コラム

恐怖！「もう実家では暮らせない…」と思った両親のびっくり発言

更新日：2017.10.28

仕事から帰るとお風呂が沸いていて、できたてのご飯も作ってあって…と、なかなか離れられない、居心地の良い実家。結婚するまではとーってもありがたいものでしたよね。しかしなかには、「早く家を出なければ！」と危機感を抱いたり、一度家を出てしまったがゆえに「もう一緒に暮らせないわ…」と感じる人もいるようです。
今回は既婚女性100人に、「もう実家には戻れない」と思ったエピソードを聞いてみました。

「このままずっと…？！」危機感を感じた束縛系発言

・「『あなたは私が産んだんだから、私の分身だ。私の言ったことを聞いていれば良いんだ！』といわれた時に、絶対に早く家を出ようと思った」

・「『誰が大きくしてやったと思ってるんだ』と言われて叩かれた時」

・「『この家はあんたが継いでいかないとご先祖様に申し訳ない』と言いながら、私の名義で借金したとき」

・「あからさまに自分達の老後の面倒をあてにしているような発言がものすごく多くなり、実家をでました」

一時期話題になった「墓守娘」という言葉。母が娘に依存する様子を表したものですが、こうしたことを言われてしまうと、「親」や「家」という存在がズシンと重くのしかかってくるようで息が詰まります…。

「もういい年なのに…」いつまでも子供扱いする親

・「40歳過ぎた私に対し、いまだに『髪を短く切れ、その服装は何だ』などと言ってくること」

・「残業で遅くなっているのに『遊びまくって！』と言われたとき。疲れが倍増しました」

・「毎晩自分の帰宅がどんなに遅くても起きて待っていてくれるので、それが重くて解放されたいと贅沢なことを思っていました」

よく「親にとって、子供はいつまでも子供のまま」と言いますが、こちらのケースはそれが裏目に出てしまっているパターン。心配してくれる気持ちは嬉しいものの、こんな風にされちゃうと「もういい加減、子離れしてよ！」と叫びたくなっちゃいますね。

離れて暮らしてわかった親のこと

・「しばらく一人暮らしをしていて、実家に帰ると『早く風呂に入れ』など言われることが異常にめんどくさく感じる」

・「ずばり汚い！清潔さの価値観がまったく合いません。幼いころからごみ屋敷で暮らしてきて本当にしんどかったので、大学卒業と同時に即家を出ました」

・「親のいびきがうるさすぎで不眠症と自律神経失調症になってしまい、もう一緒に住めないと確信しました」

自由なひとり暮らしを経験してから実家に戻ると、親との生活の違いが苦痛になってしまうことも…。「ひとつ屋根の下に暮らす」ということは、実の親子でもなかなか難しいものです。

いつの間にか変わってしまった、親と私の“生活のペース”

・「年寄り特有の早起き。四時には起きて、体操や、ストレッチを始める。正直しんどい」

・「実家に帰省した際にＮＨＫを見ていて、夕飯時にチャンネルを変えたら『ＮＨＫ以外は耳が遠くなってきて聞こえないからＮＨＫに戻して』と言われた時」

・「冷蔵庫の中のものや、お菓子などの賞味期限がきれていても捨てずに、どんどん貯めていること。私が片づけるのも気に入らないし、自分でも捨てないのでたまる一方です。台所やダイニングをすっきりさせたいけど、一緒に住んでいる限り、それは無理そうです」

「一緒に住めないな」と感じてしまうのは、親が高齢になったことも関係している様子。自分の生活リズムは、なかなか変えられないことがあるのも確かです。
たとえもう一緒に住むことはないとしても親子は親子。つかず離れず、お互いの良い距離感で過ごしていけるのが一番なのかもれませんね。

文／麻生綾
※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© JackF - Fotolia.com

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