今年も梅雨がやってきました。この時期のお洗濯は外干しせずに、部屋干しにすることも多いもの。そうすると気になるのが、洗濯物の「生乾き臭」では?とくに乾きにくい大物の代表格、バスタオルの生乾き臭は何とかしたいですよね。
もっと読む⇒⇒たまりがちな保冷剤、捨てちゃダメ!まさかの使い道があるんです♡オススメ活用術4つ
そもそも「生乾き臭」の原因って?
そもそも、「生乾き臭」の原因は、洗濯の時に落としきれなかったわずかな「汚れ」と「菌」。洗濯物がきちんと乾かず湿った状態が続くことで、菌が増殖し臭いが発生しやすくなります。
なので、菌の餌となる汚れをしっかり落とし、菌の増殖を抑える(早く乾かす)ことで生乾き臭を抑えることができるのです。
そこで今回、ライオン株式会社のお洗濯マイスター・大貫和泉さんが、バスタオルを早く乾かす洗い方&干し方のコツを伝授!
コツ1 バスタオルは洗濯機の一番下に広げて入れる
まずはバスタオルの汚れをしっかり落とすために、洗濯槽にいれるとき、洗濯機の一番下に「広げて」入れるのがポイントです。
中央をしっかり洗浄するために、バスタオルが丸まったり折り曲がったりしないように、一番下に広げて敷くようなイメージ。
コツ2 洗剤は抗菌効果の高いタイプを使用する
抗菌タイプの洗剤を使うことで、お洗濯のあと、干している間や使用中に菌が増殖するのを防げます。
コツ3 柔軟剤で仕上げる
柔軟剤は「ふんわり仕上がる」「いい香りがする」などの効果が知られていますが、実は「洗濯後にタオルに含まれる水分が少なくなる」という効果も。
特に乾きにくいバスタオルは、柔軟剤未使用よりも8%も水分が減り、乾燥時間が短縮したという結果もあります。
柔軟剤を使うだけで、早く乾かすことにつながるなら、やらない手はないですよね。
さらに、脱水時間を長めに設定するのも効果的です。
コツ4 洗濯が終わったら早く取り出す&振りさばいて干す
洗濯終了後に洗濯物をそのまま放置しておくと、菌が増殖してしまいます。洗濯が終わったら、できるだけ早く干しましょう。
干す前に、取り出したバスタオルをパンパンッと振りさばくことでも、パイルが立ち上がり、早く乾きます。
コツ5 竿やパイプハンガーに干すなら「ずらし干し」を
竿やパイプハンガーなどに干すときは「裾をそろえない」のがポイントです。
洗濯物は上から乾いていくので、下は湿った状態が続きます。そのため、裾をそろえて干すと湿った部分が重なって乾くまでに時間がかかるので、裾はそろえず、ずらして干すのがおすすめです。
コツ6 角ハンガーに干す場合は「蛇腹干し」を
角ハンガーなどの小物干しに干すときは、蛇腹(じゃばら)状に干して風の通り道をつくること。
角ハンガーで、バスタオルと衣類を一緒に干す場合、「外側にバスタオルを蛇腹状に干し、内側に他の衣類を干す」ことが、早く乾かすポイントです。
どれもすぐにできる簡単なコツなので、ぜひ実践してみてくださいね!今年の梅雨は、生乾き臭とはさよならし、快適に過ごしましょう♪
まとめ/暮らしニスタ編集部
取材協力:ライオン株式会社『ソフラン Airis(エアリス)』
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます