コラム

妻たちの本音とは？夫に「これだけはやってほしくない」家事ランキング

更新日：2017.10.28

よかれと思ってやったのに、「ありがた迷惑」と思われてしまう悲劇。夫婦間でもありがちです。その筆頭がご主人による「家事のお手伝い」。妻が喜んでくれるだろうと張り切ったのに、「ちょ！！手を出さないで」とイラつく妻のひきつり笑顔に思わずあとずさり……。そんなご主人たち必見の「夫にこれだけはやってほしくない家事」ベスト3+番外編をどうぞ。

第１位　
「機械が勝手に洗ってくれるから楽勝だろ？」　洗濯　37％

スイッチポンで簡単、とか思ったら大間違い、洗濯は奥が深いんです。まず洗いに関しては「パパはなんでもかんでも入れてしまう。生地がだめになる」「ほんの少しの洗濯物を洗うのに洗剤をたくさん使わないで」と手厳しい妻たち。
干し、たたみについてはもっと厳しく「干し方、たたみ方が雑。あとでやり直すのがストレス」「しわが付いたまま、隙間とかを気にせず適当に干すから乾かない部分が出てイライラ」「しわを伸ばさずテキトーにハンガーにかけるから結局やり直さなければいけない。テキトーにぐちゃぐちゃたたむから、結局たたみ直さなければいけない」など、男らしい（？）振る舞いによる仕上がりが満足度を下げています。
また、「自分の下着をじろじろ見られるのが嫌」「私の下着が規則正しく干されていました。やめてー。ありがたいけど、やめてー！」など、デリケートな扱いが求められる下着への配慮のなさもネックに。

第２位　
「男の料理を作ってやるよ」　料理　20％

迷惑がられる“夫の手料理”は大きくふたつ。ひとつめは「凝った料理を作れるふりをして、実は微妙な味つけのたいしたことがない料理しか作れない。散らかすだけ散らかしてあと片づけを全くしない」「食材の買い出しは予算を考えない」「すぐにできる料理も効率の悪さから時間がかかりすぎる」という自己中型クッキング。自分が食べたいものを、材料費や片づけを考えずに作る姿勢が嫌われています。
もうひとつは「自分が料理好きだから、領域を荒らして欲しくない。大きい体で狭い台所をウロウロして欲しくない」という、男子厨房に入ってほしくない型。妻の聖域に入らないでほしいという心情ですね。
ただ、「作ろうという気持ちは嬉しい」という意見は多いことから、いざ妻からヘルプを求められたときに柔軟かつ簡潔に対応できる、そんな男の料理の腕前を鍛えておけば大歓迎されそうです。

第３位　
「オレが掃除したほうがきれいだろ」　掃除　14％

歓迎されてしかるべき掃除についても、妻たちからは“NG！”の声が。もっとも多いのが「日々、使いやすいように自分なりに工夫して片づけているので、違う場所に片づけられて崩されるのが嫌」「必要なものを捨てられたら困る」という動線重視型。
次に多いのは「どこにホコリが溜まりやすいか、汚れやすいかをわかっておらず、効率も考えない掃除のやり方は見ていて腹が立つ」という仕上がり不満型。
これがエスカレートすると「“四角い部屋を丸く掃く”どころかぜんぜん掃除になっていない。それを注意したり文句を言うと逆切れするのがめんどくさい」「たまにやるだけなのに、私が普段やらないような天井だとか壁とか電気の笠などを掃除しはじめて、『お前よくこれで掃除してるとか言えるよね』とか偉そうに言われるのがムカつく」など、掃除を通して険悪な雰囲気を招く事態にも発展しています。
ただ、トイレ掃除に関してはNG事情が違い、「旦那にトイレ掃除をさせている妻は、なんかカッコ悪い気がする」「便器を拭いている旦那様を想像するとなんだか申し訳なく思う」と、妻たちの微妙な心情が表れています。

番外　
「夫のお手伝いはなんでも大歓迎！」　10％

なんだかんだ言っても、家事を手伝ってくれるのはありがたいんです！　「どの家事でもやってもらえるなら助かる。やって欲しくないと思う家事はないです」「新婚の頃はやらないでと言っていましたが、子ども２人、共働きの今ではそんなことは言ってられず、できることはなんでもやってという感じです」「やってくれるのならなんでもやって欲しい。子育てが始まったばかりで出来ない、終わらない家事があったりするので、協力してくれるなら大歓迎」「やり方や手順が違っていれば正せばよいこと。手伝ってもらえるなら助かる！」という意見も多々。お互い思いやりをもって、家事を助けあえる夫婦でいられたら最高ですね。

文／和田玲子
※2015年2月6～20日、全国の20～40代の既婚女性を対象に、暮らしニスタ編集部がアンケート。有効回答数100
※写真© jackfrog - Fotolia.com

Profile和田玲子

女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。

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