【2014-12-24の記事です】
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先週末の3日間(2014年12月12日~14日)、星野リゾート様とJAL様にお招きをいただき、「星野リゾート トマム」のプレスツアーに参加してきました。貴重な数々の体験をお伝えしたく、3回に渡ってレポートします。
2日目
この映画のワンシーンのような林を見守りながら、朝食をレストラン「hal」で済ませ…。
お貸し出しいただいたスキーウェアを身にまとって、いざゲレンデへ。スキーウェアを着てみて思ったのは、軽い・暖かい・デザインもキュートなんですね最近は!ということ。
スキーウェア=蛍光色で肩幅しっかりウェスト高め…と思っていたのですが(どういうわけか、私のスキーのイメージがバブル期で固定されています)、貸出してくださったウェアはどの人のも本当にオシャレ。
(芸能人のブログみたいだけれど、ホテルの部屋で撮ってみました。帽子は私物です)
星野リゾート トマムのレンタルギア紹介ページ→https://www.snowtomamu.jp/winter/ski/rental/
さて、雪上車に乗るという貴重な経験をしたのちに向かったのはゲレンデ。
高速リフト「パウダーエキスプレス」完成披露セレモニーに参加したのでした。その前には、チョッカリ大魔神(左の黒いかた)と森の妖精・ニポの寸劇(?)が。
ポカポカ!けんか?
和解。よかった。
この2人は、初心者やお子様のスキー、ゲレンデデビューや雪あそびを応援してくれる、トマムのオリジナルキャラクターです。
さまざまなプログラムが展開されていますが、この2人とストーリーに合わせてアドベンチャーに出るようなプログラムはお子様がとても喜びそうですね。
詳細は、https://www.snowtomamu.jp/winter/activity/
をご参照ください。
と、そうこうしていると、セレモニーが。
なんでも、このパウダーエキスプレスは、付け替え前のシングルチェアリフトと比べると秒速2m→4mと、倍速のスピードを実現!輸送能力に至っては、360人→1200人/1時間と約3倍に。
そしてこのリフト1本で、トマム山の最も眺望のいいコース、パウダースキー&ランディングに適したエリアすべてにアクセスできるのだそうです。美味しいエリアを効率よく、ガンガン楽しめるというわけです。
…と、さもウィンタースポーツができる体で書いている沼野ですが、正直に告白します、ウィンタースポーツはさっぱりです(みかんが美味しい、非常に温暖な地域で生まれ育ったため)。
それでも、こうやってゲレンデに来て思ったのは、とにかく今まで私が「雪」だと思っていたものは、「湿雪(しっせつ、文字通り水分を多く含んだ雪)」だったということ。
でも、トマムにきて「乾雪とは、パウダースノーとは」を体感出来ました。砂のようにサラサラで、積もったらふかふか。歩くと小気味よく「きゅっきゅ」という音がする…。とっても気持ちがいいんです。
ウィンタースポーツ目線でいうと、パウダースノーは水分が少なく軽いため、深い雪の滑走面でもスキー板の抵抗が少なくて滑りやすく、爽快な滑りが出来ると言われているのも納得です。
※もちろん湿雪がよくない、というわけではなく、湿雪であれば丸めやすく雪合戦や雪だるまが作りやすい、というメリットもありますよ!
いったんリゾートセンターという場所に戻って、スキー場と言えばのカレーを。
おいしくなければ返金するという強気の「美味しさ保証付きカレー」。フルーティな甘さと酸味とカレースパイスのハーモニーがおいしくて、オシャレな味でした。
そして、温まったところでゴンドラに乗って「雲海ゴンドラツアー」。5月~10月半ばまでの早朝、運が良ければ(確率でいうと49%らしい)巡り会えるという、文字通り雲の海、雲海を見られるテラスです。
https://www.snowtomamu.jp/summer/unkai/
冬では当然雲海は見られず…。なのですが、冬には冬のお楽しみが。
1つは、スキーやスノボーのコースのスタート地点に。そして、私のようにスキースノボができない人に朗報、樹氷を見られるのです!
枝々が白く凍てついて…本当に幻想的です。
日が落ちたら、今度は「アイスビレッジ」へ。
-20度のトマムの冬の夜にだけ現れる氷の街。アイスリンクあり、スノーパーク(氷の滑り台や氷の遊具)あり、雑貨屋、カフェ、学校、バー、教会…etc.本当に街なのです。
中でも暮らしニスタさんがお好きそう?と思うのは雑貨屋さん。ディスプレーのドレッサーやキッチンまでも氷でできています。
販売されているのは、北海道で活動するアーティストのかたの作品を中心に、寒さ、自然、環境をテーマにしたアイテムが。
自然ならではの漆黒でビロードのような夜空だからこそ、氷の冷たい光が幻想的に映えて…。冬と、自然と、このトマムの寒さがもたらしてくれる非日常空間です。
「寒い」というと「ならば家でじっとしていよう」という私ですが、寒いならとことん寒い場所で、その寒さだけが見せてくれる世界に酔いしれる、というのも旅ならではだと思いました。
そして、氷の世界で冷えた体にはお風呂でしょう! と、「木林の湯」へ。露天になっていて、雪原を星空に包まれてお湯につかっている気分。
この露天風呂は波の出るプール「ミナミナビーチ」内にあって、ゲレンデで冷えきった体を波と戯れつつ温めるもよし、しっぽり露天風呂で温めるのもよし(もちろん両方でもステキ)となっています。
そんなこんなで大充実の2日目の夜も更けていきました。
次回はいよいよ最終回。皆様メリークリスマス!!
暮らしニスタ編集部/沼野直子※写真は沼野デジカメと星野リゾート様からいただいたものをMIXしてお届けしています。
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