秋が段々深まると、欠かせなくなるのが「マフラー」。防寒具としてはもちろん、ファッションアイテムとしてもコーディネートを引き立たせてくれる秋冬の必需品です。
今回はそんなマフラーをより暖かく、より可愛く着用するための巻き方を6パターンご紹介します。それぞれ巻き方に特徴があるので、シチュエーションやコーディネートに合わせて試してみてくださいね!
「バラクラバ風巻き」今っぽさNo.1!防寒&おしゃれに決める
難易度:★★☆☆☆(簡単)
まずは、SNS等で話題になっている「バラクラバ風巻き」をチェック! バラクラバ風巻きは、顔まわりをしっかりと覆い、防寒性を高められるのが大きな特徴です。機能性はもちろん、全体的なシルエットも可愛らしく、おしゃれの要素として取り入れるのにもおすすめ。
「バラクラバ風巻き」の巻き方手順
1. マフラーを左右同じ長さで首に巻きます。
2. 左右のマフラーともに、首の輪の中に通します。
3. 輪にマフラーを通して、左右の長さを揃えます。
4. 首元の後ろ側のマフラーを形が崩れないように広げていきます。
5. 頭まで伸ばして、耳まで覆ったら完成です。
日が暮れて耳が冷えてきたらバラクラバ風巻きに変えて対応する、そんな活用法も便利だと思います!
「ウィンディ巻き」小顔に見える、とにかく暖かい巻き方!
難易度:★★★★☆(やや難しい)
「ウィンディ巻き」は、胸元からボリュームを出せるマフラーの巻き方です。寒い日にはもちろん、アウトドアシーンでマフラーを使うときにもおすすめ。すこし複雑な巻き方をしているため、比較的形が崩れにくいのもポイントです。
「ウィンディ巻き」の巻き方手順
1. マフラーを二重にして首に掛けます。
2. 写真右側の輪に左側のマフラーを片方だけ通します。
3. マフラーを通した状態で輪をねじります。
4. ねじった輪にもう片方のマフラーを通します。
5. 左右のバランスを整えたら完成。
トレンチコートなど胸元が開いているアウターを着用する時にぴったりな巻き方です!
「ピッティ巻き」きちんと感&こなれ感!オフィカジにもぴったり
難易度:★★★☆☆(普通)
シンプルでスタイリッシュな印象を与える「ピッティ巻き(別名:ミラノ巻き)」。キレイめのコーディネートと相性が良いマフラーの巻き方で、スーツなどの仕事着に合わせるのにもおすすめです。巻き方もとても簡単で、首元をしっかりと暖めてくれます。
「ピッティ巻き」の巻き方手順
1. 今回は大判ストールを使用するので、まずは幅が半分くらいになるように折ります。
2. 首にぐるっと一周マフラーを巻きます。
3. 片方のマフラーを首の輪からすこし取り出し、小さな輪を作ります。この小さな輪の中にもう片方のマフラーを通します。
4. 形を整えたら完成です!
ストールやマフラーの幅をもう少し狭くしてから巻くと、もっとスタイリッシュな印象になりますよ。
「ポット巻き」とっても簡単!大人かわいい巻き方も必見
難易度:★★☆☆☆(簡単)
「ポット巻き」もオンオフ問わずに使えるスタイリッシュなマフラーの巻き方。写真では大判ストールで巻いていますが、ウールの厚手のマフラーで巻くともっと可愛く仕上がります!シンプルゆえにマフラーの種類によって印象がガラッと変わるのが魅力。
「ポット巻き」の巻き方手順
1. 左右の長さを合わせて、マフラーを巻きます。このとき首元に大きな輪を作っておきます。
2. 首元の輪を1回だけひねります(8の字に)。
3. ひねって作った輪に左右のマフラーを入れます。
4. 形を整えたら完成!
ポット巻きもマフラーの端が真ん中に収まるので、コートを羽織るときなどにもおすすめです。
「ボリューム巻き(リボン風)」首元を可愛らしい印象に!
難易度:★★★☆☆(普通)
可愛らしくやわらかな印象を与える「ボリューム巻き」は、カジュアルなコーディネートにぴったりな巻き方。マフラーの端が左右に広がるので、リボンのような可愛らしい形に仕上がります。女性はもちろん、男性がボリューム巻きをしても優しい雰囲気になるのでおすすめ!
「ボリューム巻き」の巻き方手順
1. 片方を長く、片方を短く調整して、首に一周巻きます。
2. 短い方のマフラーを上に持ってきて交差させます。
3. 長い方のマフラーで短い方を巻き込むようにしながら、首元の輪に通します。
4. 左右の長さを合わせたら完成です!
「クロス巻き」崩れにくくておしゃれな巻き方!こなれ感アップ
難易度:★★★★☆(やや難しい)
「クロス巻き」も見た目が可愛らしく、カジュアルなコーディネートにぴったりな巻き方です。ほかの巻き方とはすこし手順が異なり、バランスやサイズを調整しやすいのがクロス巻きのポイント。
マフラーを巻いていると徐々に形が崩れてくることがありますよね。クロス巻きは形が崩れたときにもさっと元通りに直せるのも魅力です。
「クロス巻き」の巻き方手順
1. マフラーの真ん中でゆるく止め結びをします。
2. 首元に結び目を当てて、前からマフラーを一周させます。
3. 結び目に左右のマフラーを通します。結び目の中で左右のマフラーを交差させるイメージです。
4. 左右のバランスを見て、形を整えたら完成!
クロス巻きは、上下にマフラーを通していないので、ほかの巻き方と比べると体を動かしても崩れにくいんです。
「可愛い」を引き出すマフラー選びの3大ポイント!
マフラーの巻き方だけでなく、マフラー選びもあなたの「可愛い」を作る重要なポイントです! ここでは、愛され度がグッとアップする、マフラー選びの3大ポイントをご紹介します。
1. 素材で魅せる!ふんわり柔らか素材
ふんわりと柔らかい素材のマフラーは、身に着けるだけで女性らしさを引き立ててくれます。特におすすめなのは、アンゴラやカシミヤ、ファー素材など。見た目にも暖かく、優しい印象を与えてくれるこれらの素材は、冬の「可愛い」を演出するのにぴったりです。肌触りも良く、ずっと触れていたい気持ちにさせてくれます◎。
2. 色で遊ぶ!顔色を明るく見せるカラーで印象アップ
顔周りに持ってくるマフラーは、色選びも重要です。顔色が明るく見えるパステルカラーや白色のマフラーは、肌をきれいに見せ、優しい雰囲気を演出してくれます。また、コーディネートの差し色になるビビッドカラーのマフラーは、一気に華やかさとおしゃれ度をアップさせてくれます。その日の気分や、ファッションに合わせて、色々なカラーに挑戦してみましょう!
3. 柄で個性をプラス!定番からトレンドまで、あなたらしさを表現
定番のチェック柄は、どんなコーディネートにも合わせやすく、一つ持っておくと便利です。よりこなれ感を出したいなら、アニマル柄や大判の幾何学模様などに挑戦してみるのもおすすめ。その日の気分や、なりたい雰囲気に合わせて、あなたらしい柄を選び、個性をプラスしましょう!
【応用編】いつもの巻き方にプラスワン!マフラーの簡単アレンジ術
ここからは、基本の巻き方にプラスワンするだけで、周囲と差がつく、とっておきの簡単アレンジテクニックをご紹介します。
1. ブローチやピンで、ワンランク上の華やかさを
シンプルな巻き方も、ブローチやピンをプラスするだけで、一気に華やかさがアップ! その日のコーディネートや気分に合わせて、お気に入りのアクセサリーをワンポイントに添えてみましょう。大きめのモチーフを選べば、存在感も抜群。留め方に工夫するのもおすすめです。例えば、マフラーの端を少しずらして留めればアシンメトリーなスタイルに、真ん中で留めればクラシカルな雰囲気に仕上がります。
2. 巻き始めの位置を変えて、こなれ感を演出
いつも同じ位置から巻いていませんか? 実は、巻き始めの位置を変えるだけで、印象はガラッと変わります。例えば、左右どちらかを長めに垂らしたり、首の前でクロスさせてから後ろで結んだり…。ちょっとしたアレンジで、「こなれ感」たっぷりの上級者スタイルが完成します。
まとめ|マフラーは巻き方で見た目も機能性も変化する!
今回は可愛く、暖かくマフラーを活用するための巻き方を6パターンご紹介しました。それぞれの巻き方で見た目も機能性も変化するので、その日の気温、コーディネートに合った巻き方をマスターして、あなたらしい秋冬のスタイルを楽しみましょう!
写真・文/滝谷遥
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