姑やママ友などから「これよかったら♪」と頂戴する「いただき物」。「ありがとうございます~」と笑顔で受け取りはするものの、全然欲しくないものも中にはあったりして、処理に困ってしまいます。これってみんなどうしてる? ということでママたち100人に「いらないいただき物」の行く末についてアンケート。「仕方なく保管」(30%)「無理やり使う」(12%)以外の処遇について発表します!
いらないいただき物は「捨てちゃう」 39%
・「義母からもらった、ボロボロのお下がりの子ども服。ものはいいのかもですが、毛玉や汚れがすごくてとても着せられません。ダンボールに詰めて、義母が忘れた頃を見計らって捨てました」(27才・専業主婦)
・「ママ友からもらう手づくり品は正直困ります。お菓子など食べ物は衛生面が気になるし、アクセサリーは気に入っているブランドがあるので。手作りだけにチープ感は否めず、転売やフリマアプリに出しても売れにくい。毎回心苦しく思いながら捨てています」(27才・会社員)
・「引っ越しの挨拶にもらった有名メーカーの洗剤。わが家はみな敏感肌なので香料が入った強い洗剤は使えず、廃棄することに。ゴミ捨て場で見つからないよう、何重にも袋に包みました」(45才・専業主婦)
・「職場で一緒に働いてるおばちゃんが『おすそわけ』と言ってくれる手作りの惣菜や美味しくない果物は、申し訳ないけど捨ててます」(34才・自営業)
・「近所の奥さんを車に同乗させたら、お礼に『いただき物で悪いんだけど』と、高級カステラを持ってきてくれました。でもよく見たら賞味期限は3日前。廃棄させていただきました」(56才・専業主婦)
・「向かいのおじいさんにタンスをもらいました。壊れているのに半ば強引に。亡くなられたあと、しばらくして捨てました」(53才・専業主婦)
たとえいただき物であってもいらないものはいらない、とすっぱり「捨てる」ママは4割。とはいえ右から左はさすがに心が痛むということで、「しばらく寝かせてから」で罪悪感を薄める事例多し。
いらないいただき物は「あげる・売る」 15%
・「大きなジャングルジムとブランコセットが義母から突然配送されてきました。『息子(旦那)の幼少期はブランコが好きだったのよ』とのことで、初孫への思いにテンションが上がったよう。でも賃貸アパートの我が家には大きすぎて置けるわけがありません。もらってくれる方をフリマアプリで探しました」(36才・専業主婦)
・「いつもおしゃれで素敵な夫の母。私にも洋服を買ってきて全体のコーディネイトをしてくれますが、好みではないのが困ります。すべてオークションで売ってしまっています」(56才・専業主婦)
・「従兄弟の結婚の引き出物でもらった『流しそうめん用道具セット』はとても小さくて、実用できないシロモノ。結局バザーに出品しました。売れたかどうかは不明ですが」(33才・専業主婦)
・「姑から貰った趣味の合わないバック。ブランド品ではないので売れないし、さすがに捨てるのも気が引けたので、結局、私の母に押しつけました」(49才・専業主婦)
いらない物でも「新品」ならば、売る、あげるなどの選択肢が選びやすくなるのでまだ助かる?! その際は、スマホで手軽に手続きが完了するフリマアプリがよく使われていました。
いらないいただき物は「断る・返す」 4%
・「結婚する時、旦那の親が地味な地味な着物をくれるという。しかも、結婚式のお色直しに着てと言われたが、高額な持ち込み料が掛かると言って断った」(44才・専業主婦)
・「叔母が描いたという油絵を母経由で受け取ったのですが、はっきりいっていりません。その後母が家を新築した際、新築祝いとしてその油絵をプレゼントし、まんまと返却に成功しました」(40才・専業主婦)
・「義妹から子供の使い古したトレーニングパンツをもらいました。いらないと言ったら不機嫌になったので一応ありがたくいただきましたが、使うつもりはありませんでした。しばらくして、実妹にあげるから返してと言ってきたので、全部まとめて返しました」(48才・専業主婦)
・「ママ友間でよくやりとりするプチギフト。絶対に使わなそうなものは『かわいい~!』とひとまずほめて、「あっ、でもこれ夫が○○ってメーカーに決めてて、使わなくてもったいないから』とか『子どもがアレルギーぎみで』など、角が立ちにくい理由をつけて最初から受け取らないことにしています。相手も次の人に使いまわせるので円満です」(40才・専業主婦)
最後は、きっぱり断る、返しちゃう人4%。ノーと言えない日本人的にはハードル高めですが、受け取っておきながら捨てるとか売るより誠実なのは確か。相手の心証を悪くしない理由を用意するのが重要になりそうです。さらにもう一歩踏み込んで、不用品を押し付けてくるような相手(ここでは姑がもっぱらですが)にあえて返却することで、「二度と持ってくるな」のサインにもなりそう。勇気のある方、お試しあれ!
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
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女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。
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