにくい場所でもあります。
また、清潔を保つために、こまめな掃除も必須！ 掃除のしやすさも収納を考えるうえでの大切なポイントです。
洗面台下は高さを生かすアイテムを投入
洗面台下は、そのままでは使いづらいスペースの筆頭格。収納ボックスを入れるにも配管が邪魔になるため、高さと奥行きをうまく活用できずに困っているお宅が多いようです。まずは大きな空間をいくつかに仕切り、しまうアイテムの特徴をいかしながら収納していきましょう。
スプレー洗剤はひっかけて
スプレーボトルは、トリガーノズルをひっかけて収納することで、デッドスペースになりがちな空間をうまく活用することができます。つっぱり棒を上のほうに取り付け、ノズルをかけるだけ。中身が減っても、棚のなかでコロンと倒れてしまうことがなくストレスフリー！
すぐ手に取れるよう、つっぱり棒は排水管の手間に設置しましょう。
コの字ラックで収納力アップ
高さを生かすために投入したいアイテムがコの字ラック。これで、空間を上下2段に仕切ることができます。プラカゴに入れて収納すれば、下の段に入れたものもスッと引き出せます。
書類ケースでストック品を整理
シャンプーや洗剤などのストックは、書類ケースに。床に直接置くと、奥のものを取り出すたびに、手前のものをかき分けなくてはなりません。これがゴチャゴチャ化を招く一因。書類ケースに入れれば、ケースごと引き出して必要なものをサッと取り出せます。
ティッシュ＆ゴミ箱を空間収納
ちょっとした掃除やメイク直しなどに、洗面台にあると便利なティッシュ。つっぱり棒１本で、ティッシュボックスをはさむ収納はいかが？
ボックスをさかさまにはさむから、最後の１枚まですーっと引き出せます。いっしょに100均の小さなカゴもひっかけておけば、ゴミ箱に。
お風呂おもちゃはかごに吊るして
お風呂で活躍する子どものおもちゃ、サッと拭いたら、こんなふうにカゴに吊るしておきましょう。メッシュボックスに入れれば、通気性も抜群。脱衣所の壁につっぱり棒を１本張って、フック付きのプラカゴを吊るすだけ。赤ちゃんがいるおうちなら、おむつやスキンケアグッズなど、お風呂上がりにすぐ使うものを入れておくのもいいですね。
同じくつっぱり棒にひもつき洗濯バサミを通して、ヘアターバンなどを吊るしておくのもおすすめ。洗顔のときにパッとつけられて、少々濡れても吊るしておけばすぐに乾燥！ 清潔に使えます。
100均で手に入るプチプラアイテムだけで、機能的な収納ができ上がりました！空間をじょうずに活用すれば、圧迫感なし。使うものを使う場所にしまうことができますね。
洗濯機横のすき間にあわせて、棚をDIY
洗濯機の横に洗濯に必要なグッズを置いておくと便利ですよね。でも、壁などに囲まれて棚を置くスペースがとれない、なんてこともよくあるはず。そこで、幅に合わせてワイヤーネットで作る簡単収納棚がオススメです。洗濯に必要なアイテムをまとめて収納しましょう。洗濯機パンをまたいで設置できるから、空間をムダなく活用できます。
作り方は簡単！
ワイヤーネットを結束バンドで留めるだけで、すき間収納にぴったりな棚の完成。背面につけるネットは、サイドのものよりも短い長方形を選び、洗濯パンをまたげるようにしておきましょう。
真ん中の仕切りは、長方形のネットで縦に分割したり、正方形のネットを入れて横に分割したりと、収納したいものの大きさや高さに合わせて自由にアレンジ可能です。
収納王子コジマジックのプチプラすき間収納術、いかがでしたか？ 使い勝手の悪いスペースも、少し手を加えるだけであっと驚くほど便利で気持ちいい空間に変わるもの。収納システムが整えば、「使ったら元に戻す」が難なくできて、ぐちゃぐちゃに後戻りすることもありません。お財布にやさしいプチプラテクで、おうちをもっと居心地のいい場所にブラッシュアップしていってくださいね。
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自力ではなかなか満足に掃除できない部分、プロのお掃除ですっきりしませんか？
（プロフィール）
収納王子コジマジック（一般社団法人日本収納検定協会 代表理事 小島弘章）
片づけ・収納・住まいに関する確かな知識と実績を持つプロフェッショナルでありながら、松竹芸能で20年の芸歴を積んだ、主婦層に圧倒的な支持を受ける男性ライフスタイル系タレントのパイオニア的存在。収納に「笑い」を取り入れたセミナーが話題となり、年間講演依頼数は200本以上。著書・監修本は累計30万部を超え、2014年12月には収納と育児・教育・育成を組み合わせた 「収育」を理念として掲げた、一般社団法人日本収納検定協会を設立。2015年10月からは、お片づけを楽しむ検定「収納検定」をスタートさせる。そのほか収納グッズ開発やモデルルームの収納コーディネートなど幅広く活躍。フジテレビ「ノンストップ！」（毎週木曜）にレギュラー出演中。
ホームページ http://shu-ken.or.jp/
ブログhttp://ameblo.jp/kojimagazine/
取材・文／浦上藍子、撮影／福村美奈（主婦の友社写真課）、衣装（コジマジックさん分）／大原数馬（CREATION）
前回までの連載記事はこちら
http://kurashinista.jp/column/detail/2972
http://kurashinista.jp/column/detail/3020
http://kurashinista.jp/column/detail/3038
http://kurashinista.jp/column/detail/3090
http://kurashinista.jp/column/detail/3119
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http://kurashinista.jp/column/detail/2558
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