話しかけるだけでお天気を教えてくれたり、対応家電を操作してくれたりする「スマートスピーカー」。AI(人工知能)などを搭載していて、人が普段通りに話す言葉を認識して、指示されたタスクをこなしてくれたりします。
人が話しかけるほど、AIが学習をしていくので、どんどん使い勝手がよくなっていくのだそう。
あると便利そうだな、導入してもいいかもと思っているうちに、画面付きのタイプが続々登場してきました。
実際のところ、「スマートスピーカー」があることで何がどう変わるの?興味津々で、いきなりディスプレイつきの最新タイプを使ってみることに。その様子をレポートします。
コンパクトだけど画面が見やすい絶妙なサイズ感
今回、編集Mがお試ししたのは、「Google Nest Hub」 。 7インチのディスプレイはスマホより1.5回りくらい大きいサイズ感で、キッチンに置くのにもじゃまにならないのが◎。なおかつ、画像がしっかり見えるからストレスがありません。
W178.5×H118×D67.3mm、重量は480g。画像提供:Google
使い始めのセットアップは、まず Google Play ストアや Apple App Store からスマホに「Google Home アプリ」 をダウンロードします。音声ガイダンスに従って操作していくと、数ステップで完了。あとは「Google Nest Hub」にしてほしいことを、「OK Google, 明日6時に起こして」「OK Google, 90年代のヒット曲をかけて」などと話しかけるだけ。
声だけで操作でき、音声で料理をサポートしてくれる
調理中は両手がふさがっていたり汚れていたりすることが多いから、話しかけるだけで指示に応えてくれるスマートディスプレイは頼もしい存在。
実際に試してみたら、想像以上に使える!と実感しましたよ。
「OK Google, 暮らし二スタでパスタのレシピを見せて」
「OK Google, 材料を教えて」
「OK Google, 料理を始めて」
「Google Nest Hub」にこんなふうに、話しかけると画面が切り替わり、表示されている材料や作り方を音声で読み上げてくれるんです。同時にテキストでも確認でき、作業中の工程がどこなのかを見失う心配もありません。
これなら、包丁で食材を切っていても、揚げ物をしている最中でも、作業を中断する必要がないから、スムーズに料理を仕上げられますね。時短クッキングにも貢献してくれそうです。
操作しないときはフォトフレームにしておくと楽しい
使用していないときのディスプレイのホーム画面に表示させるものに「Google フォト」 を指定しておくと、「Google フォト」に保存されている写真が自動的に表示されます。
ディスプレイを指で画面にタッチして左右にスワイプすれば別の写真を表示させることもできます。
ホーム画面を時計にしておいてもいいですね。
暇つぶしの相手にもなってくれます♪
小学生の息子がハマったのが「Google Nest Hub」にダジャレを言わせること。
む「OK Google, ダジャレを言って」G「はい。ではいきますね。電話に誰もでんわ」 む「OK Google, もう一つダジャレを言って」 G「こんなのはお好きでしょうか? 廊下で踊ろうか」
かなりオーソドックスなダジャレでしたが、どのくらいレパートリーがあるのか気になるところです。
もちろん動画や音楽の再生も大得意
動画はYouTubeのほか、HuluやU-NEXTなど対応のサービスから検索して再生できます。映画やドラマをじっくり見るのにはやや画面が小さいかもしれません。
Google Play Musicのほか、うたパス、YouTube Musicなどの音楽サービスも利用できます。ディスプレイ上に再生中の曲名やジャケットなどが表示されるのもディスプレイつきならではのポイントですね。
ほかにも自分のライフスタイルに合わせて、「Google Nest Hub」の使い方はいろいろ。使えば使うほど便利になっていくのでどんどん愛着が湧いていきそうです。
●Google Nest Hub 詳しい情報は製品サイトでチェックしてみてくださいね。https://store.google.com/jp/product/google_nest_hub
取材・文/暮らし二スタ編集部
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