コラム

寝ている夫に足蹴りも！私たちが夫や彼に暴力をふるったワケ

更新日：2017.10.28

どんなことがあっても“暴力”は許されないもの。恋人や夫婦間での暴力（DV）は社会問題にもなっていますが、ケンカは仕方がないにしても、なぜ暴力にまでいってしまうのでしょうか？
とくにDVというと“男性から女性へ”という印象がありますが、どうやらそんなことはないようで…。今回は、既婚女性100人に「夫や彼に振るった暴力」について聞いてみました。
軽いものから、なかなかに深刻なものまで色々なエピソードが集まりましたよ。

酔っぱらい相手への暴力

酔っぱらった夫にパンチ！　そういえば私もしたことあるわ…という人は多いのでは？

・「夫がベロンベロンに酔っ払って帰ってきて、いろいろと迷惑かけられたときに、どうせ酔っていて覚えていないだろうと思い、思い切り平手ビンタをしました。それでもベロンベロンな旦那は笑っていて、余計に腹が立ちました」

・「子どもが生まれてから、私はずっと眠れていないのと忙しいのとで倒れそうになっていたのに、深夜まで飲み会に参加して泥酔して帰ってきた夫。あまりに腹がたってグーで顔面を殴りました」

・「酔っぱらった彼に叩かれたので、お返しに蹴ったり叩いたりしたら私の方が強かったので、その後は反抗してこなくなった」

相手は酔っていて覚えてないだろうから、そのすきに日頃の鬱憤も込めて一発パンチ…という女性は多いよう。酔った次の日にぶつけたような痛みを感じるという男性は、もしかしたら彼女や奥さんに殴られているのかも？！　しかし、酔って面倒をかけたり、それまでの日頃の行動が悪かったりが災いしての暴力なので、自業自得といってもいいのかも…？

浮気をした彼への暴力

浮気をしたほうが問答無用で悪いはず！　これは暴力に発展しても仕方ない？エピソードなのかも。

・「結婚して何ヶ月かたったときに主人の小さい浮気が発覚し、腹立たしさがおさえきれずに、主人が寝ているときに思いっきり蹴りました。朝になるとアザができていたのですが、私がしたとは気づかなかったみたいです」

・「浮気をしたカレに平手打ちをしました。カレは何も言いませんでしたが、結局別れました」

・「浮気疑惑で頭にきてしまい、足で蹴とばしてしまいました」

浮気をされた腹立たしさで冷静さを失い、つい暴力に走ってしまう女性も多いみたいです。裏切られたときのショックを考えたら、気分的には、平手打ちの一発や二発くらいは受け止めろ！という感じですよね。

旦那の根性を叩きなおすための愛のある暴力？

元プロレスラーが喝を入れるためにビンタをするのを見たことがありますが、それと同じようなことが夫婦やカップル間でも行われていることがあるようです。

・「今の旦那にはありませんが、以前付き合っていた彼にはよくビンタをしていました。年下の彼が浮気性だったため、何度言っても女遊びをやめてくれず、ついに手が出てしまいました。その度に彼は泣きながら『もうしないから別れたくない』と言っていました」

・「約束をすっぽかされたときなどにビンタを何回かしたことがあります。相手は反省していつの間にか正座していた」

・「旦那があまりにも自分自身を卑下するので、ビンタしちゃいました。痛くはなかったみたいですが、だいぶ印象的だったようで今でもネタにされます」

彼の性根を入れなおすために愛のムチを振りかざす。こういった暴力はカップルの双方が了解しているのであれば、何の問題もないのかもしれませんね。ビンタのおかげで目が覚めれば結果オーライ？

文／たいらまお
※既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© jedi-master - Fotolia.com

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