「チームラボ」といえば、有名なのがお台場に2018年に開館した「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」。
いわゆる「映える」写真が撮れるとあって瞬く間にSNSで拡散され、開館1年で世界160カ国以上の国と地域から約230万人が来館。東京の大人気スポットとなりました。
以降も日本国内外で数々の体感型アート展を開催しています。
そんな「チームラボ」が、これまでにない新たな展覧会を3月22日(月)にオープン!
サウナ×アート「TikTokチームラボリコネクト」
「TikTokチームラボリコネクト」は、高級な場所でアートを見るのではなく、鑑賞する人が最高級な状態になってアートを体験することをコンセプトとした、チームラボによるアートとサウナの新しい展覧会。
▲アート浴エリアにある展示アート「降り注ぐ雨の中で増殖する無量の生命」
今、日本は空前のサウナブーム!
愛好者は自らを”サウナー”と呼び、そんなサウナ-は今、日本に約650万人もいるのだとか。
サウナがこれほど人気となった理由が、サウナ後のなんともいえない爽快さ。
熱いサウナで汗をかき、その後に冷水で身体を冷やすと、身体は内側からじんわり温かさが広がるような非常にリラックスした状態になります。
でも、脳は交感神経が刺激されたままで覚醒状態。
この、身体はゆるーっとリラックスしているのに、頭は冴えわたった状態を、サウナ愛好者は「ととのう」と表現します。
この感覚がクセになるのだそう。
▼先出アート作品「降り注ぐ雨の中で増殖する無量の生命」の別シーン
話は戻りますが、この展覧会は、サウナに入ることではなく、あくまでアートを観ることが目的です。
サウナで「ととのう」ことにより、自分自身をアート鑑賞のための最高級な状態に高めた上で、アートを体感することができます。
筆者も体験してみましたが、サウナに入る前と出た後では、同じアートでも感じ方が全く違っていて驚きました。
サウナ後だと、色彩がより強く感じられましたし、大げさに言えば宇宙との繋がりも感じているかのような浮遊感ある状態で鑑賞することができました。感覚が研ぎ澄まされるというのはまさにこういうことを言うのでしょう。
▼アート浴エリアにある展示アート「空中浮揚」
ふだんアートが退屈と感じる方でも、サウナの後では、チームラボの連続性のあるビジュアルアートにどんどん引き込まれて、ずっと観ていたくなるはずです。
これはもう百聞は一見にしかず!
これからの東京の新名所になるのは間違いなし。
お友達同士やご夫婦で、極上のリラクゼーションを体験してみてください!
▼男女別の更衣室で水着や館内着(無料貸し出し有り)に着替えてサウナエリアに移動すると、薄暗い通路を照らすのは人の動きに呼応して光を放つランプ。
▼シャワー室の様子。このまばゆい光に包まれながら、冷水シャワーで身体を冷やします。
▼サウナは7種類。それぞれにテーマカラーがあり、温度や湿度、アロマが異なります。おすすめがほうじ茶アロマのサウナ。温度も80度とやや低めなので、ゆったりと香ばしいアロマを感じることができます。写真のようにパネルからそれぞれの特徴をチェックして入ることができます。
▼こちらもシャワー室。円相を通りぬけてシャワーを浴びます。
▼アート浴エリアにある展示アート「生命は結晶化した儚い光」
チームラボ&TikTok,チームラボリコネクト:アートとサウナ六本木
3月22日~8月31日まで開催予定。
10時~23時(最終入館21時30分)
3.22(月) - 4.23(金)の平日は12時〜23時 (最終入館 21:30)
休館は不定休。
料金は平日/4800円 土日祝・特定日5800円
https://reconnect.teamlab.art/jp
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