肉詰めは【縦半分に切らないヨ】こう切ると剥がれにくい
簡単!砂抜きの方法
殻付きのあさりは「砂抜き」が面倒…と思いがちですが、実はとても簡単。すぐマスターできるのでご紹介します。
まずボウルに3%食塩水を作ります。500mlの水に大さじ1の塩を溶かしたものが、およそ3%濃度になります。あさりがひたひたにかくれるくらいの量を用意します。
あさりは貝をこすりあわせるように優しく洗い、なるべく重ならないようにザルにひろげます。
あさりをザルごと3%食塩水につけ、冷暗所に置けば作業は完了です。
購入したあさりは2~3時間、潮干狩りで採ったものは一晩砂抜きします。明るいうちは新聞紙やアルミホイルをふんわりかぶせてください。
けっこう大事。あさりの保存方法
あさりを保存する際、一晩なら塩水に漬けた状態で冷暗所で保存できます。
長期で保存する場合は、砂抜き後にそのまま密封できる袋に入れて冷凍することが可能です。料理する際は、解凍せずにそのまま調理します。
1ヶ月程度保存できますが、冷凍中も乾燥がすすみ、身がやせてしまうので、なるべく早く食べ切るようにしましょう。
おすすめ「あさりレシピ」3選!
最後に美味しいあさりレシピを3つご紹介します!
炊飯器であさりのカレーパエリア風
炊飯器にすべての材料を入れるだけの簡単レシピ。調味料はカレールーだけ!なのに、あさりのうま味でおいしく仕上がります。野菜たっぷりですが、炊飯器で柔らかく加熱されて甘くなり、お子さんもパクパク食べてくれますよ。
【材料(4人分)】
あさり(砂ぬきしたもの)…300g
ピーマン…1個
パプリカ…1/2個
玉ねぎ…1/2個
にんじん…1/4個
コーン…大さじ2
カレールー…2皿分
【作り方】
1.あさりとコーン以外、野菜はすべて粗みじん切りにする。
2.研いだ米を炊飯器に入れ、通常よりやや少なめの水を入れる。
3.野菜、カレールー、コーンを加え、最後にあさりをのせて通常通り炊飯する。
4.炊きあがったら、あさりをいったん取り出してから全体を混ぜ、あさりを戻す。
※パプリカは赤・黄パプリカを半量ずつ使うと、彩りがよりきれいになります。
あさりとブロッコリーの味噌炒め
あさりもブロッコリーも同時に火を通し、あっという間に完成します。あさりの出汁がからんだブロッコリーは最高に美味しいです!味付けは、お子さんに人気の甘みそ味にしました。
【材料(2人分)】
あさり(砂抜きしたもの)…100g
ブロッコリー…100g
にんにく(薄切り)…1/2カケ
酒…小さじ1
(A)
みそ…小さじ2
みりん…小さじ4
オリーブオイル…小さじ1
1.ブロッコリーは小房に分ける。Aの調味料を混ぜ合わせておく。
2.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火をつけ、香りが出たら、1とあさり、酒を加え蓋をする。
3.あさりの口が開いたらAを加えからめる。
あさりと春野菜のミルクスープ
甘くて柔らかい春野菜と一緒に具だくさんスープにします。クラムチャウダーよりも手軽で、さらりとして食べやすいです。
【材料(2人分)】
あさり(砂抜きしたもの)…180g
春キャベツ…100g
ベーコン…40g
にんじん…1/4本
スナップエンドウ…4本
コーン…大さじ2
水…200ml
牛乳…200ml
コンソメ…1個
サラダ油…小さじ1
1. ベーコンは1cm幅、キャベツは15mm角、にんじんは15mm角の薄切りにする。スナップエンドウは筋を取ってさっと茹で、半分に切る。
2.小鍋にサラダ油をひき、ベーコンとにんじんを炒める。水とコンソメを加え柔らかくなるまで煮る。
3.キャベツとコーンを入れ、あさりを乗せて蓋をして、あさりの口が開くまで加熱する。
4.あさりだけ取り出し、殻から身をはずす。
5.鍋に牛乳とスナップエンドウを入れ、沸騰直前まで温め、あさりの身を戻す。
※スプーンで食べやすいように殻から身を外すレシピにしていますが、工程4はナシでも大丈夫です。
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この時期に最もおいしくなる旬のあさり。時間があるときに砂抜きして冷凍保存しておくと、食べたいときにいつでも料理できるのでおすすめです。ぜひ楽しんでくださいね!
>文・レシピ/玉田悦子
▶3児の母。キッズ食育トレーナー。食育活動に従事し、子供のための食育スクール「青空キッチン」を開講。企業へのレシピ提供、コラム執筆、料理教室等で活躍。
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