コラム

一家の大黒柱が大惨事！パパたちが会社で「やっちまった！」事件簿

更新日：2017.10.28

「男子家を出れば七人の敵あり」と申しますが、「行ってきます！」と家を出たお父さんたちは、会社でどんな危機に遭遇しているのでしょうか？
夫婦といえども、夫がどのような職場でどのように働いているのかを知るのは、なかなかに難しいものですよね。
そこで今回は、既婚男性100人に「仕事で“やっちまった…”と思った体験」について教えてもらいました。

やっちまった…けど「なんとかなった！」

・「転職直後に、お客さんの基幹系システムをダウンさせたことがあり、そのときは『やっちまった』と青くなりました。1カ月ほど謝罪で全国をまわったことである程度評価されて、首はまぬかれましたが…」

・「会社から与えられたノルマに対して達成率が2%を記録したときは『終わった』と思いました。その後、2％を現実として受け止め、なぜそうなったかという原因に向き合った結果、翌月には達成率120%を記録。職務上、事なきをえました」

・「以前働いていた会社の会議のときに、ある上司にある事ない事を全て私のせいのように話をされたことがありました。会議の後、その上司に話しかけられたのですが『●●さん（上司）と何も話したくないので』と言葉を遮ってその場を離れました。しかし、冷静になってみると『まずい事をしたな。俺の会社員人生終わるな』と思い、次に会ったときに謝罪し、大事には至りませんでした」

・「出向で新しい職場に入ったとき、出向元の事務作業ミスにより、出向先に私が来て早々不正をしていると疑われて、挨拶もしてくれなくなったときがありました。『終わった』と思いましたが、その後、精一杯働いて誤解も解け、今は楽しく働けています」

「やっちまった」あとは、真摯な反省と謝罪でリカバリ！　父さんたち、頑張ってます。

やっちまった…けど「なんとかしてもらった」

・「仕事で失敗をしてしまい、減給処分になったときですね。そのときの上司が『失敗は誰にでもあるし、今が一番駄目なときだけど、これから後は上がるだけ』と言ってくださり、その言葉で立ち直れました。今もその会社で頑張っています」

・「入社2年目のころ。私が担当していたクライアントの1つが倒産してしまい、会社に損害を与えてしまったことがあります。『若くて経験が少なかったから』ということで何とかクビにされずにすみ、その後は大きなトラブルもなく順調に出世できて現在に至っています」

・「結婚する直前に仕事で事故…。約300万円の損失を発生させてしまい、さらには得意先の担当者に『全部、●●（私）のせいだ』と言われました。『これは結婚どころではないな…』と思っていたら、馴染みの業者さんが全額肩代わりしてくれました。その後、何年かかかってその業者さんに損失分の金額を返していったことがありました」

・「女性もいる会社の飲み会で飲みすぎて記憶がなくなり、翌日一番仲のよかった同僚から『裸になって踊っていた』と聞かされ、もう終わったと思いました。しかし、みんな笑って許してくれました…」

失敗しても、助けてくれる仲間がいるのは心強い限り。こういうときに、日頃の行いの大切さが身に沁みますよね…

やっちまった…そして「なんともならず」…

・「コネ入社の新人が就業規則を遵守せず、やりたい放題だったので、社内でも権力のある上司に対して『親が知り合いだからといって甘すぎる』と進言。結果として、資格取得試験者選考や職場でのステップアップに希望が持てなくなってしまった。けど、当然のことを言ったまでで後悔はしていない」

・「業務で激しい競争をしているライバル会社に、会社がまるごと吸収合併されることが決定。統合された部署のヘッドはすべてライバル会社に占められ、自分も降格…。出世の道も閉ざされた。俺の人生終わったな」

・「会社からリストラ候補に選ばれてしまった。死にそうになりながら働いてきたのに、誰も公平に見てくれないのが悲しい」

・「仕事のストレスからうつ病になりました。仕事も解雇され、今就活中です。全然やる気が起きません」

・「まさに今なのですが、社長がガンになり余命宣告されました。そんなこともあり、社長でもっていたこの会社は確実に潰れるでしょう。50歳目前の私は目の前が真っ暗です」

・「必死になって会社業績のために頑張っていたのに、なんと給料未払いに。退職をして今は契約社員生活…。もう50代なのに、この先はどうなるの？」

・「会社のバーべキューで酔っ払い、他の人の奥さんにちょっかい出しまくった挙句に暴れまくっていた、と妻から聞いたときには、人生終わったなと思いました」

会社勤めをしていれば、自分の力ではどうにもならないことも多々。そんなときこそ家族が力になるんです。お父さん、気持ちを切り替えて、頑張って！！

文／和田玲子
※既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© taa22 - Fotolia.com

Profile和田玲子

女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。

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