長~い結婚生活。結婚当初はお互いのことを思いやることができたのに、段々と“慣れ”てしまい、お互いに自分の主張ばかりを優先するようになってしまってはいませんか?
夫婦の時間が持てないことにイライラを募らせたり、家事や育児のストレスが爆発しそうになったときなどに、仕事で疲れて帰ってきた夫にまくし立てて、結果夫婦ゲンカに…なんて経験がある人は多いはず。
そこで今回は、既婚男性100人に「疲れているときに言われると、イラッとする妻の言葉」を聞いてみました。
「本当に仕事なの?」
まず、何よりダメなのがこの言葉。「仕事」と言って、毎日帰宅が終電時刻になる夫に対して、ついつい言いたくなる気持ちは分かりますが、これは絶対にナシです。
これを言われてしまうと、「俺ってそんなに信用ないのかよ」「仕事を頑張ってきて疲れているのに、そんなこと言う?」などと、ウンザリ気分になってしまいます。
でも、「仕事」と言っておきながら、たまには飲みに行っていることがあるかもしれません。けれど、それもお仕事への英気を養うのに必要な時間なのです。
それでも「もっと早く帰って来てほしいのに…」と、あなたは思うかもしれません。でもそれは、旦那様だって同じこと。「早く帰りたいけれど、仕事がそうはさせてくれないのだ」ということを、まずは理解してあげましょう。
どんなに遅くてきても、にっこり笑顔で「お帰りなさい」。これが、夫婦円満の秘訣ではないでしょうか?
「私だって忙しいのに」
「そんなこと分かっているよ!」という旦那様の声が聞こえてきそうですが、専業主婦の方の場合はとくに「どうせ家で暇をしているだろ」とか「家のことだけやってりゃいいなんて、ラクでいいよな」なんて言われがちなので、旦那様が「疲れてる…」などと言って、ろくに話も聞いてくれないと、ついつい言いたくなってしまいますよね。
しかし旦那様は今、あなたのことを慮るほどの気持ちの余裕もないのです。なぜなら、仕事が多忙だから。そして身体も心もクタクタだから。
あなたの忙しさを否定したいわけではなくて、ただ単に「俺は今、猛烈に疲れている。お前のことにまで構う余裕がない」という状況なのです。
逆の立場になって、忙しくて、いっぱいいっぱいな状況なのに、相手に同様の忙しさをアピールされたらどうですか? 「うん…。だから?」って思ってしまいませんか?
「頑張ってね」
応援の意を込めて、使ってしまいがちな言葉ではありますが、もう既に“頑張っている”人に対しては、なんの効果も持ちません。
むしろ、労おうとして言った言葉のはずが、「もう十分頑張ってるよ!!」なんて、イヤな気持ちにさせてしまう可能性も…。
労うのであれば、「毎日お疲れさま」「頑張ってるね。ありがとう」などの方が、癒し効果が高い言葉です。このように現状を認めてあげることは、彼のモチベーション維持にも繋がりますよ。
このように、仕事で疲れている旦那様には、今以上を求める言葉ではなく、認めてあげる言葉をかけるように心がけましょう。
「ねぇ、聞いて!聞いて!」
女性は自分の話を聞いてほしいもの。なので、なかなかゆっくり話す時間がとれない旦那様が帰って来た瞬間に、溜め込んでいたものが口から溢れ出してしまうことも確かにありますよね。
でも、こういうときに男性が求めているのは「癒し」と「放置」。多くを語らず、癒す言葉をほんの少しかけてあげてくださいね! 多忙な生活に荒んでいる彼の心は、きっと和らぐはずです。
そしてこの言葉は、よほど急を要するとき以外には使わないようにしましょう。
いかがでしたか? 仕事で疲れて気持ちに余裕がない旦那様たちには、余裕の態度で接してあげないとギスギスするだけです。そんなときは、どっしり、ゆったり、疲れた彼を広い心で包んであげられる妻でいたいですね。
<プロフィール>
石川紗花
恋愛系美容ライター
ライター活動の傍ら、自身の恋愛テクニックを駆使し、都内のキャバクラでNo.1をキープした経歴を持つ。コスメコンシェルジュの資格取得後、美容コンテンツ制作会社に就職。現在は化粧品広告の制作をしながら、自身の恋愛テクニックと美容知識を活かしたコラム執筆を行う。
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恋愛系美容ライター。ライター活動の傍ら、自身の恋愛テクニックを駆使し、都内のキャバクラでNo.1をキープした経歴を持つ。コスメコンシェルジュの資格取得後、美容コンテンツ制作会社に就職。現在は化粧品広告の制作をしながら、自身の恋愛テクニックと美容知識を活かしたコラム執筆を行う。
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