コラム

結婚しているあなたが夫に感謝したくなる！今どき婚活事情とは？

更新日：2017.10.27

当たり前のように恋愛して、当たり前のように夫婦になった？
それって、本当に当たり前だと思いますか？あなたが結婚「できた」経緯は、どんなものだったでしょうか？

学生時代から付き合っていて、30歳手前になったから、籍を入れようか･･･といって自然な成り行きで結婚した。
友達の紹介で出会った彼氏と1年ぐらいお付き合いをしてプロポーズを受けて結婚した。
お見合いパーティやネット婚活を繰り返して、出会って3ヶ月でスピード婚。

・・・さまざまな経緯があったと思います。
今回は、そこに至るまでの過程で壁にぶち当たっている男女のドキドキ婚活事情を紹介します。

結婚ってこんなに大変だった・・・っけ？36歳のダメだしかわい子ちゃんのケース

「２０代の頃に、何年か長く付き合ってた人がいるんです。結婚しようかなーと思ったけど、別れました。婚カツパーティに超行きまくってるけど、いい人が全然いなくって！それからまともにお付き合いした人はゼロです。婚活のためにダイエットもしなきゃって思うけど痩せないし~！どうしようーー！」

彼女は、顔も可愛いし、明るいし、第一印象だと「モテる」タイプです。ダイエットも別に必要なく、男性が好きなぽっちゃり系タイプ。婚カツパーティに行くと必ずカップリングします。
でも・・・！男性にダメだしするタイプなんです！

「なんか、おっぱい見てるから嫌・・・」
彼女はFカップなので、男性だったら気になるのは当然です！ある程度はしょうがないです。むしろ武器にしちゃっていいのですが・・・できません。
「なんか、自分の意見を押し付けてきそうなタイプに見える・・・」
とは言うものの、彼女は、自分の言いたいことがはっきりいえないので、男性に会話の主導権を握られることが多いだけなのです。
「なんか、ぐいぐい来られると逆に引いちゃって・・・」
デートに誘われるだけで、相手は自分を好きなんだと思い込んでしまいます！男性からすると「勘違いすんじゃねーよ！」と言われてしまいそうな、過剰反応っぷりです。

そんな感じですから、周りの男友達にはすこぶる評判が悪く、「あいつは、絶対結婚できない！」・・・と言われまくっていました。
でも、本当は自分に自信がなくって、自分をとりつくろって表層でしか会話をしようとしないタイプなので、それが一番の原因です。本音を話すことができないと、勘違いに勘違いを生みます。

「言い寄られると過剰反応するからさ、自分がいいと思った人に告白しなきゃ結婚相手は見つからないよね・・・」
ということで、ちょっと年下のイケメン君に告白してみたら・・・なんと、その彼には彼女がいたり！
婚活パーティでカップリングした人には、あとの反省会で他の独身女子にダメだしされて、冷めてしまったり！
・・・・散々なのです！
「何で、そんなに結婚したいの？もう、しなくてもいいんじゃない？」と聞くと、「そんなの、嫌ぁぁぁ結婚したい。老後の孤独は・・・絶対・・・嫌！！老後が心配―――――！！」
･･･という悲痛の叫びを繰り返すばかり。結婚への執着はあるものの、まだまだゴールまでは長そうです。

結婚ってこんなに大変だったっけ・・・・？35歳のイケメン・マリッジブルー君のケース

彼は、一流大学出身のイケメン君です。
結婚までいった彼女が2人もいました。え？2人って何？！
最近は、男性のマリッジブルーも増えているんですよね。そこそこ、長く付き合ったし･･･ということで、女性のほうが結婚を迫るのですが・・！男性のほうは結婚にプレッシャーを感じる人も少なくないのです。
幸せにできるだろうか？お金は大丈夫だろうか？子供を養うことができるのだろうか？

何で別れちゃったの？
「この女と、将来やっていけるかな？って思ったら、ビジョンが浮かばなくて・・・」
結婚式場もキャンセルしました。向こうの親御さんには謝りにいき、婚約解消です。
もちろん、キャンセル料も、しこたま払ったとか！

しかし、イケメン君ですから、すぐに彼女ができます。次の彼女には、前の彼女との【マリッジブルー結婚解消事件】をきちんと話していたそうです。その彼女とも、結婚式場を決めるところまでいったのですが・・・これまた、マリッジブルーにおちいり、婚約解消しました。

彼は、浮き沈みの激しい性格なんですね。普通のときは、とてもポジティブで明るいのですが、沈んでしまうモードの時は、暴言とネガティブがスパイラルしてしまいます。
婚活パーティでも、必ずマッチングしてくるのですが・・・！なかなか、次に進まないようですね。
「はよ結婚したいです」と言いながらも、時には「結婚なんて、そもそも、したくないんだよね」と自分に言い訳。
こんな発言を繰り返しながら、彼はいまも婚活中です

結婚してて良かった～!!・・・を旦那さまとシェアして

いかがでしょうか？今回ご紹介した男女のように、婚活市場には自分からプロポーズできない草食男子と、肉食だけど小うるさい女子があふれているため、うまくカップリングするのは至難のワザです。

結婚したい・・・でも･･･いい人いない・・！？彼らの悲痛な叫びを聞き続けていると･･･「結婚してて良かった・・・」と思うようになります。
結婚するのに苦労している人達の苦難に比べれば、すでに旦那さまがいるあなたは、今はとても幸せだと思えるのでは？

夕飯を食べるかどうかの連絡もよこさない、たまに洗い物をしてくれたと思ったらキッチンがびしょびしょ、日曜日は子どもと遊んでくれるどころか一人でゲーム三昧…など、旦那さまにイライラしてばかり・・・。
一緒に暮らしていればイライラすることもあるけど、それでも、今があるのは、あの日あの時、男らしくプロポーズしてくれた旦那さま、プレッシャーに負けずに結婚してくれた旦那さまがいてくれたから。その時の気持ちを思い出して、旦那さまへの感謝の気持ちを掘り起こしてみませんか？

そして、こんな、ドタバタ婚活事情を、ぜひ、旦那さまとシェアしてみてください。
「今の婚活って、こんなに大変なんだってね～、あなた、私と結婚できて良かったね（笑）」と冗談まじりでもいいし、「婚活って女性のほうが大変みたいよ、プロポーズしてくれてありがとうね～」と、素直に感謝の気持ちをあらわしてみてもいいでしょう。
日々のコミュニケーションの話題の一つに、笑いながら入れてみてください。

筆者は、この話題を繰り返すことによって、今までの旦那の性格では絶対言わないような言葉を引き出せています。
「そうか～俺、結婚できてよかったなぁ・・・」
「出会えたことが、本当にラッキーだな～。今幸せだなんだなぁ～」
お互いに感謝の気持ちを忘れなければ、イライラせずに、旦那様にやって欲しい事を可愛く伝える事ができるし、旦那様も答えてくれるでしょう。
ぜひ試してみてくださいね！そして、この話題は繰り返したほうが良いので、次回も引き続きお伝えします。お楽しみに！

Profile嶋かおり

ホステス歴18年のマリッジコンサルタント。早稲田大学教育学部在学中から夜の世界で3万人を接客して得たコミュニケーション術を教え、結婚後も本音で話せる笑顔の夫婦をプロデュースしている。婚活パーティのお世話、婚活セミナー、個別コンサルから結婚相談所まで、さまざまな婚活ツールで独身者を全面サポート。自身も、出会って10年の夫と幸せな夫婦生活を営んでいる。
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