コラム

ママ友コミュニケーション「言いたいけど言わないガマン」とは？

更新日：2017.10.28

幼稚園や小学校などで子ども同士のコミュニケーションが密になれば、必然的にママ同士のコミュニケーションも多くなっていくものです。なるべく穏便に済ませたいけれど、所詮は子ども同士のオマケの付き合い。本当はあまりお金も時間も労力も裂きたくない…、そう思っている女性も多いのではないでしょうか。
今日はそんなママ達が“言いたいけど言わない本音”をご紹介します。

ママ友とのお茶にはみんなホントは出たくない？

一番多かったママ友同士のお茶やランチについての声。たとえ専業主婦だったとしても、頻繁に長時間拘束されるのは、本音ではうんざりしているのかもしれません。

・「お茶は楽しいのですが、１回行くと長時間になりすぎて困ります。本当は長くても30分くらいでササッと終わって欲しいけど、一人だけ抜けるのも言いにくく、つい最後まで参加しています」（33歳／専業主婦）
・「お茶は、本音を言うとファミレスとかドトールで済ませてほしいです。ランチ１回1000円も、出すのが正直おしいときもあります」（35歳／専業主婦）
・「ウチはちょっと郊外なので、お茶よりも誰かの家に集まるときがたまにあります。手みやげを用意するのもかったるいし、あと持ち回り制みたいな雰囲気があり、自分の家に来られるのはちょっと…」（32歳／会社員主婦）

ママ友同士のお茶会にも、実は色々な本音が隠されているのですね。

デリケートなネタは避けたいのが本音

ママ友の実質的な付き合いは「忙しい」で切り抜けたとしても、同じ子どもを持つ者同士、敏感になるから避けたい話題もあるようです。続いてはそんなママ達が本当はあまり話したくない＆やりたくない事についての声を紹介します。

・「最近政治の話題が度々あがるのですが、どっち派みたいな話になるのは困ります。正直あまり知識もないし…」（35歳／専業主婦）
・「子どもの髪切りやお出かけなどの話題のときに、『今度いっしょにぜひ～』って言われるのが地味にプレッシャーです。その場で『ぜひ～』って言ってしまう自分もダメなんですが」(32歳／会社員・主婦）
・「習い事とかの話は場合によっては敏感になります。『え、行かせてないの？』と思うのも思われるのも嫌なので、しっかり話すときは人を選ぶ話題です」（36歳／休職中・主婦）

外から見ると平和そうに見えるママ友関係ですが、“ママ”という肩書きを抜いたら女同士。やっぱり色々気を使う部分はあるようです。
ちなみに知人の正社員ママは、とくにまだ問題がないそうで。理由を聞くと、「問題に巻き込まれるほどコミュニケーションを取れる時間がないから」と笑っていました。彼女の地域は正社員ママが多いらしく、みんなあくせくしていてお茶会もままならないんだとか。

ママ同士仲がよい方がいいのか、別に関係ないのか、それは子どもの性格や関わり方次第かもしれませんが、子育てに正解がないぶん、ママ友関係の悩みはまだまだ尽きなさそうですね。

＜プロフィール＞
おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト／イラストレーター
10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなど人気商売に身を投じ、のべ１万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆中。

写真© pathdoc - Fotolia.com

Profileおおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト／イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなどの商売に身を投じ、のべ１万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆。

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