コロナ禍が続く中で、新たに社会の課題として浮き上がってきているのが、メンタルヘルスの不調。慣れないテレワークの疲労や外出がしづらく人に会えない孤独感などから、ストレスを抱える人が増えてきています。
そんな疲れや寂しさを抱える人たちの心に寄り添い、Well-being(ウェルビーイング※)に導こう…と開発されたのが、アプリ「Feelyou」です。
※身体的・精神的・社会的に健康な状態であること
「感情日記」で気持ちを整理できる『Feelyou』
メンタルヘルスケアの手法の1つである「感情日記(Mood tracking)」。自分の感情を記録して客観的に認識することで、内省を促し、コンディションを健やかなものに導く手法として知られています。
「Feelyou」は「感情日記」をスマホで手軽に記録できるアプリ。「調子はどう?」と語りかけてくる画面をタップして、自分の感情状態を投稿することができます。
入力した感情の履歴は、アプリ上のグラフ、カレンダーなどで可視化されるので、そこから、「今の自分はネガティブになりがちだな」「すぐ悲しくなるから、心が弱ってるのかも」など、自分の心の動きを把握することが可能。そして、感情を認識することで、気持ちの持ち方や行動を整えていくことができます。
共感のコミュニケーションで心をケアしていく
「Feelyou」のもう一つの特徴は、記録した感情を他のユーザーと共有できるSNS機能を兼ね備えていること。
アプリの中では、共感した投稿に「Feelyou(分かるよ)」のリアクションを伝えることができます。これにより、自分の気持ちへの共感が得られたり、逆に自分が誰かの思いに寄り添えたり…というコミュニケーションを実現。誰かにわかってもらえる、理解し合える…という安心感を覚えながら心をケアしていくことができます。
感情を一人で抱えこまず、ときには誰かと共有しよう
2020年夏にスタートし、すでに世界100ヵ国にまで広がっているという「Feelyou」。さらにはGoogle Play ベストオブ 2020「隠れた名作部門」大賞を受賞したばかり。こちらを使うことで、「メンタルコンディションが良くなった」という人も実際増えているのだとか。
悩みというのは不思議なもので、心の外に出したり誰かに知ってもらえたりするだけで軽くなるときがあります。コロナ禍が続く中で不安やストレスや感じることが増えた…という人は、一人で抱え込まずに、ときには誰かと感情を共有できる「Feelyou」のようなツールに頼ってみてはどうでしょうか。
今、この瞬間の感情を吐き出したら、誰かがそれを受けとめてくれて楽になれた…そんなときがきっとあるはずです。
「Feelyou」
iOS版ダウンロードページ: https://apps.apple.com/app/id1514725915
Android版ダウンロードページ:
https://play.google.com/store/apps/details?id=life.bajji.feelyou.prd
公式サイト: https://feelyou.app/ja
フリーライター。エンタメやオタク系コンテンツを中心に仕事をしていますが、文房具や100均・300均アイテムも大好きです。
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