世界中を旅しては、その土地の喧騒を聞きながら現地の人に混じってローカルフードを食べ歩く著者・低橋さんが、庶民派食堂に屋台飯、売店の軽食から自炊まで、マニアックな旅ごはんを旅の情景とともに紹介してくれます。
今回の舞台は中央アジアに位置するタジキスタン!雄々しい山岳の国で心を掴まれたやみつき旅ごはんをお届けします♪
タジキスタンはこんな国
【DATA】
国名:タジキスタン共和国
面積:約14万2600km²
人口:約1030万人(2024年)
首都:ドゥシャンベ
言語:公用語はタジク語。ロシア語も広く使われている。
タジキスタンのやみつきヨーグルト料理「クルトップ」
中央アジアは乳製品の品揃えが豊富で料理に使うことも多い。そんな料理のひとつがこちらの「クルトップ」。
クルトップは、妙な中毒性のある不思議なお料理なのだった
床でいただくスタイル
タジキスタン料理の思い出
タジキスタン料理には「素朴かつ豪快」というイメージを持ちました。私が食べたものはシンプルな味付けが多く、かつ具材がゴロンと入っていたためです。
視覚的にも味覚的にもしっかり素材の魅力を感じられたので、「おいしいものを頂いた!」という喜びもひとしおでした。
シュルバ
どこの食堂にも必ず置いてあった、肉と野菜の定番スープ。具沢山なので、これとパンのセットでお腹いっぱいの完全栄養食!
それぞれ名前があるのかもしれないが、全部「シュルバ」で通じていた。
ガルプツィ
15cmくらいあるでっかいパプリカに、胡椒のよく効いた牛っぽい挽肉、玉ねぎ、米が入っていた。
行ったばかりでもまた行きたい!
タジキスタンは自然豊かで、中央アジア旅の中で一番心を掴まれた国でした。また、一番心残りの多い国でもあります。情勢などを鑑みて、一部エリアを断念したためです。
でもまた行けばいいと思います。旅に関しては、「心残りは次への楽しみ」とポジティブに考えるようにしています。
今回はタジキスタン西部にある大きな都市3つをメインに動きましたが、その都市間の移動で山をいくつも越えました。タジキスタンは、なんと国土の90%以上が山岳地帯なのだそうです。
現代建築が立ち並ぶ都市風景の後ろに岩山がそびえる光景は、何とも雄々しくて格好良かったです。
北部の街ホジェンドの市場。こんな岩山がどこからでも見える。並んでいるのは旬のスイカとメロン。
似た国巡りで「ココハドコ?」
中央アジア諸国はやはり似た雰囲気があるので、次から次へと国を渡っていると自分が今どこにいるのか分からなくなるときがあります。
それなのに通貨の数字はまるで違うため、お会計のたびに大混乱でした。
当時のレートで320カザフスタンテンゲ=58キルギスソム=8600ウズベキスタンスム=7タジキスタンソモニ=100円。
夏旅にピッタリのありがた屋台
市場でよく見かけたジュースの売店。冷たいジュースをその場でコップに注いでくれて、1杯数十円と格安。
漫画・エッセイ・写真/低橋 愛知県出身。旅が好きで、旅費を貯めては中〜長期の旅に出る。 旅先は主に海外で、陸路や航路で少しずつ目的地に近づいていく鈍足旅を好む。
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