こんにちは。家事コツ研究員のSです。
みなさんのお手元にあるハサミ、切れにくくなっていませんか?
知らず知らずの間に、ハサミの刃がベタついていたり、滑りが悪くなっていたり。いざ使おうとすると、ハサミの切れ味が悪くて思うように作業がはかどらないことも。
そこで、ハサミの切れ味の戻し方をいろいろ調べ、その中から簡単なものを6通り試してみました。
実際に試してわかった、おすすめのハサミ復活方法とは?
ハサミの切れ味復活法6パターン
文房具の入った引き出しや子どもの机の中から見つけたハサミ。どれもベタ付いていたり、滑りが悪くて、サクッと切れるハサミは一つもありません。
ハサミの切れ味を復活する方法を調べてみると、以下のものがありました。
①消しゴムでこする
②アルコールを含ませたティッシュで拭く
③ハンドクリームを塗る
④アルミホイルを丸めて切る
⑤紙やすりで研ぐ
⑥ドライバーを切る
①②③は刃に着いたべたつきを取る方法、④⑤⑥は切れ味をよくする方法のようです。
さっそく試してみることにします!
①消しゴムでこする
ハサミの刃についたべたつきは、ノリやセロファンテープ、粘着テープなど。消しゴムでこすることで、くっついているべたつきを絡め取ってくれます。
実際にやってみると、消しゴムのかすと共に粘着汚れがスルスルと取れて、気持ちいい!なんでもっと早くやらなかったのか・・・と思いました。
べたつきがなくなると切れ味も復活!
②アルコールを含ませたティッシュで拭く
最近はどの家庭にもあるアルコール消毒液。ティッシュに含ませてハサミを拭いてみました。
ハサミの汚れは手などの脂が多いのか、刃以上に持ち手の部分の汚れが落ちてキレイに。
持ち手もベタ付いていたようで、拭いた後には全体がスッキリしました。
切れ味は消しゴムほどではないものの、べたつきがなくなりやや改善した気がします。
③ハンドクリームを塗る
3つ目の方法が「ハンドクリーム」。ハサミの切れ味とやや遠い気がしますが、やってみました。
ハサミの刃にハンドクリームを塗り、ティッシュですり込みながら拭いてみると、ハサミの刃の汚れ自体は落ちませんが、べたつきが取れて全体的にしっとり。
試しに紙を切ってみると、ハサミの刃の滑りがよくなって切れ味が復活!これは思ったよりもよい感じです!
④アルミホイルを丸めて切る
次に試したのはアルミホイルです。普通のアルミホイルをぐしゃっと丸めて、それをハサミでガシガシと切っていきます。ハサミの刃がアルミホイルとこすれて、切れ味が復活するそうです。
アルミホイルを切った後に紙を切ると、確かにすっとハサミが入りました。身近なアルミホイルを使うので、手軽にできるのもGOODです。
⑤紙やすりで研ぐ
ハサミは2つの刃が重なって切れる文具なので、紙やすりはその刃を研ぐアイテムとして理に適っていそうです。ハサミの刃が傷つかないよう、細かい目の紙やすりで試してみました。
紙やすりで研ぐと、ハサミの刃がキラッと光るほどキレイになりました。
紙を切ると、サクッとよい切れ味!間違いなく切れるようになりましたが、家に紙やすりがない場合、わざわざ買いに行くのは面倒です・・・。
⑥ドライバーを切る
「ドライバーを切る」といっても本当に切れるわけではなく、ハサミの刃の切れ味を戻すために金属とこすらせるというイメージです。
試しに自宅にあるプラスドライバーの棒の部分をハサミでガシガシと切ってみました。(塗装がしてあるドライバーなどは傷つくのでご注意ください)
ハサミの切れ味は、多少は戻った気もしましたが、そこまでビックリするほどの変化はありませんでした。
【結論】ハサミの切れ味は、「消しゴム」→「ハンドクリーム」→「アルミホイル」をすべて試したら最強!
試してみた6つの方法で、感触がよかったのは「消しゴムでこする」「ハンドクリームを塗る」「アルミホイルを丸めて切る」「紙やすりで研ぐ」の4つの方法でした。このうち紙やすりは自宅にない家もあるので、ややハードルがありそうです。
消しゴムとハンドクリームはベタつきを取る方法、アルミホイルは切れ味をよくする方法なので、我が家では、3つの合わせ技で試してみました。
【STEP1】消しゴムでこすってべたつきを取る
【STEP2】ハンドクリームを塗って滑りをよくする
【STEP3】アルミホイルを丸めて切って刃を研ぐ
の順番で行ってみたら、ベタベタはさみが、買ったばかりの頃の切れ味に復活しました!
これ、最強!
普段使うハサミの切れ味がよいと、手紙の封を開けたり、割引クーポンを切ったり、段ボールをまとめる際のビニールテープを切ったりと、何げない作業がはかどります。
「ハサミが切れない!」とイラッとしたなら、一度試してみてくださいね。
文・写真/稲垣幸子
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