こんにちは!家事コツ研究員のSです。夏が近づくと冷蔵庫の中を占拠し始める保冷剤。夏のお弁当用、お料理のおすそ分け用、子どもが熱を出したとき用、やけどしたとき用……など、ぱっと思いつく限りの使用法では3~4つもあればじゅうぶん。そこで今回は、ご家庭で余った保冷剤を有効活用すべく、一風変わった使い道をご提案&検証します。
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その前に…保冷剤の中身って?
袋の中身のほとんどは水分で、小量の高吸収性ポリマーを含ませてジェル状にしています。ジェル状にすることで、水よりも冷たい状態を長時間キープできるというわけ。
昔の古いものには有害な成分が使われていたこともありましたが、現在流通している保冷剤のほとんどは、この高吸収性ポリマーが使用されています。
口に入れても安全な成分ではありますが、水分を大量に吸収する性質があるため、誤飲すると危険です。
中身を出して使用するときは、お子さんやペットが誤って食べたりしないよう、じゅうぶん注意しましょう。
また、古い保冷剤や「有害」と書かれた保冷剤は、中身を出して使用することは控えましょう。
【活用術①】茹でたての食材の粗熱取りに
野菜やそうめんを茹でた後の粗熱を取るときって、けっこうな量の氷が必要ですよね。そこで、凍らせた保冷剤を使用すると便利です。
きちんと洗ってから凍らせれば、お料理にも抵抗なく使えます。
再び凍らせれば再利用もできますし、何かと氷需要の高まるこの季節、冷たいドリンクを飲みたいときに氷が足りない!なんてことも防げます。
茹でたてのそうめん一束に対して凍らせた保冷剤2つを投入したところ、数分で粗熱が取れました。
葉物野菜をぱりっとさせたいときにもどうぞ。