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あなたのご主人は大丈夫?「モラハラ夫」の目を覚まさせる方法とは?

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あなたのご主人は大丈夫?「モラハラ夫」の目を覚まさせる方法とは?
モラハラ=モラルハラスメントとは、態度や言葉で相手を傷つける精神的な暴力です。
最近はメディアでもよく「モラハラ夫」について取り上げられ、認知度が高まってきました。一昔前であれば「亭主関白な人」で済まされそうですが、現代社会では問題視される行為です。

そこで今回は、モラハラ夫の目を覚まさせる方法をご紹介します。

モラハラの根底には自信のなさが潜んでいる

モラハラ夫には割と優秀で高学歴、高収入、女子が憧れるハイスペックな勝ち組が多いかもしれません。しかし、それとは裏腹に打たれ弱くて自信がないといった性質も持ち合わせています。小型犬がよく吠えるように、虚勢を張った姿がモラハラ夫なのです。「この人って落ち込みやすいなあ」と思う行動があれば、モラハラ夫になる素質を持っていると頭に入れておきましょう。

これはモラハラ?微妙なラインの場合は受け流す!

「物の名前を間違えたら過剰に反応されて詰め寄られた」「なぜか機嫌が悪く、無視された」「外出中に連絡を入れなかったらすごく怒られた」など、もしかして私が悪いのかな?とも思いがちなこれらの行動。立派なモラハラ初期段階です。

ここで、あなたが落ち込んだり謝罪をしたりすると、相手は調子に乗り、モラハラが悪化します。モラハラ度がさほど高くないと思う場合は、夫の言動を真に受け過ぎず、「は?なにそれ?」くらいの気持ちで流しましょう。自分を大切にし、夫の態度にいちいち反応しないことが肝心です。

あえて夫を優位に立たせる手も

また、「自分こそが最上位」「誰よりも優位に立っていたい」という気持ちが強いため、身近にいる人を攻撃するのもモラハラ夫の特徴。この場合、いっそのこと、夫を優位に立たせてあげるのも一つの手です。ふだんから夫を立て、自信を持たせれば気持ちがおさまることもあります。
モラハラ未満な段階なら、日頃からたくさん褒めてあげましょう。夫婦関係も良好になり、モラハラ防止にもなります。

また、あなた自身が自分磨きをして周囲がうらやむ奥様になるのもいいかもしれません。モラハラ夫はパートナーを取られることを非常に恐れています。「こんなに良い奥さんを他の男に取られてたまるか!」と思わせましょう。

褒めて逆効果だったら過剰反応しない

よかれと思い、誉め称え続けたら逆につけ上がってしまい、モラハラが増長される場合もあります。夫の言動をはっきりモラハラだと感じたら、毅然とした態度をとり、一切反応しないこと。モラハラ夫は「泣く」「怒る」「謝る」など、あなたの過剰な反応を楽しんでいる場合もあります。通常では理解しがたいですが、過剰に反応されることに喜び、論破は達成感を満たすためのものと考えているケースもあるのです。これが続くとモラハラはさらに悪化していきます。

モラハラな態度は無視、良い態度の時だけ対応するのがモラハラ進行を食い止める方法の一つです。

友人や家族などに相談してみる

モラハラ問題は、できれば自分たちで解決したいものですが、それが難しいようなら第三者に介入してもらうことも考えましょう。モラハラ夫は、通常、友人や家族の前ではモラハラぶりは見せません。自信がないからこそ他者の目を気にし、自分を良く見せようとするのです。そのため、平等に判断ができる人から指摘されることで目を覚ます可能性があります。

身近な第三者が最適なのですが、夫より立場が上、もしくは夫が尊敬している人物がベター。モラハラ夫は自信がなく、自己評価が低いので、自分より上だと思っている人の言うことはよく聞き、逆らえません。そういった人から指摘を受ければ、素直に聞き入れる傾向にあります。なるべく夫より高い立場の男性がいいでしょう。

改善されないならカウンセリングに!プロの判断を仰ぎましょう

それでも改善されないなら、心療内科などのカウンセリング機関でプロに任せましょう!モラハラは、自己愛性パーソナリティ障害という人格障害に分類されることもあります。モラハラが進行すると、夫婦だけでなく子どもにも被害が及ぶ可能性があります。「モラハラ」という言葉が知られるようになったためか、相談できるカウンセリング機関はたくさんあります。
自分や子どもを守るためにも、家庭の状況を把握してもらい、どのような対応が適切なのか相談しましょう。

もしモラハラが悪化するようなら、あなたが家を出るという手段も。精神的に参ってしまう前にネガティブな場所からは離れることも肝心です。モラハラを長く受け続けると洗脳される恐れがあり、ますます事態が悪化することにもなりかねません。
自治体にも相談機関が設けられているので、調べておくといいかもしれませんね。

もし、夫の言動にモラハラ傾向が見られるようなら、上記の対策を行ったり、1人で抱え込まず、友人や家族、専門機関に相談することが大切です。

(プロフィール)
アヤナ
企業受付を経て現在子育て真っ最中。5歳長女と2歳長男の母として走り回りながら恋愛系コラムを中心に執筆している。特技は自分の子供たちと真剣に遊んでいると、知らない子たちが集まってしまうこと。

写真© olly - Fotolia.com
Profileアヤナ
ライター。企業受付を経て現在子育て真っ最中。5歳長女と2歳長男の母として、走り回りながら恋愛系コラムを中心に執筆しています。特技は、自分の子どもたちと真剣に遊んでいると、知らない子たちが集まってしまうこと。
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