コラム

それって時代錯誤じゃない？怒り心頭！いまだにある女性軽視の言動とは

更新日：2017.10.28

男女平等の現代においても、なかなか消えない女性軽視な発言。どこかの国会議員や校長先生などの発言が報道されるたび、なんともがっかりな気分になりますよね。
ということで今回は既婚女性に“時代錯誤だと思った、男性からされた女性軽視の言動”についてアンケート調査しました。女性の皆さんは思わず頭にきて叫びたくなってくるかもですが、しばしおつきあいを！

え？まだあるの？職場での役割で女性軽視

本来の業務は男女平等なのに、なぜか女性社員だけの役割ありの会社が未だに存在するようです。

・「会社でいまだに女性社員にコーヒーを入れさせる男性社員。それぐらい自分で入れろ！」

・「会社で社長が社内清掃のプロを雇う金惜しさに社内の清掃（トイレ含む）を女子社員に押し付けたこと。汚れてれば怒られるし掃除に手がかかって本来の業務が滞るとこれまた怒られる。『女子社員は自分の母親並みにコキ使って良い』という古い世代の女性蔑視」

・「会社の労働組合での飲み会で、新人の女性社員の紹介が『今度新しく入ったホステスです』だったときは唖然とした。未だに女性社員をそんな目でしか見ていない人がいると思うと情けない」

・「『職場の清掃は、女の仕事だろう』といって、近くのゴミ箱があふれようと、机の下に紙くずが落ちてようと掃除しない男性がいた」

いまだに女性＝家政婦や接待要員と考えている古い風潮の会社があるのには驚きを隠せません。一人ならまだしも、会社ぐるみだと手に負えない…。男女平等が聞いてあきれますよね。ネットに証拠資料とともに情報を流せば、確実に炎上するレベルのものばかりです。

イクメンはどうした？家庭の役割で女性軽視

昔は、男性が働いて女性が家事育児をするという風潮がありましたが、現在では、男性と同じように働く女性も少なくありません。そんな世の中でも“家事は女性がすべてする”という考えかたの男性もまだ多いみたいです。

・「『働いてても、奥さんが家事をしないとダメ』という言葉。家庭によって状況は違うから一括りにして語るものではないし、奥さんがやらなきゃいけない意味が分からない」

・「『俺が外で働いて、お前が育児に専念できるんだ』いう言い方。そんな決まりはねーよ！」

・「『家事は女が全てやる。台所は女の居場所だろ』と言われた。その考え方、昔すぎる」

・「結婚した時に、義両親から夫の仕事を支えるために仕事をやめ、家事に専念するように言われた。20年近く前なので仕方ないと思っていたが、昨年結婚した義弟の嫁にも同じことを言っていて、背筋が凍った」

イクメンという言葉もあるのに、まだまだ家事は女性の仕事って思っている男性、多いみたいです。専業主婦ならまだしも、共働きでも家事は女性の仕事なんてひどい！こんな男性がいる世の中だから、日本では女性がなかなか活躍できないのかも。

女は“ちょっとバカ”がちょうどいいだと？教育面での女性軽視

女は勉強しても意味がない？学がないからバカ？そんなことを平然と言う男性もまだいるようです。

・「上司に、『女は学がないから馬鹿だ』と言われた。ちゃんと大学だってみんな出てるのに、学がないとか意味がわからない」

・「進学の際『女の子は、大学なんて重要じゃない』と言われました」

・「『賢い女は可愛くない、ちょっと足りないぐらいの女がいい』と言われた。考え方がキモい」

・「『女性はあまり自己主張せずに、ニコニコしているのがいいんだよ』と言われたとき」

賢い女はかわいくない、女は黙ってニコニコが一番？冗談じゃない！全く、そんな意見はいつの時代のことなんだか。女性だって勉強するし、自己主張ももちろんします。もしかしてそんなことを言う男性は、女性が本気をだすと負けそうなので、勉強して欲しくないのかも。

意外なほどに、出るわ出るわ女性軽視発言！一刻も早く、本当の意味での男女平等の世の中になることを願うばかりです。

文／麻生綾
※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© BillionPhotos.com - Fotolia.com

編集部ピックアップ

「なにこれ、指が痛いんだけど…」40歳を目前にして訪れた不調。原因はまさかの…！？〈マンガ・4人目が欲しい〉

【大人の動物占い®】それぞれの動物の「基本性格＆カラーごとの特徴」をチェック

とうとう汚部屋の限界突破…！3LDK家族暮らしの悲劇【片づけマンガ#1】

PRえ？知らなかった！「網戸」の正しい使い方で夏の困った“虫”対策

朝なのに背中ガチガチ！まるで超合金！！あんたガンダム！？【10秒筋膜ほぐしマンガ #01】