世界中を旅しては、その土地の喧騒を聞きながら現地の人に混じってローカルフードを食べ歩く著者・低橋さんが、庶民派食堂に屋台飯、売店の軽食から自炊まで、マニアックな旅ごはんを旅の情景とともに紹介してくれます。
今回の舞台は、マチュピチュなどの世界遺産で知られるペルー!鮮やかな黄色い唐辛子を使った旅ごはんをお届けします♪
ペルーってこんな国
【DATA】
国名:ペルー共和国
面積:約129万km²
人口:約3435万人(2023年)
首都:リマ
言語:スペイン語(他にケチュア語、アイマラ語など)
ペルーで感動した黄色唐辛子とチキンの煮込み「アヒ・デ・ガジーナ」
ペルーを代表する料理の一つ「アヒ・デ・ガジーナ」。私が初めてその名を知ったのは、宿仲間のリクエストにより料理教室&夕食会を開いてもらえたことがきっかけだった。
「アヒ・デ・ガジーナ」は衝撃の美味しさ!
宿仲間への聞き込み&うろ覚えによる「アヒ・デ・ガジーナの作り方」
1.鶏肉を茹でて柔らかくし、食べやすい大きさに割く。茹で汁はとっておく(部位は忘れたがモモ肉でも胸肉でも美味しいと思う)。
2.じゃがいもをここで茹でておいたかもしれない。
3.大量のアヒ・アマリージョ、玉ねぎを油で炒め、塩胡椒で味付け。
4.パンを牛乳に浸して柔らかくし、ミキサーで撹拌(記憶が曖昧だが③も一緒に撹拌したかも)。
5.1〜4を合わせて煮込み、カレーみたいな見た目になったら完成!
米と一緒にいただく。ゆで卵やオリーブを添えると綺麗。
アヒ・アマリージョ(Aji amarillo)とは
ペルーでよく食べられる黄色い唐辛子。辛味はあるがそこまで強くなく、様々な料理に使われる。
Aji(唐辛子)+amarillo(黄色い)。割とそのままなお名前。
唐辛子こぼれ話
唐辛子にピーマン、パプリカ、シシトウは全て同じナス科トウガラシ属で、品種が違うだけの親戚のようなもの。たまにシシトウが激辛になるのも、まあ親戚だしなと思うと納得です。
夏の終わりのシシトウ焼き
水分不足や暑すぎる気候下ではシシトウがストレスを受けて辛くなりやすいそう。自家栽培のイライラシシトウはなんとも辛ウマ!
世界一辛い唐辛子はどんどん更新されている
私の認識では世界一辛い唐辛子はハバネロあたりだったのですが、今はもうどんどん新種が誕生し、記録は更新されまくっているそうです。
名前もいかにも辛そうなものばかり。ここまで来るともう食べ物ではなく悪魔的な何かでは?という疑問をよそ
に、開発者たちの情熱は止まるところを知りません。
2025年現在の世界一「ペッパーX」
現時点で世界一辛い唐辛子は「ペッパーX」という品種で、辛さを表すスコヴィル値は約269万だそう。
ちなみに鷹の爪は4万〜5万くらい。アヒ・マリージョは3万〜5万くらい。269万て!
見た目も怖い!
ペルーは北部がとても良い
私はペルー北部がとても好きです。有名観光地の多くは南部に集中していて、逆に観光地の少ない北部は人も景色ものどかで魅力的なのです。
まあこれは10年以上前の記憶なので、現在は北部も観光地化されているかもしれませんが。
アヒ・デ・ガジーナを頂いた宿は南部のクスコにありました。クスコはマチュピチュへの最寄り町なので、ほぼ全ての旅人が立ち寄ることになります。
コンドルの谷、ナスカの地上絵、そしてマチュピチュ。北部が好き!
南部は観光地だから……‼と文句を言いつつ、実際には南部も思いっきり堪能し、ペルー全部が大好きですというのが本音なのでした。
ペルーでいちばん好きな町は北部のチャチャポヤス。近郊のクエラップ遺跡は雲に浮かぶ幻想のよう。
インディヘナの親子が可愛い
アンデスの国々では、カラフルな民族衣装をまとったインディヘナの人々(かねてよりこの地に暮らす先住民族のみなさん)がごく普通に街を歩いています。
三つ編みにボリューミーなスカートをまとうご婦人とチビちゃんの親子連れは本当に可愛らしく、見かけるたびに嬉しくなってしまいます。
アルパカは観光地には高確率で写真営業用の子がいる。わりとその辺にもいるが、リャマとの見間違えも多い。
お土産品もとにかくカラフル。
漫画・エッセイ・写真/低橋 愛知県出身。旅が好きで、旅費を貯めては中〜長期の旅に出る。 旅先は主に海外で、陸路や航路で少しずつ目的地に近づいていく鈍足旅を好む。
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